法務大臣と入管庁は、長期・無期限収容、ハンスト無視、恣意的収容をやめろ! | 草莽崛起~阿蘇地☆曳人(あそち☆えいと)のブログ

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自虐史観を乗り越えて、「日本」のソ連化を阻止しよう!

 いま、全国の外国人収容所で、長期化する収容に対する命がけの抵抗が起きています。私たちは、出入国在留管理庁に、次の項目をもとめます。

  1.  無期限・長期収容をやめてください。
  2.  人権の原則に照らし、各人の生存のための必要に応じて、速やかに仮放免を与えてください。
  3.  とくに6か月以上収容された長期被収容者を直ちに仮放免してください。
  4.  送還の見通しの立たない人や、難民のように送還してはならない人を収容することは、入管法の趣旨にも反しますから直ちにやめてください。収容を、日本を出国させるための装置として用いることをやめてください。それは違法であり拷問です。
  5.  法律の恣意的な運用をやめてください。収容する時も、仮放免の許可を出さない時も、次回の仮放免期間あるいは仮放免申請時に参考にすることができる一貫した理由を、個別ケースに応じて明らかにしてください。

状況の説明

 現在、日本各地の入管収容所で、被収容者による大規模なハンガーストライキが行われています。ハンガーストライキは、私たちとともに働き、生活している、在留資格を得られない外国人が、国家の不当な扱いと社会の無視に抗議する命がけの最後の手段です。日本の入管収容所には現在、およそ1300人の外国籍の方が無期限で収容されています(2018731日時点の確認情報で1309人)。

 

2019725日時点で #FREEUSHIKU が確認した範囲では、牛久にある東日本入国管理センターで約100人、品川にある東京入管で約10人、大村入国管理センターで約20人、名古屋入管では12人がハンストに参加しており、今日も基本的に続いています。

 

 このハンガーストライキは、20195月から広がり始まりました。4月に新しい出入国管理および難民認定法が施行された直後でした。国会は、外国人労働者の増加を確実にするために、出入国管理及び難民認定法を201812月に改定し、20194月に施行しましたが、被収容者や家族の人権状況は何ら改善しませんでした。改正入管法が状況を改善しないことが分かり、被収容者の人たちは最後の手段としてのハンガーストライキを次々に始めました。

 

 被収容者の人々は、長期収容とされる6カ月どころではなく、1年以上収容されつづける人も急増している収容に抗議し、人間としての自由と尊厳を求めています。三年以上収容されている人も珍しくはありません。仮放免されても、就労許可や健康保険はありません。本年7月には、長崎県の大村収容所で、3年7ヶ月も収容されていたナイジェリア人男性が死亡しています。記録のある2007年以来、収容所で亡くなった15人目の死者でした。

 

#FREEUSHIKU からのメッセージ

 日本の社会で、ただ息をするためだけに、命を賭けなければならない状況に追いやられている人達がいます。被収容者や仮放免者と、その家族に対する拷問的措置を、私たちが無視していないこと、許さないことを、日本政府の収容政策の責任者に伝えませんか。

 

 収容所で自由と正義をもとめている人たちを、その家族や友人を、孤立させないでください。これは入管庁だけの問題でも、法務省だけの問題でもなく、日本社会の問題であり、今日の人間社会の問題です。私たち#FREEUSHIKUは、収容に依存しない社会をもとめています。まず、人を死に追いやる収容行政を直ちに改革すべきと考えています。

 

 日本の入管行政によって、再び誰かが死に追いやられる前に、残虐な制度に晒されている人々の声に真剣に耳を傾けましょう。様々なルーツや背景を持つ人々が残虐な制度に依存することなくともに生きる社会を作るために、現在の収容行政に同意していない私たち一人一人の声を届けましょう。

 

 

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