輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。
そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた。
なぜこの7人が、なぜこの場所に。
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。
中学3年生の娘がオススメしてくれた小説。
途中から、読むのを止められない・・・。
娘が絶賛するのもわかる。面白い小説だった!
読んでいる時は、「アキが実はキーマンでは?」とか「オオカミさまは、喜多嶋先生なんじゃない?」など・・・推理していたが、どれもいい意味で外れていた・・・
娘は、読後どんな感想を持ったのだろうか?
ただ、面白いエンターテインメントだった・・・ぐらいの感想なのだろうか?
自分は親だからなのか?
こころの母親や喜多嶋先生に入れ込んでしまうし、自分の子ども達が、7人のように学校に行けなくなったとき、どんな言葉をかけて、どのように接するのだろうか?と考えてしまう・・・。