2019年08月17日 08:00

テキトーに1本 7

anna
 え〜、世の中には先週の土曜日から明日の日曜日まで休み、なんていう人もそこそこ居るのかもしれませんが、オジサンはそんな連休は取ったことがありません。ま〜、あと何年かして年金生活者になれば、毎日お休みで退屈してしまうのかも知れませんが。

さて、今日紹介する作品は1969年に作られたイギリス映画で、「悪魔のような恋人」(紹介はコチラ)という作品です。「ロリータ」でお馴染みのウラジミール・ナボコフの小説「欲望」を映画化した作品で、ジャン・リュック・ゴダールの元妻アンナ・カリーナや、女流監督アニエス・ヴァルダの大傑作「幸福」に主演したジャン・クロード・ドルオーが出演しており、監督も「トム・ジョーンズの華麗な冒険」、「長距離ランラーの孤独」、「蜜の味」、「マドモワゼル」といった秀作でお馴染みのトニー・リチャードソンですので、まずもってA級作品であろうことが想像されます。
お話の内容はというと、小悪魔のような魅力を持った映画館の案内嬢(アンナ・カリーナ)に夢中になり、やがて家庭が崩壊し自らも破滅していく裕福な画商の中年男の姿を描いています。思えばマドモワゼル」にしても本作にしても、ある意味イギリス映画らしいシニカルさに満ちているように感じます。オジサンはアンナ・カリーナが好きですが、この役に関してはもっと別の女優さんの方が良かったのではと思います。


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