2020年07月04日 08:00

愛しのSF映画 179

roller
 え〜、昨日はサイレント期の傑作を紹介しましたが、CGによってどんな映像でも作り出せる現在の映画とは比較にはならないものの、偉大なる先人たちのアイディアや努力によって映画における表現が発展してきたことは紛れもない事実ではあります。

さて、今日紹介する作品は1975年に製作された、「ローラーボール」(紹介はコチラ)という作品です。若い方は知らないと思いますが、70年代前半に日本でも人気のあったスポーツ、「ローラーゲーム」(土居まさるさんが実況してましたね)を題材にした近未来SFで、ジェームズ・カーン、モード・アダムス、ラルフ・リチャードソン、ジョン・ハウスマン」といった有名どころが出演、そして監督もアカデミー作品賞を獲った「夜の大捜査線」や、「屋根の上のバイオリン弾き」、「華麗なる賭け」といった秀作でお馴染みのノーマン・ジュイスンとA級作品として企画されたことがうかがえます。
お話はというと、西暦2018年、高度に管理化された近未来の社会の中で、人々の闘争心のはけ口は過激なスポーツ「ローラーボール」でだった。そのローラーボールのスター選手である男は、やがて管理化された社会に疑問を感じ始める・・・、といった感じです。
ついでながら、70年代に人気のあったローラーゲームを題材にした映画としては、ラクエル・ウェルチが主演した「カンサスシティの爆弾娘」なんてのもありましたね。




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