2020年07月08日 08:00

愛しのSF映画(日本編)1

LZZERO
 え〜、新しいシリーズについてどうしようか迷っていたんですが、資料本を見たら日本のSF映画も載っていたんで、とりあえず安易にSF映画の日本編シリーズを始めることにしました。とはいえ、日本映画の映像がどれくらいyoutubeにUPされているかは未知数ですので、あっという間に終了する可能性もあります。

さて、記念すべき第一回作品は東宝の1969年作品で「緯度0大作戦」(紹介はコチラ)という作品です。この時期に何本か作られた日米合作のSF物で、日本側は宝田明、岡田眞澄(外人役ですが)、平田昭彦、アメリカ側は何でも出ちゃうジョセフ・コットン、さらにはシーザー・ロメロといった有名どころが顔を揃えています。特撮は円谷英二、音楽は伊福部昭、監督は本多猪四郎と、「ゴジラ」の関係者といういか、東宝の特撮物の顔ぶれが揃っています。
お話はというと、ネモ船長物もどきのもので、ブラッド・ロック島に基地を持つ悪の天才マリクと油田探査の途中、彼に助けられた学者と記者とのすったもんだの戦いが描かれていますが、空飛ぶ潜水艦とか羽のあるライオン、巨大ネズミ、人間コーモリなんていう見世物が登場します。
ま〜、普通に楽しめるようでそうでもない作品だと言えるでしょうか。


コメント一覧

1. Posted by おじさんファン   2020年07月08日 17:44
アメリカ側のドン・シャープ・プロが倒産して撮影が一時中断したり、アメリカ側のキャストが契約不履行だから帰国するとか言い出したり、トラブルの多い作品だった様です。怪獣の着ぐるみの出来は良くないし、いつもの東宝特撮映画と雰囲気も違うし、私はあまり面白いとは思いませんでした。特撮は所々にすごいシーンがあったりはしましたが。日本側のキャストは英語が話せるからと選ばれたそうで、台詞は全て英語で撮影したそうです。
2. Posted by wakuwaku1776   2020年07月08日 23:13
この作品、日米合作にする必要性を感じないんですが・・・
商売上の理由でそうなったのかも知れませんが、いっそ東宝単独で作った方が良かったんでしょうね。東宝の特撮物は昭和30年代の作品の方が出来がいいように感じるのはワタシだけではないと思います。

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