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始値：22300円
高値：22310円
安値：22120円
終値：22280円

225先物は前日の終値比100円高の22280円と続伸して引けた。上下レンジは190円。売買高はラージが2万9206枚、ミニが38万9203枚。
225先物は小反落して終了した。市場予想を上回る米雇用統計を映して米景気の回復への期待が強まり、米主要株価指数が上昇した流れを引き継いで、買いが先行して始まった。225先物は取引開始直後に前日比130円高の22310円まで値を上げた。その後は、今夜の米国市場が独立記念日の振替休日で休場となるため、海外投資家の動きが鈍るとの見方から次第、様子見ムードが強まっていた。ただ、正午前にメディア各社が、「本日の東京都内での新型コロナウイルスの新規感染者数 が120人前後になっ
た」と伝えると、市場では「新規感染者が増加傾向をたどっているだけに、感染第2波への懸念が強く意識され、再び外出自粛措置などが発出される可能性が高まった」との声が聞かれ、225先物にはリスク回避の売りが広がり、一時前日比60円安の22120円とマイナスに転じる場面もあった。ただ、225先物は5日線（22162円）水 準を下回ったことから、押し目買いなどが散見され、下値は限定的だった。一方、市場では「来週半ば以降に迎える上場投資信託（ETF）の決算に伴う分配金捻出のためも先物
売りも想定されるだけに、上値は限定的で25日線（22394円）水準を大きく上回ることも難しいのではないか」との声もあり、来週も狭い値幅でのもみ合い展開が続きそうだ。

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