アナウンサーのお仕事をされている生徒さん。
「サ行やイ段が甘くなってしまうことがあり、悩んでいます。」とお越しになりました。
お悩みを話してくださる間、「し」「す」など、空気の漏れが多いように感じ、また、ら行の滑舌もダラダラと流れてしまうように感じましたので、その点について伺うと、
「仕事中、ニュースを読む時も、後で、仕事のものを聞き直しても、ダラっとしていると感じます」とのこと。
文章をお読み頂きますと、流石、アナウンサーさんというお仕事柄、
お声は良く通るのですが、滑舌に関しては、はっきりと発音されている部分と、舌を巻くような発音の部分がありました。
舌のもつれ等はなく、舌先の位置が原因で、「サ行やイ段が甘くなる」に加え、「ら行」の発音に影響が出ていましたので、舌の位置を整え、ご自宅でも、舌を強化するトレーニングをして頂きました。
アナウンサーの方へ行う滑舌を良くする練習方法もご参照ください。
最近の調子を伺うと、
「仕事でも話しやすくなっています」と生徒さん。
素晴らしいです~
「どのように舌を動かせば良いのか、舌の使い方が分かったので、はっきりと話すことができます。」とのことでした。
「滑舌(かつぜつ)とは?」でもご説明しています通り、発音の仕方の間違いを正すことが、滑舌を良くするための唯一の方法です。
また、苦手なさ行の発音に関して、滑舌改善トレーニングを行ったところ、
『今まで、「さしすせそ」と発音する時、はっきり言おうとして、
「さっしっすっせっそっ」と、無理に力強く出していましたが、
そんなに力は必要ないんだ、と目からウロコでした』とのこと。
生徒さんの仰る通り、
「さ行」に「息の吐く強さ」は必要ありません。
「滑舌トレーニング【さ行の発音理論】」の通り、「s」をいかに鮮明に出すかが、ポイントなのです
正しい発音の仕方が分かった生徒さんは、サクサク滑舌を克服中です
お仕事先で、話しやすさに繋がっていることが大変嬉しいですし、
このまま、「ち」「つ」など、苦手な発音をどんどん克服して頂きたいと思います
オンラインレッスンスタートしました。
日本初、滑舌トレーナーによる
滑舌矯正、滑舌トレーニングを行う東京・渋谷の滑舌教室です
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