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マイナンバーカードが保険証になる?
公開. 投稿者:調剤報酬/レセプト.この記事は約2分40秒で読めます.
1,579 ビュー. カテゴリ:2021年3月からマイナンバーカードが保険証として使える
令和3年3月からマイナンバーカードが保険証として使えるようになる。
マイナンバーカードの保険証利用について(被保険者証利用について)
まだまだマイナンバーカードの普及率は低いですが、今後、病院や薬局でカードリーダーが導入されて保険証代わりに使えるようになってきて、そのうち現在の保険証が使え無くなる…となるかどうかはわかりませんが、普及率は確実に上がってくるだろう。
とりあえず健康保険証としての利用の前に、買い物用のポイントが付与される「マイナポイント」事業が2020年9月から始まる。たかが5000円、されど5000円。家族4人で2万円分の還元。
来年の3月と考えると、かなり近い感じがするので、どういう形になるのかシミュレーションしておきたい。
マイナンバーカードを保険証代わりに使えるようになるということは現在の保険記号番号ではなく、マイナンバーでレセプト請求するということ?と思ってしまいますが、
Q2.医療機関・薬局がマイナンバー(12桁の番号)を取り扱うのですか?
A2.医療機関・薬局がマイナンバー(12桁の番号)を取り扱うことはありません。マイナンバーではなく、マイナンバーカードのICチップ内の利用者証明用電子証明書を利用します。
現状ではマイナンバーの利用範囲は限られているので、他人に知られたところで悪用できるものは少ないだろう。
しかし、今後利用範囲が広がってくると、様々な個人情報を知り得ることができるかもしれないので、他人にマイナンバーは知らせたくない。
マイナンバーカードがおくすり手帳と一体化するという話もあったので、飲んでる薬がバレると、悪用される範囲もさらに広がる。
ということで、患者のマイナンバーをレセプトで使うことはない。「マイナンバーカードのICチップ内の利用者証明用電子証明書を利用します。」というのがどういう形での利用法になるのかはまだわからないが、古い方法に慣れきってしまっている私のようなガラパゴス薬剤師にとっては、学校の9月入学くらいの変化を感じる。
しばらくは今まで通り保険証持ってくる患者と、マイナンバーカードを持ってくる患者が混在して、レセプトも含めた作業の手間が増えるという未来だけは見えてきた。
勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。
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