なんで強制退会やねん‼️ | 中尾 あきら 「和の道」
March 20, 2025

なんで強制退会やねん‼️

テーマ:ブログ
こんにちは! Yelpで全米一評価の高いオーガニックヴィーガンレストランVegiLiciousのオーナーシェフを12年しておりました 中尾あきら です。今秋、沖縄古宇利島にヴィーガンオーベルジュを開業予定です。

一昨日、いつも行っているジムに入店するや否や、いきなり強制退会を通告されました‼️

いったい私が何をした⁉️ 
事前に何か警告されたことなど1回もないというのに‼️

沖縄に移住して妻と半年間通っていたジム、
スタッフはほぼ全員挨拶をしない、こちらがしても返してさえくれない人がいるほど態度が良くないのですが、私の方はいつもニコニコして挨拶をし続けていました。
トレーニング中は、次の人を待たせないようにトレーニングベンチもマシンも休憩なしでパッパッパッと次から次へと移動して、汗をつけたらきちんと拭いて、周りに気を配って常に譲って、それまでのジムでは会員やスタッフから感謝されるくらいマナーと知識の向上に37年間貢献していると自負していました。

その私が何故事前警告が1回もないままいきなり強制退会なのか⁉️

言われた理由は、

1.バーベルに止め具をしていないことが3回あった
(→ そのうちの2回はシュラッグという安定性の高い種目を軽いウエートでアップをしていただけ。3回目はたまたま忘れていた。)

2.ショルダープレスのときにセーフティバーをつけていなかった。
(→ ベンチプレスやスクワットの際は必ずつけるが、ショルダープレスでつけるなど聞いたことがないし、注意されたこともない。)

3.マシンやベンチを使ったあとアルコール消毒していない
(→ 汗をつけたら必ずやっています。以前注意されたとき、汗もつけていないのにむやみにアルコールをスプレーするなどかえって体に悪いと本部にメールしたら謝罪のメールが来た。)

4.他の会員からジロジロ見られると苦情が来てる
(→ 完全に捏造‼️トレーニングに忙しくて他の会員をジロジロ見る暇などない。)

5.スタッフを威圧してくるので、注意したくてもできない
(→ 毎回来た時と帰る時に無愛想なスタッフにも笑顔で挨拶してるのに、なんで威圧なんかすんねん‼️)

上記のカッコ内のことをいくら粘り強く丁寧に何度も話してもまったく聞く耳がなく、「これ以上私からお話しできることはないので、警察を呼びます」と言いだし、本当に警察が呼ばれました!
しばらく二人の話を聞いていた警察官二人は、やがて呆れて「こんなことで我々はここにはいられません。退会させたいならきちんと説明してあげてください」と彼に至極真っ当なことを言って帰っていきました。

このジムは彼が沖縄4店の責任者で名護店には月2回程度巡回しに来て、あとはバイトで回しています。彼を含めて全員若く、なんとトレーニング経験もほとんどないようです。(その証拠に種目の名前とか全然知らない!)
そんなスタッフが接客教育も受けずに挨拶もせず、高圧的にマニュアルどおりに注意だけしてくるのでレビューは同業他社に比べて著しく低いのです。
しかもマシンやベンチで長時間スマホをいじっている人たちは放置(注意したら「今やるところだったのに!」とか「今休憩し始めたところ!」と反撃されるのがわかっているから)しているのに、上記1や3のようなことを見つけたら権力を行使して謝ってもらって承認欲求を満たす、反論してくる人は規約を盾に強制退会処分にして溜飲を下げるというかわいそうなコミュ障の人たちで、今の日本が病んでいる象徴的な事例だと痛感させられた今宵の悲しい出来事でした。

一部始終をそこで見ていた妻が言うには、
「18年間日本にいなくて、これが今の多くの若者の考え方っていうひとつの洗礼を浴びたね。全部論理的にあなたにやり込まれて思いつきの反論も全部論破されて腹立ったんやろうね、会社で上司と若い人がああいう議論になったら若い人は『パワハラに遭った!』って言うんやろね。スタッフの態度が悪くてジム全体が暗ーい感じやったからやめれて良かったよ」
とのことで、
なかなか的を得ているのではないかと妙に感心した次第でした。

まともな人がおかしい人として扱われ、おかしいことが正しいこととして扱われる世の中になってほしくないのでこういう投稿もしますが、
かつてのVegiLiciousのように、おかしな人と関わらなくてよいような環境を早く古宇利島に作って籠りたいという感じに支配されるほどショックな出来事でした。

その日の夜は眠れず、朝になっても差別的かつ屈辱的な扱いをされた感がぬぐえず、胸の動悸がなかなか止まりませんでした。
自然体、不動心、バランス思考、いろいろ試しているのでリカバリーしてくるとは思いますが、冤罪で牢屋に入っている人の気持ちが少しはわかりますね。

昼になって、本部のカスタマーサポートに電話しました。

落ち着いて説明したところ、若い女性が感情のないAIのような声で、
「当社の判断としては間違っていないと考えております」
「当社が妥当と判断すれば警察を呼ぶこともあります」
「危険行為(どこが⁉️)があれば警告なしで退会していただきます」
と自分たちを擁護しこちらを否定するような言葉を連発し、
「それはおかしいでしょう」と言うと、
「おかしいと思うのはお客様の主観であって、当社としては正しいと思っております」
と一方的に電話を切られました。

横で聞いていた妻も唖然として「アレ、AIでしょ」と言っていました。

ジム名はFit24、「快活クラブ」も運営している「スーツのアオキ」の経営です。

もちろん、あのジムに戻る氣などないので、フィードバックとして伝えているのに、今どき、まだ真摯な客とモンスタークレーマーの違いが分からず、こんな対応に終始するとは、本当に信じられないですね。

以前から感じていることですが「日本のカスタマーサービスが素晴らしい!」って、本当に一部の人と店とサービスに限られていると思います。

次回はこの件から考察する「日本を30年以上停滞させている思考停止文化」について書きます。

お読みいただき、ありがとうございます。