久しぶりの投稿です。6月~減少していたコロナ感染症が減少すると思われた夏に感染者数が再び増加し第2波といわれています。それも、ようやくピークを過ぎたようです。

 新しい生活といわれる、マスク、手洗い、3密を避けるが浸透しています。また、感染者数は増えましたが重症者や死亡者は1波と比べ、著しく少なく、医療側の対応がわかってきたことと、日本人の清潔好きが、理由といわれていますが、アジア全体での感染率や死亡率が少ないことの理由にはなりません。

 コロナウィルスの抗体は1~2か月で焼失することは明らかになってきていますが、コロナウィルスのカットオフ値が国によって異なるのはご存じでしょうか?

 日本はダイアモンドプリンセス号の患者の抗体値は非常に高かったため、国外の値と比べカットオフ値が明らかに高くなっています。そのため、日本で抗体値を祖測定すると陽性率が低く1%未満ということになります。

 ところが、カットオフ値を諸外国と同じように下げてみると、東京において1000人程度の正常者集団の陽性率は40%になるそうです。そうなると、ほぼ集団免疫ができていることになります。

 このデータは日本の基本方針と異なるため、論文は欧米で投稿されるようです。

 アジア諸国で感染や死亡率が低いのはもともと、別の種類の風邪症状をおこすコロナウィルスの感染があり、弱毒の武漢型が周辺に拡大、その後変異を繰り返しG型が流行しました。日本には、コロナ遺伝子解析では、昨年の8月に日本にはかなり武漢型が浸透しましたが、弱毒の為、一部を除いて感染せず、、春節で多くの中国の方が訪日して、G型が日本で蔓延して第1波が起こりました。この時は、武漢型の抗体がありありG型に対しても交差免疫があり、高齢者には重症者が増えましたが、若い人の症状が出た感染者は少なかったですが、実は、かなり蔓延shしていたようです。

 一方、欧米などは春節前に中国からの入国をシャットアウトしたため、武漢型、G型いずれも入りませんでしたが、ヨーロッパに伝搬したタイプが強毒の欧米型が発症し、コロナの抗体がなかったために多数の感染者と死者を発生したと思われます。スェーデンは集団免疫を作るやり方で、これ医者の死亡が増え感染者が増加しましたが、抗体値40%で落ち着いてきました。

 欧米型もすでに日本に入っていますが、武漢型とG型である程度抗体のある日本人は欧米型に感染しても交差免疫で重症化する人が非常に抑えられているようです。

 何が正しくて、何が間違っているのか本当のところは、わかりませんが、日本が現状で冬に第3波がおこらなければ、日本での集団免疫は確立したものと考えてよいと思います。