父が亡くなって6年が経ちました。
先週土曜日、父の7回忌でした。
コロナ禍ということもあり、
私と兄だけでお寺へ行ってお経をあげてもらって、
その後夫と子供たちと合流して会食というこじんまりとした七回忌でした。
お寺でお経を聞きながらお焼香していたら
父が入院してから亡くなるまでの数日間苦しそうだったのを思い出して
ちょっと泣きそうになりました
父が亡くなって1年くらいは何度も思い出してつらかったけど
最近は忙しさもあってあまり思い出さずにいました。
でも今年は父が亡くなった6年前と曜日が全く一緒だったので
6年前の11月腸閉塞で入院中に食事再開された日に
入院の父から嬉しそうに「排便もあったから今日の昼から飯が食えるってさ!」って
私の仕事中に電話がかかってきてイライラしてしまったな~とか思い出したし、
その1か月後には再入院して危篤状態になってしまうなんて
その時に父には想像つかなかっただろうな・・・とか、
父とまともに会話した亡くなる1週間前の事とか
会話ができなくなった後も痰吸入の時だけははっきりと
「痛い」と苦しそうに言っていた表情とか何度も思い出してしまいました
でもお経を聞いているうちに少し落ち着いてきました。
こういう法事って残された人の心を整理するためでもあるのかなって思いました。
6年前の16日がお通夜で今日土曜日がお葬式でした。
お通夜の日もお葬式も寒すぎて顔が痛くなるほど寒い日でした
大河ドラマが好きな父が欠かさず見ていた真田丸。
入院中の日曜日もモルヒネで意識がもうろうとしていたけど
看護師さんにテレビをつけてもらって大河ドラマ見ていたようですが
18日の最終回を待たずに亡くなってしまって
最終回は父がいつも座っていた実家の椅子の上にお骨をのせて
テレビが見えるようにしてみせてあげたのを思い出しました。
やっぱり亡くなる1~2か月前から亡くなるまでの間の事はなかなか忘れることはできないですね。
人が誕生するする瞬間と亡くなる瞬間、
どちらも立ち会うと忘れられないものになります。
父が亡くなる前のバタバタは忘れることはできないけど思い出してもつらくなる事が減っていくといいな。
いろんな供養をしてこうして時とともに身内が亡くなった悲しみが癒されていくのかもしれませんね
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