大ヒット曲「東京にいる君に」生歌ライブと赤牛満腹ツアー | 次世代に遺したい自然や史跡

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毎年WEB初公開となる無名伝承地や史跡、マイナーな景勝・奇勝を発表。戦争遺跡や鉄道関連、坂本龍馬等の偉人のマイナー伝承地も。学芸員資格を持つ元高知新聞主管講座講師が解説。

<お山の大心劇場の上映後のミニライブとインクライン>

旅行会社での仕事だが、日々の仕事は配送業務や雑用が多い。当然、当方の企画のツアーは会社の固定客層(高齢者)とはなかなか合わないので、企画ツアーは会社で企画したものを当方が担当し、詳細を決めていく、というパターンになる。と、言っても会社のツアーは修学旅行や部活の遠征等がメイン故、企画ツアー自体は少ない。

 

現在、当方が担当している企画バスツアーは「お山の映画と赤牛満腹ツアー」。「お山の映画」とは、安田町のマイナー映画上映館「大心劇場」のことで、「赤牛満腹」とは、輝るぽーと内のレストラン「望海ノ菜縁」(のぞみのさいえん)での昼食で、赤牛のタタキをメインとする、このツアーのために作って貰うもの。

当初、会社側が考えるツアーの立ち寄り先としては、大心劇場での映画鑑賞、望海ノ菜縁での昼食、馬路村の「ごっくん馬路村」等の製造工場見学、「うまじのパン屋」、ツアーの最後に寄るカフェだった。

しかし当方はこれに加えて、大心劇場と交渉し、映画鑑賞後、映画館経営者でミュージシャンの豆電球さんに10分ほど、ギターでの生歌を披露して貰うことにした。これは個人的に高知で昭和50年代、大野研二氏の「せられん」と人気を二分した大ヒット曲「東京にいる君に」を生で聴きたかったから。

50代以上の高知県出身者なら、この2曲は全員知っているはずだが、「東京にいる君に」は曲調的には、長渕剛の「おいらの家まで」風。「君」とは豆電球さんの妹さんのこと。サビの部分は

♪東京へ 東京へ 東京へ行っちゅう 君に~♪

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豆電球さんのCDはツタヤ万々店にも置いているらしい。大心劇場併設の喫茶店でも当然販売している。尚、喫茶店で注文した品を映画館に持ち込み、飲食しながら鑑賞してもいいとのこと。

当該ツアー日の11月6日は、映画「なん・なんだ」の上映初日。通常の上映は午後からだが、ツアーのために特別に午前中に上映して戴く。主演は下元四朗と烏丸せつこ。タイトルから受けるイメージとは違い、残された時間の中で、本来の自分を取り戻そうと懸命に生きる人々の物語である。

詳しくは→大心劇場

馬路村の施設としては当初、会社側が難色を示していたインクラインの乗車を組み入れた。鉄道廃線跡ファンにはお馴染みの乗り物だが、当然、当時の魚梁瀬森林鉄道のものではなく、昭和後期に観光用として整備したもので、麓の観光用周回トロッコ横から出発し、三宝山展望台まで、水力のみで上がっていく。乗車は400円。帰路もインクラインで帰ることもできるが、遊歩道を下って帰ることもできる。

展望台から背後の三宝山山頂(400mほど)までは高度差85mほどだったと思う。但し山頂からの展望は皆無で、コンクリートの三宝神社跡が残るのみ。その先のコルから左に下ると麓のインクライン乗り場まで回遊できる。但し、ツアーでは三宝山山頂は登らない。

ツアー最後の立ち寄り先のカフェは、田野町の雰囲気がいい古民家カフェを選んだ。そこで当方が考案するツアーについてのアンケートを取る予定。土佐清水市の海岸の滝群を巡り、遊覧船に乗るツアー、平成3年まで龍馬の大便が残っていた木製オマルや布団が現存する鎌村邸と琴平の龍馬や高杉晋作の滞在所でカラクリ部屋が残る屋敷、讃岐うどんを自分で作って食べる「龍馬と讃岐うどんツアー」、香川県の「空飛ぶ金魚」で知られる「天空のアクアリウム」や不気味で怪しい球体関節人形の館、醤油画美術館等を巡るツアー等。

アンケートの結果次第では、企画バスツアーとして開催される。

因みに「お山の映画と赤牛満腹ツアー」の旅行代金は全国旅行支援を適用して8,000円(予定)。募集人員20名、最少催行人員11名。申込締切予定日は11月1日、出発は11月6日(日)、高知市春野町に7:20までに集合。興味がある方はコメントやメッセージを戴くと一週間ほどで、申し込み先を返信予定。

少し興味がある、という方は下のバナーを是非。


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