UNITED EMPIREがロスインゴの連勝を止めた…そしてO・カーンが「全部しゃらくせーんだよ!」と叫ぶ!


11月30日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28」後楽園ホール(試合内容は実況ツイートより)617人

<第1試合 10分1本勝負>
△中島佑斗(10分時間切れ引き分け)△大岩陵平

<第2試合 『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】バットラック・ファレ 〇チェーズ・オーエンズ(9分3秒 片エビ固め)【6敗=0点】鈴木みのる ×TAKAみちのく
※パッケージドライバー

<第3試合 『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦 30分1本勝負>
【3勝3敗=6点】EVIL 〇高橋裕二郎(8分23秒 片エビ固め)【1勝5敗=2点】永田裕志 ×タイガーマスク
※BIG JUICE

<第4試合 『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】後藤洋央紀 〇YOSHI-HASHI(10分41秒 エビ固め)【6敗=0点】真壁刀義 ×本間朋晃
※消灯

<第5試合 『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】タマ・トンガ 〇タンガ・ロア(12分56秒 OJK)【2勝4敗=4点】×天山広吉 小島聡

<第6試合 『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦 30分1本勝負>
【5勝1敗=10点】タイチ 〇ザック・セイバーJr.(11分23秒 リングアウト)【4勝2敗=8点】棚橋弘至 ×矢野通

<第7試合 『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】〇グレート・O・カーン アーロン・ヘナーレ(21分28秒 エビ固め)【5勝1敗=10点】内藤哲也 ×SANADA
※エリミネーター

後楽園ホール2連戦の2日目は『WORLD TAG LEAGUE 2021』が行われ、メインは5戦全勝の内藤&SANADAのロスインゴが4勝2敗のO・カーン&ヘナーレのUNITED EMPIREと対戦。序盤はロスインゴがO・カーンの弁髪に集中攻撃して、内藤が弁髪式キャメルクラッチSANADAが弁髪ドリルから弁髪スクリュー、内藤は弁髪でチョーク攻撃とO・カーンを捕らえるが、O・カーンは内藤にスリーパーで反撃すると、ヘナーレがボディーブローで援護してからO・カーンがボディープレスを投下、場外戦でO・カーンが弁髪スリーパーで絞めあげ、代わったヘナーレも、ボディーブローからミドルキック、首相撲からニーリフト、サッカーボールキックと浴びせ、O・カーンが玉座式パロスペシャルと内藤を捕らえて試合の流れを変える。
ヘナーレは内藤にクロスヒールホールドで追い詰めると、内藤は必死でロープエスケープ、ヘナーレはブレーンバスターを狙うが、逃れた内藤はネックブリーカーからSANADAに代わり、SANADAはヘナーレにアームホイップからアトミックドロップ、パラダイスロックで捕らえて尻に低空ドロップキックを浴びせる。
SANADAはTKOを狙うが、逃れたヘナーレは読み合いに持ち込み、SANADAのドロップキックを受けきって旋風脚を浴びせ、代わったO・カーンがコブラツイストで捕らえたままブレーンクローも、バックドロップはSANADAが不時着して低空ドロップキックを放ち、代わった内藤はO・カーンに串刺し低空ドロップキックから左膝へ関節蹴りを連打、低空ドロップキックから変形足四の字固めと足攻めで試合の流れを変える。
内藤はニークラッシャーを狙うが、逃れたO・カーンは高角度コンプリートショット、エルボーのラリーから内藤が延髄斬りもO・カーンは地獄突きを浴びせるも、内藤のマンハッタンドロップからSANADAが入って連係で蹂躙してから、内藤がジャックナイフ式エビ固めで丸め込み、キックアウトされてもコリエント式デスティーノを狙うが、逃れたO・カーンは王統流二段蹴りを浴びせる。
SANADAに代わるとヘナーレを排除してからO・カーンにスワンダイブ式ミサイルキック、TKOと畳みかけるが、Skull EndはO・カーンがブレーンクローで逃れるとアメインズインパクトで叩きつけ、ヘナーレが入るとマウントエルボーからEMPIREがトレイン攻撃、王統流二段蹴りとハイキックのサンドウィッチ攻撃を決める。
O・カーンがSANADAにエリミネーターを狙うが、SANADAが切り返したところで内藤がカットもヘナーレが内藤をランペイジでカットしてから乱戦になり、SANADAのローリングエルボーをO・カーンが一本背負いで投げると、大空スバル式羊殺しで捕らえてから、ヘナーレが加わって大空スバル式羊殺しフブキ、大空スバル式羊殺しマリンと畳みかけ、内藤がカットもO・カーンの援護からヘナーレのシットダウンパワーボムで排除されてしまう。

UNITED EMPIREはSANADAにIMPERIAL DROPを狙うが失敗して同士討ちになると、SANADAはO・カーンにオコーナーブリッジを決めるが、O・カーンがブレーンクローで捕らえるとエリミネーターで3カウントを奪い、UNITED EMPIREが4勝目を収め、ロスインゴが公式戦初黒星を喫した。
試合後も内藤が放送席前でヘナーレにKOされると、O・カーンはKOされているSANADAをパラダイスロック風にして靴を舐めさせるだけでなく、ヘナーレと共にIMPERIAL DROPでSANADAにダメ押しする。SAMURAI TVの実況席で解説していた鷹木信悟は怒って駆けつけようしたが、KOされたSANADAを場外へ放り投げたO・カーンは「このゴミを持って帰れ!」と挑発し、鷹木も内藤とSANADAと共に引き挙げる。

そしてマイクを持ったO・カーンは「しゃらくせえ。全部、しゃらくせえよ。ヘビー級になりぞこないのチビどもの嫉妬や、NOAHとかいう破産したインディー団体の件。ベルトが三つある件。いまやってる、この二つのシリーズ。東京ドームのお膳立て? 外国人が来る来ない? 全部、しゃらくせえんだよ!。ここはプロレスをする場だ。ガキみてえにガタガタガタガタ、世間に会社に、文句言う場所じゃねえんだよ。やめろ、格が下がる!。新日本プロレスのレスラーならよ、ドカッと構えて、こう言やいいんだよ。リングで上で実力を示し、新日本プロレスを引っ張ってやるって」と叫んで館内が拍手し、最後は「これがUNITED EMPIRE」でO・カーンが締めくくった。

O・カーンも内藤と同じドーム大会やNOAHとの対抗戦の話題が先行しがちで現在行われている「WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28」が置き去りにされていることでの不満。またドームに関してもオミクロン株の影響で外国人選手が来日出来るかどうかという不安を抱えているのが現実、でもこういった時こそ現場のリングをしっかり見て欲しいという願いをO・カーンや内藤だけでなく出場選手も持っている。こういった不安を一掃するのも現場の選手らの役目でもあるのだ。またO・カーンもこういった自己主張することでメインイベンターへの一歩を進めたようだ。

セミファイナルでは4勝1敗同士の棚橋&矢野のビーパップタッグvsタイチ&ザックのデンジャラステッカーズが対戦。矢野が先発してザックにヤンキー座りも、ザックはうるさいと挑発していきなり回転エビ固めから丸め込みを連発、矢野は崇コーナーを作ってコーナーパットをバトンして丸め込むも、ザックも丸め込みで返す。
ビーパップはテッカーズを鉢合わせにするとヤンキー座りで挑発も、蹴飛ばしたテッカーズは場外戦を仕掛けるが両軍共バックステージへ行ってしまうと、先に戻ってきたビーパップは鉄柵の出入り口にパーテーションとテーブルでバリケートを作ってリングに戻りリングアウト勝ちを狙うが、テッカーズはバリケートを突破してリングに戻ると、矢野、棚橋と立て続けにユリオーネの竜巻の餌食にしてから矢野を捕らえて試合をリードする。

タイチは矢野に串刺しを狙うが、避けた矢野が崇コーナーに直撃させてからタイチのパンタロンを奪ってポンタン狩りに成功すると、代った棚橋がタイチにフライングフォアアーム、旋回式クロスボディーと畳みかけ、ザックにはロープ越しのドラゴンスクリュー、タイチにはセカンドコーナーからサマーソルトドロップを決める。
棚橋はスリングブレイドを狙うが、阻止したタイチはソバットを浴びせ、棚橋のビンタに対してスピンキックを浴びせると、代わったザックが棚橋にエルボースマッシュから逆さ押さえ込みは棚橋が阻止してツイストアンドシャウト、代わった矢野も読み合いから丸め込むも、ザックはコブラツイストで捕らえると、タイチが入ってトレイン攻撃し、ザックがネックツイストからテッカーズは天翔ザックドライバーを狙うが、棚橋が間一髪阻止する。
矢野もザックを場外へ出すとテーピングを持ち出し、ザックに急所蹴りからまた入場ゲートにタイチと共にテーピングで括りつけてリングアウト勝ちを狙うが、入場ゲート傍には新日本プロレスワールドの実況席があり、ゲスト解説を務めていたが金丸義信が慌てて駆けつけ、ハサミでテーピングを切ったためテッカーズは脱出に成功する。
これにはビーパップも怒って金丸に詰め寄るが、ザックが矢野にコブラツイスト、タイチが棚橋に聖帝十字陵で捕らえると、金丸が棚橋と矢野の足をテーピングを巻いて二人三脚状態にしてしまい、その間にテッカーズがリングに戻り、ビーパップも二人三脚のままで戻ろうとしたが転倒したためリングアウトでテッカーズが5勝目、ビーパップも作戦は良かったが、入場ゲート傍に金丸がいたのが大誤算だった。

第5試合の3勝2敗のタマ&タンガのG.o.Dvs2勝3敗の天コジは、天コジが奇襲を仕掛けてタマを捕らえて試合をリードも、場外戦でG.o.Dが試合の流れを変えて天山を捕らえる。
長時間捕まった天山は小島の援護で、タマにマウンテンボムから小島に代わり、小島はタマにランニングエルボーからマシンガンチョップを浴びせるが、串刺しエルボーからいっちゃうぞエルボーはタマがデットリードライブで阻止、プロテクターを外したタマは読み合いも小島がDDTに対して、タマはSRCで応戦する。
代わったタンガが小嶋に串刺しラリアットを連発も、ラリアットは小島がカマイタチからコジコジカッターを決め、天山にタンガに代わってショルダータックル、真モンゴリアンチョップ、頭突きから串刺しラリアット、ブレーンバスターで続く。

しかしタマが入るとG.o.Dが天山を連係で捕らえ、小島がカットも排除されると、G.o.Dが天山に合体リバースガンスタン、小島が再びカットには入り、タンガにローリングエルボー、タマに後頭部ラリアットも、ラリアットはタマがガンスタンで迎撃され排除される。
孤立した天山はタンガとラリアット合戦、頭突きから真モンゴリアンチョップを連打も、タンガがスピアーからOJKで捕らえ、天山が無念のギブアップとなり、G.o.Dが4勝目を収める。

第4試合の3勝2敗の後藤&YOSHI-HASHIのCHAOSvs5戦全敗の真壁&本間のG.B.Hは、CHAOSが連係で本間を捕らえるが、本間が後藤にブレーンバスターで反撃して真壁に代わり、真壁はショルダータックルから串刺しラリアットを連発、コーナーナックル、ラリアットと猛反撃し、突進は後藤が時間差ラリアット、代わったYOSHI-HASHIが串刺し逆水平で続くが、真壁は読み合いから左のラリアットで返す。
代わった本間がYOSHI-HASHIにショルダータックルから逆水平を連打で続き、串刺しエルボーからフェースクラッシャーも、小こけしは自爆すると後藤が入りCHAOSが連係を狙うが、真壁が両腕ラリアットでカットに入る。
GBHはYOSHI-HASHIにサンドウィッチラリアット、真壁の袈裟斬りから本間がラリアットと連係で捕らえると、本間がこけしロケットから低空こけしロケットを命中させる。

本間はこけしを狙うが、後藤が阻止してYOSHI-HASHIが串刺しラリアットから後藤ごとハントを決め、カットに入った真壁には激烈一閃で排除、孤立した本間には消灯狙いは、本間が阻止してDDT&コンプリートショット、YOSHI-HASHIにダイビングこけしロケットを命中させたが、頭突きから突進は後藤が入って隠し狭間からYOSHI-HASHIがダブルニーアタック、消灯で3カウントを奪い4勝目を収める。

第3試合の2勝3敗のEVIL&裕二郎のHouse of touture vs1勝4敗の永田&タイガーは、永田&タイガーがEVILを捕らえにかかるも、場外戦になるとディック東郷の介入で試合の流れが変わり、House of toutureはタイガーを捕らえて試合をリードする。
何とか反撃したタイガーは永田に代わり、永田はEVILにミドルキックの連打、串刺しニーからダブルアームスープレックス、ニーリフトからフェイント低空ドロップキックも、東郷が介入して永田の足を取って倒すと、代わった裕二郎がビックブーツを浴びせる。
裕二郎が突進も永田はキチンシンクで迎撃し、代わったタイガーがソバット、串刺しハイキックから雪崩式アームホイップ、タイガードライバーと裕二郎を攻め込み、EVILがカットも永田が入って排除し、裕二郎に永田のエクスプロイダーからタイガーとサンドウィッチ延髄斬り、タイガーがチキンウイングフェースロックと裕二郎を追い詰める。
ところが東郷が乱入してカットには入り、スポイラーチョーカーで永田を場外へ引きずりだすと、裕二郎がタイガーに急所打ちからBIGJUICEで3カウントを奪い、House of toutureは3勝目を収める。

第2試合の3勝2敗のファレ&オーエンズのBULLET CLUBvs5戦全敗の鈴木&TAKAの鈴木軍は、鈴木軍が奇襲をかけ場外戦になってから開始となり、鈴木はオーエンズにロープ越しの腕十字、ファレにはイスで一撃、オーエンズには殴りつけるエルボーと先手を奪う。

鈴木軍はオーエンズを捕らえるが、オーエンズは鈴木にジュエルハイドで反撃して代わったファレがボディーブローを浴びせ、TAKAもカットに入るがボディアタックで返り討ちされる。
ファレは鈴木にグラネードを狙うが、逃れた鈴木は串刺しビックブーツ、PK、アームロックもファレが持ち上げると鈴木がスリーパーで捕らえる。
TAKAvsオーエンズに代わり、TAKAがオーエンズの脛へキックを浴びせると、怒ったオーエンズはエルボーもTAKAはフロントキックからジャストフェースロックで絞めあげ、オーエンズは必死でロープエスケープする。そこでファレが入り鈴木軍にショルダータックル、TAKAにトレイン攻撃から合体攻撃、オーエンズがトランスレイブからグラネードランチャーを狙うが、鈴木が阻止すると、TAKAがスーパーK、ラ・マヒストラル、トランスレイブと攻め込んでいくが、みちのくドライバーは逃れたオーエンズがCトリガーからパッケージドライバーで3カウントを奪い4勝目を収めた

『WORLD TAG LEAGUE 2021』は全勝がなくなり、ロスインゴとテッカーズが1敗で並び、2敗のUNITED EMPIRE、G.o.D、ビーパップ、CHAOS、BULLET CLUBが追いかける混戦となってきた。そして2日の春日部ではロスインゴとテッカーズの直接対決が行われる。

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