おしょうしな満腹日記~伊豆のお家ひまわり~

米沢スキー場ペンションおしょうしな跡地です。
2019年より大室高原オーシャンビューの一軒家ひまわりを営業中

<おたかぽっぽ>の絵付けにチャレンジ

2021年07月11日 | 米沢の歴史案内
7月8日、米沢市の歴史観光ボランティアガイド「おしょうしなガイドの会」、女性新人の研修会梅組7月の研修日。

この日の前半は笹野民藝館にて米沢の民芸品笹野一刀彫の絵付けを体験しました。



古くから米沢市笹野地区に伝えられてきた笹野一刀彫。
江戸中期の名君上杉鷹山によって農家の冬の副業として推奨されました。

鷹を模した<おたかぽっぽ>は笹野一刀彫の代名詞。
ぽっぽはアイヌの言葉で子供のおもちゃの意味だそうです。

<笹野民藝館>HPより


この日、おたかぽっぽ作りの実演と絵付け指導をしてくださったのは笹野一刀彫の若手工人のおひとりです。



まずは絵付け体験。
あらかじめ薄く下絵が塗ってある木地に、ポスターカラーでオリジナルの柄を描いていきます。
慣れない筆使いに苦戦しました(;'∀')

見本のように上手に描けなかったけど、世界に一つだけのオンリーワンの作品
が出来上がりました✨


後半は一刀彫の実演です。

笹野一刀彫に使う木はこの地方の山林に自生しているコシアブラ。


この作業台もコシアブラ製です。
細い枝しか見かけないコシアブラも、成長するとこれほど幹が太くなるとは!!





工人は大きな刃物と小型の彫刻刀を巧みに動かして作品を生み出します。



まず実演してくれたのは花作り。
昔の米沢では生花が手に入らない冬の間、この造花を仏壇に飾りました。

民藝館の神棚に供えてある花

次はおたかぽっぽの制作実演です。





一本の枝からみるみるうちにおたかぽっぽが出来ていきます。


たちまち出来上がった花とおたかぽっぽ

若手の工人が活躍している笹野一刀彫。
これからも様々な作品で私たちを楽しませてくれることでしょう。

笹野一刀彫若手工人3名の作品を紹介するHPはこちら



わが家にやってきたオリジナルおたかぽっぽ
この日の思い出も込めて、長く大切に飾ろうと思います(^^♪



以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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