【タイの田舎でマイペースながらも奮闘する、オイスカという環境NGOにいるタイねこの徒然話です。ご訪問、ありがとうございます😊】
ここ最近、タイねこの心のリハビリブログになってしまっていますが、どうかご容赦ください。
狭い部屋の中は、どこを見てもミーの面影ばかり。思い出すのは2週間苦しみながらいかせてしまったことばかり。特に最後の日は、クマ先生のところでも診察で痛い思いをさせてしまい、その日の夜には呼吸がくるしそうになるミー。夜中で誰にも頼れずパニックになって24時間の病院に駆け込み、あっという間に病院でいかせてしまいました。
外猫とケンカさせてしまったこと、ミーを苦しませてしまったこと、一生後悔し続けると思う。
でもこう言ってくれた先生がいた。
『年齢に関わらず、その子の天命、寿命というものがあるんだなと感じることは多々あります。その中でできること、それはタイねこのミーちゃんへの愛情が一番』
私はこの言葉に、今でも少し救われる思いがしている。高齢だったとはいえまだまだ元気だったミーを、ほとんど事故のような死に方をさせてしまったこと、苦しくて苦しくて仕方ない。だけど天命だったんだろうか…と。
ミーにできることをそのときどきで悩み抜いて選んできた。正解ではなかったかもしれないけど、今ならミーはわかって許してくれていると信じられたら救われる。
朝、お花でいっぱいのミー。抱きしめて、なでて、手を握って、最後の感触を忘れないように…。
ベトナムに出張しているヤットさんが、夜のうちにノップさんとワーンさんに連絡して、翌日の手配をしてくれた。
大好きなヤットさんにも会えずに旅立ったミーを、ヤットさんはベトナムからでもできる限りのことをしてくれた。
ミーとの最後のドライブ。最後の抱っこ。
ヤットさんが探してくれたお寺で、ミーは小さな棺に入り天国へと旅立ちます。
お坊さんがミーの冥福をお祈りしてくれます。
ミーちゃん、またね。
最後のお別れ。
小さな身体はもっと小さくなって帰ってきた。
でもまだ近くにいてくれている気持ちになれる。
ミーが大好きだった、スリンの基地に連れていってあげようと思う。
でもそれまではまだ、一緒に旅をしようねミーちゃん。