一月の前半は、雪が少なく身体と気持ちに余裕がありましたが…
1月後半から降り始めいつもの積雪になりました。
もう少し頑張れば…
春はもうすぐ
春が待ち遠しいですね!
秋田県公式【あきたびじょん】
あきた鉄たびっ!-Loco Train AKITA- 豪雪地帯を行く 春はもうすぐそこ(秋田内陸線)
あきた鉄たびっ!-Loco Train AKITA- 豪雪地帯を行く 春はもうすぐそこ(秋田内陸線)
秋田内陸線を含め秋田の魅力を発信しています
.2月3日 秋田内陸線スノーアートが開催されたので
縄文小ケ田(じょうもんおがた)駅に行ってきました。
世界文化遺産に登録された伊勢堂岱遺跡の
さらなる盛り上がりを願い、地域活性化の為に
内陸線活性化本部さんが昨年秋ごろから計画し
田んぼアートで有名な青森県田舎館(いなかだて)村で活動している
【スノーアート集団 IT'sOKさん】にお願いして
縄文小ケ田駅の田んぼアート跡地に作りました。
縄文小ケ田駅といえば
内陸線が展望台 田んぼアートで有名ですね!
夏は田んぼアート 冬はスノーアート
二刀流で注目を浴びる駅になりました。
早速、急行秋田マタギ号がお迎えです!
残念ながら 雪が降り続いていたので
スノーアートは見ることができませんでした。
翌日、帰りの通勤列車からスノーアートを見ることができました
夜間はライトアップを行っていました。
日中とは一味違った雰囲気で演出され幻想的でした。
仕事で疲れきった私は癒されました。
鑑賞期間は
2月3日~2月12日
※期間中、午後6時から午後9時15分までライトアップします。
素敵な企画してくれた内陸線活性化本部のみなさん
スノーアート集団 IT'sOKさん ありがとうございました。
秋田内陸線は秋田県や沿線地方自治体等などの出資により
設立された第三セクターの鉄道会社です。
開業までたくさんの道のりと歴史があります。
国鉄時代の阿仁合(あにあい)線は
キハ40の車両が昭和61年10月31日まで使われていました。
秋田内陸線は国鉄民営化、国鉄再建法により
1986年(昭和61年)11月に開業しましたが
開業当時は南北2路線
北線 鷹巣(たかのす) ~比立内(ひたちない)間
南線 松葉(まつば) ~角館(かくのだて)間を
別れて運行してました。
1986年に秋田内陸線の開業当時は
車両が保有していなかったので
JRさん(旧国鉄)からキハ22形を9両借りていました。
開業に合わせて国鉄さんから秋田内陸線に
車番そのままで貸し出しされ、
主に北線(旧国鉄阿仁合線) 鷹巣~比立内間で運行しました。
開業ポスターの片隅にキハ22の写真があります。
開業ポスターの片隅にキハ22の写真があります。
キハ22の車体に 内陸線のオリジナルカラーが塗装されています。
1989年4月に比立内 ~ 松葉間を結び
秋田内陸線が全線開業しました。
そして1989年に現在使用しているAN8800形を導入しました。
AN8800形 新車導入によりキハ22形は
JRさんに全車返却しています。
JRさんに返却した車両はその後、
ストーブ列車で有名な津軽鉄道(つがるてつどう)さんや
弘南鉄道(こうなんてつどう)さんに譲渡されました。
こちらは津軽五所川原(つがるごしょがわら)駅です。
秋田内陸線北線で鷹巣~比立内間を
運行したキハ22の車両は今でも
津軽鉄道さんの津軽五所川原駅の構内に保尊されています。
こちらの車両が 開業当時
内陸線北線(鷹巣~比立内)で使われた車両です
車体のカラーは津軽鉄道色なっています。
12年前に撮影した時は状態はまあまあ良かったですが…
先月、久しぶりに見ましたが劣化が進みボロボロでした。
1962年(昭和37年)製造ですから60歳になります。
国鉄と内陸線ではキハ22 156 の車体番号で使用されていましたが
「走れメロス」の愛称を持つ津軽21形の新型車両導入によって
秋田内陸線北線で鷹巣~比立内間を
運行したキハ22の車両は今でも
津軽鉄道さんの津軽五所川原駅の構内に保尊されています。
こちらの車両が 開業当時
内陸線北線(鷹巣~比立内)で使われた車両です
車体のカラーは津軽鉄道色なっています。
12年前に撮影した時は状態はまあまあ良かったですが…
先月、久しぶりに見ましたが劣化が進みボロボロでした。
1962年(昭和37年)製造ですから60歳になります。
国鉄と内陸線ではキハ22 156 の車体番号で使用されていましたが
津軽鉄道に譲渡されてからキハ22027に改番されました。
「走れメロス」の愛称を持つ津軽21形の新型車両導入によって
内陸線を走ったキハ22の車両は予備車と
なっていましたが、その後廃車になりました。
こちらの車両は テレビで話題になった車両です。
1997年にTV番組『SMAP×SMAP』の企画で
香取慎吾(かとりしんご)さんが地元の小学生たちと車体に絵を描き
キャンパス列車として活躍した車両です。
「夢のキャンバス号」と名づけられましたが
ファンの間では「慎吾列車」として知られています。
外に放置している状態なので
経年劣化でサビも増え、車体が色あせして
車体の劣化が進むことによって、地域住民、観光で訪れる方々は
車体を見て切なく寂しい気持ちになります。
みなさんの思いも込めて
この列車をなんとか蘇らせて欲しい!
津軽半島観光アテンダントさんが
香取さんにたくさんの手紙を書いたり、
メールを送ったそうです。
その思いが香取さんに届いて
20年後、2017年にテレビ番組『おじゃMAP!!』の企画で
香取慎吾さんと当時の小学生とその子供達が
20年ぶりに再びイラストを描きなおしました。
香取さんのキャンパス列車は
1962年に製造された車両で60歳です。
今まで知らなかったのですが…
車番を調べたら秋田内陸線に貸し出されて
鷹巣~比立内を走っていた車両でした。
香取慎吾さんが描いた夢のキャンバス列車は
まさか秋田内陸線を走っていたとは…驚きです。
確率は1/9ですけど
もしかしてこちらの車両が
香取さんのキャンバス列車かもしれません
夢のキャンバス車両は
2001年3月31日をもって廃車になりました。
現在は嘉瀬(かせ)駅構内に留置されています。
こちらは嘉瀬駅です
青森県の『SMAPファンの聖地』として
たくさんの人たちが嘉瀬駅に訪れています。
駅舎内は何十年も前に時間が止まったかのような不思議な空間で
レトロ感たっぷりで昭和の香りがプンプンします。
新旧交代のツーショットです。
この写真を見ていると
内陸線の新旧交代で引退した
AN8900形とAN2001縄文号が頭に浮かび上がります。
香取慎吾さんの夢のキャンバス列車を紹介しましたが…
実は 内陸線も過去にキャンバス列車がありました。
使用された車両はAN8805号です。
地元の前田(まえだ)小学校のみなさんが 内陸線の車両に描きました。
わくわくドリーム号の名称で1998年~2003年まで運行しました。
懐かしいですね!
残念ながらこの車両は リニューアル工事で
イラストは消えてしまいました。
今回は津軽鉄道さんのお話でした。
津軽鉄道さんをご利用の方は是非
こちらの夢のキャンバス列車を見て
内陸線を走っていたんだなぁ~と
肌で感じていただきたいです。
最後まで長文を読んでいただきありがとうございました。
本日は車両区がお伝えしました。
秋田内陸線 お得な情報&わくわくする情報
写真提供してくれた秋田内陸線資料館です
秋田内陸線の歴史などを、写真を中心に展示しています。
阿仁合駅舎内のこぐま亭でランチを終えたら
近くに内陸線資料館がありますので是非立ち寄ってください。
開館時間(10時から16時)入場無料です。
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車両区過去の記事
2021年10月 ないりっくんおやすみモード
2021年11月 4あわせ…
2021年12月 初代お座敷列車AN8808号の紹介
2022年1月 秋田内陸線夢列車プロジェクト 外装編
2022年2月 秋田内陸線夢プロジェクト 内装編
2022年3月 震災から11年
2022年4月 スーパー特掃戦隊車両区
2022年5月 リアル二刀流さくら号
2022年6月 いつまでもこのままで…
2022年7月 いつまでもこのままで…復活編
2022年8月 ないりっくんストーリー 誕生編
2022年9月 大雨のNATSU休み
2022年10月 ないりっくんストーリー紙芝居編
2022年11月 ないりっくんストーリー着ぐるみ編
2022年12月 マジっすか!(≧▽≦)サンタクロースが運転
2023年1月 地域社会に貢献する宝くじ号
先日、TVでも放送されていましたが、雪遊びがふえましたね。特にスピード感のあるものが、面白そうです。(年齢制限でやらせてもらえないかも)
それにしても、静態保存の車両が、朽ち果てていくのは、心が痛みます。お金の都合でしょうけれど。
逆に、東京で使っていた車両が地方できれいに使われているのを見ると、ひたすら感謝!感謝!です。
学生の頃乗っていた車両に出会えるのも、ローカル線の、楽しみです。