今回が休止前最後の更新です。
なので、2012年公開予定のレジェンダリー版ゴジラの成功を祈って、前回のハリウッド版、トライスター版ゴジラの感想を書きたいと思います。
ネタバレ満載ですのでご注意ください。
トライスター版「GODZILLA」は1998年公開作品です。
GODZILLA ゴジラ [DVD]/ジャン・レノ,マシュー・ブロデリック
¥10,500
Amazon.co.jp
出演:マシュー・ブロデリック、ジャン・レノ、マリア・ピティロ、ハンク・アザリア等
監督:ローランド・エメリッヒ(「インデペンデンス・デイ」「2012」など)
製作:ディーン・デヴリン
脚本:ディーン・デヴリン、ローランド・エメリッヒ
音楽:デイヴィッド・アーノルド
ストーリー
南太平洋で、日本の漁船が謎の生物に襲われ沈没する事件が起きる。チェルノブイリにて、放射能が生物に与える影響を調査していた生物学者のニック・タトプロスは、米国務省の要請でタヒチ諸島に向かい、そこで巨大な生物の足跡を目の当たりにする。続いて、ジャマイカや大西洋でも貨物船や漁船が襲われた。
調査チームに編入されたタトプロスは畑違いといぶかるが、巨大な足型や、座礁したタンカーに開けられていた横穴と残された肉片などから、“フランスがポリネシア近海で長年行なっていた核実験の結果として、新種の生物が誕生した”という仮説を立てる。
その矢先、ニューヨークに未知の巨大生物が上陸、人類との戦争が始まろうとしていた・・・。
(Wikipediaより転載)
まず最初に、核実験のキノコ雲とそれを見つめるイグアナのシーンから映画が始まります。
ゴジラとイグアナを関連付けて描いてる時点でなんだか嫌な予感がしますね…。
その予感は当たるわけですが。
しばらくして日本の漁船のシークエンスに切り替わります。
乗組員達は日本人か日系人の方々が演じているらしいですが、正直言って加藤雅也以外は日本人ぽく見えないですね…。
後々出てくるこの漁船に積まれてた缶詰にもハングル文字が書かれてますし、監督は日本人と他のアジア人の区別がついてないみたいです。^^;
そのうち、ゴジラ…にはとても見えない巨大イグアナが出てきます。
海水が盛り上がったと思ったらピョーンとジャンプして姿を現します。
か細い手足にしゃくれた顎。格好悪い顔。しかも放射能熱線を吐きません。
日本版ゴジラの顔は人、恐竜、キノコ雲を混ぜてデザインしたそうですが、このゴジラの顔はまんまイグアナ、という感じです。
正直、「怪獣」というより「モンスター」に近く、「ゴジラ」のイメージからはかけ離れています。
そして、人間側はゴジラをエサ、つまり魚(マグロ)でおびき寄せます。
まんまと罠にかかるゴジラ。
なんだか情けないです。
途中、ゴジラが軍用ヘリの追跡から走って逃げるシーンもあります。
ゴジラがヘリごときから逃げるなんて…。
パイロット「時速150キロでも追えません!!(キリッ」
それってそれだけ速く「逃げてる」ってことですよね…。
しかもご丁寧にビルを壊さず、間の道路を通ります。
うーん…。
終盤、ゴジラの産んだ200個程の卵が孵化。
気持ち悪い幼獣たちの中を主人公達が逃げます。
まさに劣化版ジュラシック・パーク状態です。
最後、ゴジラは戦闘機のミサイル12発で死亡。
弱すぎです。
ゴジラはミサイルなんかいくら喰らってもへっちゃらでなければいけないと思うのですが…。
登場人物達の設定も、なんだか在り来たりすぎという感じです。
フランス人諜報員役を演じるジャン・レノは映画「マトリックス」のエージェント・スミス役を蹴っぽってこの映画に出演したらしいですが、「マトリックス」の方に行ってれば良かったですね…。
結局、この映画は日本版ゴジラの10倍以上の製作費、一億三千万ドルを使っておきながらゴールデンラズベリー賞最低リメイク賞を受賞。
本家日本版ゴジラでもX星人に「やっぱりマグロを食ってるようなのはダメだな。」などと言われたり、現在に至るまでゴジラファンから散々な評価を受け続けることになります。
個人的には、警官が地面が揺れるのに驚きつつ振り返るとビルが崩れてゴジラが現れるシーン、アメリカ軍のミサイル等による攻撃シーン、潜水艦対ゴジラの対決シーン、それと音楽は良かったと思うのですが、やっぱり「ゴジラ映画」ではないと思ってしまいます…。
2012年に公開予定のレジェンダリー版ゴジラではぜひ今作の反省を活かしてゴジラファンも一般人も納得するような素晴らしい作品を作って頂きたい、と願ってやまない管理人です。。。
(Wikipediaから転載した内容の著作権はWikipediaのライセンスに従います。)
↓管理人のお気に入り動画。ジェームズ・ロルフさん(通称:AVGN)のトライスター版ゴジラレビューです。
なので、2012年公開予定のレジェンダリー版ゴジラの成功を祈って、前回のハリウッド版、トライスター版ゴジラの感想を書きたいと思います。
ネタバレ満載ですのでご注意ください。
トライスター版「GODZILLA」は1998年公開作品です。
GODZILLA ゴジラ [DVD]/ジャン・レノ,マシュー・ブロデリック
¥10,500
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出演:マシュー・ブロデリック、ジャン・レノ、マリア・ピティロ、ハンク・アザリア等
監督:ローランド・エメリッヒ(「インデペンデンス・デイ」「2012」など)
製作:ディーン・デヴリン
脚本:ディーン・デヴリン、ローランド・エメリッヒ
音楽:デイヴィッド・アーノルド
ストーリー
南太平洋で、日本の漁船が謎の生物に襲われ沈没する事件が起きる。チェルノブイリにて、放射能が生物に与える影響を調査していた生物学者のニック・タトプロスは、米国務省の要請でタヒチ諸島に向かい、そこで巨大な生物の足跡を目の当たりにする。続いて、ジャマイカや大西洋でも貨物船や漁船が襲われた。
調査チームに編入されたタトプロスは畑違いといぶかるが、巨大な足型や、座礁したタンカーに開けられていた横穴と残された肉片などから、“フランスがポリネシア近海で長年行なっていた核実験の結果として、新種の生物が誕生した”という仮説を立てる。
その矢先、ニューヨークに未知の巨大生物が上陸、人類との戦争が始まろうとしていた・・・。
(Wikipediaより転載)
まず最初に、核実験のキノコ雲とそれを見つめるイグアナのシーンから映画が始まります。
ゴジラとイグアナを関連付けて描いてる時点でなんだか嫌な予感がしますね…。
その予感は当たるわけですが。
しばらくして日本の漁船のシークエンスに切り替わります。
乗組員達は日本人か日系人の方々が演じているらしいですが、正直言って加藤雅也以外は日本人ぽく見えないですね…。
後々出てくるこの漁船に積まれてた缶詰にもハングル文字が書かれてますし、監督は日本人と他のアジア人の区別がついてないみたいです。^^;
そのうち、ゴジラ…にはとても見えない巨大イグアナが出てきます。
海水が盛り上がったと思ったらピョーンとジャンプして姿を現します。
か細い手足にしゃくれた顎。格好悪い顔。しかも放射能熱線を吐きません。
日本版ゴジラの顔は人、恐竜、キノコ雲を混ぜてデザインしたそうですが、このゴジラの顔はまんまイグアナ、という感じです。
正直、「怪獣」というより「モンスター」に近く、「ゴジラ」のイメージからはかけ離れています。
そして、人間側はゴジラをエサ、つまり魚(マグロ)でおびき寄せます。
まんまと罠にかかるゴジラ。
なんだか情けないです。
途中、ゴジラが軍用ヘリの追跡から走って逃げるシーンもあります。
ゴジラがヘリごときから逃げるなんて…。
パイロット「時速150キロでも追えません!!(キリッ」
それってそれだけ速く「逃げてる」ってことですよね…。
しかもご丁寧にビルを壊さず、間の道路を通ります。
うーん…。
終盤、ゴジラの産んだ200個程の卵が孵化。
気持ち悪い幼獣たちの中を主人公達が逃げます。
まさに劣化版ジュラシック・パーク状態です。
最後、ゴジラは戦闘機のミサイル12発で死亡。
弱すぎです。
ゴジラはミサイルなんかいくら喰らってもへっちゃらでなければいけないと思うのですが…。
登場人物達の設定も、なんだか在り来たりすぎという感じです。
フランス人諜報員役を演じるジャン・レノは映画「マトリックス」のエージェント・スミス役を蹴っぽってこの映画に出演したらしいですが、「マトリックス」の方に行ってれば良かったですね…。
結局、この映画は日本版ゴジラの10倍以上の製作費、一億三千万ドルを使っておきながらゴールデンラズベリー賞最低リメイク賞を受賞。
本家日本版ゴジラでもX星人に「やっぱりマグロを食ってるようなのはダメだな。」などと言われたり、現在に至るまでゴジラファンから散々な評価を受け続けることになります。
個人的には、警官が地面が揺れるのに驚きつつ振り返るとビルが崩れてゴジラが現れるシーン、アメリカ軍のミサイル等による攻撃シーン、潜水艦対ゴジラの対決シーン、それと音楽は良かったと思うのですが、やっぱり「ゴジラ映画」ではないと思ってしまいます…。
2012年に公開予定のレジェンダリー版ゴジラではぜひ今作の反省を活かしてゴジラファンも一般人も納得するような素晴らしい作品を作って頂きたい、と願ってやまない管理人です。。。
(Wikipediaから転載した内容の著作権はWikipediaのライセンスに従います。)
↓管理人のお気に入り動画。ジェームズ・ロルフさん(通称:AVGN)のトライスター版ゴジラレビューです。