トロントより
こんにちは。
今日の発表です。
感染者 ２４２１人（７日平均 １６７６人）
死亡 ９人
一気に２４００人超になっています。１週間前は１２９０件でしたので約２倍に跳ね上がっています。
入院患者 ３２８人
ICU患者 １６５人（１１人増）
検査件数 ５４７２４件
陽性率 ７．０％
検査件数の増加以上に陽性率の上昇が非常に気になります。
今日、サイエンステーブルが最新数理予測モデリングを発表しました。１週間前に出したばかりですが、この１週間で状況が激変しています。
これまで６０％以上を占めていたデルタ株の割合が下がり始めており、変わってオミクロン株が急激に増えています。このグラフではまだ３０％弱となっていますが、今日の最新数字では５３％となっておりすでに半数以上を占めているようです。
南アフリカのデータをもとに、オミクロン株の症状はデルタ株より軽いといわれてきましたが、最新データの分析によると、入院、重症化、死亡は増加しており、一概に軽いと見ることは危険で、重篤な症状になる可能性があると警告しています。
オミクロン株に対するワクチン効果については、英国のデータによると、
２回目接種後１４週経過すると効果が３５％レベルまで低下することが分かっていますが、３回目ブースターショットをすることで７５％まで回復すると出ています。
今後の予定では、
現状の規制のままでは、早ければ来週早々にも感染者１００００人に達すると見ています。
３回目ブースターショットを急ぎ、加えて人の接触を５０％に減らす強い規制サーキットブレーカーを再導入することで上昇速度は抑えることができるかもしれないが、それでも５０００人近いレベルまでは増加するとなっています。
感染者増に合わせ、ICU重傷者も増え、医療機関もひっ迫することが予想されています。
これを受け、オンタリオ州政府がどのような規制再強化を打ち出してくるか、今日、明日の報道に注意です。
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