< このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。また文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません> 

 

トロントより

おはようございます

 

コロナパンデミックの2年間、政府支援金などがあったころから、なんとか生活できた人も、政府支援金がなくなり、物価暴騰もあり生活費が上昇しており、家計のやりくりに行き詰まり、自己破産を申請する人が増えています。

Office of the Superintendent of Bankruptcy Canadaから発表されたデータによると、4‐6月四半期だけで

カナダ全土 26000件以上 

対前年同期比 11%アップ

 

オンタリオ州 8800件以上 

対前年同期比 16.5%アップ 

1-3月四半期比 12.8%アップ

 

トロント 3500件 

対前年同期比 15%以上アップ

 

ハミルトン 904件 

対前年同期比 26%アップ

 

この自己破産の増加傾向はさらに進みコロナパンデミックのレベルに戻ると見られています。

 

その要因には、政府支援の廃止と物価上昇がありますが、もう一つが住宅価格の下落。

 

これまでは家計のやりくりがつかなくなると、家を売って、住宅ローンを精算し、住宅価格の上昇分が手元に残ることからその他の債務も精算できました。

 

しかし、住宅価格が下落している中、家を売っても住宅ローンが精算できないケースや、なんとか精算できてもその他の債務を解消できるだけの余剰が生まれないケースが出ており、この傾向は今後も増えていくと見られています。

 

既に住宅ローン破産の傾向が見えており、さらに住宅市場低迷を加速させるかもしれません。

 

やはり、住宅バブルがカナダ経済の弱点ですね。

 

 

10日の話題です。

(1)医療体制は崩壊どころか、壊滅状態

(2)トロント市AI水質管理システムの精度は50%以下

(3)技能移民と技能継承がカナダ経済の将来を決める

 

 

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