おかえり、M-AUDIO | ELECTRIC BANANA BLOG

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しまさんの独り言、なんてね。ハニー。
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年ぶりだよ、ハニー。エレクラ作業もガンプラ製作も、必ず傍らにA4ノートを置いてやるので御座る。メモ、或いは日誌みたいなモノで候。ノートがあれば筆記用具は必要、ちょうどプラモデル作業台のペン立てに突っ込んでおいたシャーペンが壊れたので今日買ってきたで御座る。いつもなら百均ですませるところ、今日はめんどくさがってそこまで足を伸ばさず、ドラッグストアでカップラーメンやらと一緒に買ったで御座る。値段はそれほどでもないけれど多少は高いの御座るが、それだけで書き心地抜群なので候。デフレ(死語?)日本の象徴で御座るな。

 

て。

 

M-AUDIO air192/8を買うついでに、ミキサーにつなぐケーブルも一緒に揃えた。せっかくミキサーにバランス入力があるのに、使わない手はないでしょ?実は、US-600は4in4outといっても、内2outはコアキシャル出力で、そのままミキサーにはつなげない特別仕様だったんだよね。なので、いったんD/Aコンバーターを介して、ミキサーに繋がなくてはいけなかった。その分余分な出費も強いられてたわけよ、ほとんど使わないチャンネルにも拘わらず(笑)だ。

今回のM-AUDIOの方は、4outともアナログで、ただ2outはピンプラグだったけどね。その辺も合わせてミキサーとはバランス接続できるようにした。

その辺のセッティングはアナログなんで特になんの混乱もなく、古いケーブルを取り外し、新しいモノに据え換えるだけでスムーズに終了。

 

 

際に音を出す段になってまたちょっと手間取った。機種名通り、192000Hzという高音質スペックで音を遣り取りできるようになっているんだけど、私のパソコンが追いつけないのか、或いはDAWソフトがいけないのか分からないけど、簡単にドロップアウトした。結局今まで通り、CDスペック44100まで落とさないと鳴ってくれなかった。

それはアンプシミュレーションソフト、AmpliTubeとGTRも一緒で、やはり44100まで落とさないと、AmpliTubeはドロップアウト、GTRは音は鳴るけど、エコーが二重になって聞こえるというか、なんかおかしくなるんだよね。歪み系はどっちのソフトもあまり変わらないんだけど、空間系、モジュレーションなんかはモロ影響を受けるみたい。

US-600はもう一つ、理由は分からないけどチャンネルごと、チャンネルごとに音量のバラツキがひどくて、本体のボリュームで調整しないと、ステレオなんかは左右が大きく音量差が出る、なんてことがあったんだけど、新しいヤツはもちろん(笑)そういうこともなく、普通に音が出た。まぁ、それが当たり前なんだけど。

 

 

て、エレクラスタジオはこうして、パソコン→オーディオインターフェース→ミキサーとつなぎ、更に小ミキサーで録音ブースとつながっている。この間言ったように残り一つ、自分が歌っている声は何処からやってくるのか?

 

れがミキサーを導入している利点。ミキサーはミキサーで入力した音は様々にルーティングできる、というのが利便性を生むわけ。で、ウチのミキサーには、ダイレクトアウト、というモノが着いていて、結局、ブースとはこの流れでつながっている。

ダイレクトアウトというのは、それぞれのチャンネルに入力した音をそのまま出力できるモノで、ウチのミキサーにはそれが8チャンネル分ある。そのうちの一つにボーカルが入力される。その前にチャンネルスプリット、と呼ばれるボーカル専用のコンプレッサーやイコライザーが一体になったヤツである程度整えてから入力されるので、そのまま録音される音を聞きながら歌えるわけ。

ちなみに、オーディオインターフェースのinには、コレとは別にグループチャンネルとつながっている。昔ミキサーといえば4バスだの8バスだの言っていたアレだ。四つのグループチャンネルには、やはり入力された音を自由にルーティングでき、それをDAWに送れるって訳。例えば、ボーカルと一緒にギターを録ったとして、それをルーティング次第で一つのチャンネルに録音も出来るし、もちろんそれぞれ別のチャンネルにも録音できるって訳。ボーカルを一度に二つのチャンネルに送ることも出来る。

ウチのミキサーは一応16chなので、16の音源を自由にアサインできるって訳。ただ、ダイレクトアウトは八つしかないので、その辺のセッティングには注意が必要。

 

近ダイレクトアウトも、バス・チャンネルというのもあまり重要視されなくなった。昔はどんなミキサーもその辺が肝だったんだけどね。デジタルの時代なると、ソフトウエアでルーティングしてしまうので、きっともうあまり必要ないのだろう。

余談だけどダイレクト・アウトもバス・チャンネルも、AUX出力で対応できる。最近はDAWで最終的に音作りするので、AUXというのはミキサーにはあまり必要なくなった。掛け録りとかもソフトでやってしまえるからね。だからAUX自体も少なくなっているんだけど、コレがさっき云ったダイレクトアウトやバスチャンネルの代わりになってくれる。それを利用すれば、ウチのスタジオは更にキューボックスを増やすことが出来るので、四人一度にそれぞれバランスの違うモニター、ぐらいなら平気で出来るようになっているのね。あ、簡単なミキサーはいるけど。

っとも制約は出てくる。AUXだとルーティングできる出力は限られるので、ボーカルほど自由度はなくなる。まぁ、その辺のルーティングを如何に取り回すかもオペレーターの腕の見せ所ではあるけど。機材ばかりのせいにしても良くない。

そもそも、ホームレコーディングにミキサーを導入、という観点がおざなりにされているのは悲しいところだな。ソフトウエア上で完全にそういうルーティングが出来るのは、まだまだ高価なものが多い。アナログミキサーは最近はけっこう廉価でいいモノが増えてるし、導入すればしただけ恩恵はあるもんだしね。是非とも宅録にミキサーを復活させて欲しいね。

 

なみにもう一つ、ブース側のキューボックス代わりの小ミキサーには、エコーが着いていて、ボーカリストはそれを調整する。DAWの方には素の音だけが届いていて、そっちの方が後々扱いやすい。コレがね、昔は難しかったんだよ。キューシステム様々だよ。せっかくの機材なのに、姫しか使わないなんてもったいないと思わない?

ということで、実はもうちょっと時間をおけば、もう少し賢明な判断、もう一日待てば不具合は直っていたわけだからね、出来たかもしれないと思うけど、私は焦っていた。時間がないわけではないけれど、予定は迫ってきている。

そう、近々ウチでレコーディングするのだ。つまり、新曲の完成が近い、ということだね。

その為に、不本意ではあるけど、スタジオリニューアル完成。それに見合う、いいモノが出来れば良いね。

 

んてね、今日は掃除の日だよ、って言ってみました。土曜日は掃除の日、なにがしか、集中的にやる部分を決めてキレイにしとくんだけど、今日はプラモデル倉庫を片付けた。といってもただの戸棚だけど、中に完成品のプラモデルの余った部品や余分なランナーを入れているストッカーと、もう一つ細々とした備品やら何やら、とにかく雑多なモノを入れていたヤツがあった。その雑多なモノを、とりあえずほぼ全部、処分した。分解できるモノは分解して、プラや金属に分けて袋詰めして放り出した。ストッカーの中は軽くなったけど、別にスペースが空いたわけでもなく、やり遂げた充実感だけで満足したのね。たまには思い切って捨てるのも大事だね、ってコトで。

 

それでは今日はこの辺で、ごきげんよう