何世代も前だよ､ハニー｡打ってきたで御座るよ､キツーいヤツを一発｡濃いヤツをキメて､モデル･グラフィックス買って帰ってきたで御座る｡

 

さて｡

 

またまたまた､新しいの出来たでよ｡

 

 

以前作ったのは量産機だったか､組み立て説明書にはそこら辺明確でないので忘れたけど､私の嫌いな可変機だね｡前回作った時､可変機はおろか､前後に分かれて飛ぶ､という機体をプラモデルで作る､ということに本当に嫌気がさし､ここまで引っ張ったようなものなのね｡

それはきっと私の腕のせいか､工程で無理するせいなのか､幾つか理由は心当たりがあるのだけど､とにかく､機体が変形する､ということを再現するために､いらんでエエ可動部分が出来てくる｡そこを例えば仮組みでちょっと緩めに設定すると､たちまち立ち姿があやふやになる｡所々グラグラで､パシッと立ってくれないのよ｡

前回のバウではそれが顕著で､ただ､私もバカジャナイ(笑)｡前回の轍を踏まず､とにかく緩すぎず､キツすぎない線を追い求めたよ｡後ハメとか､そういう所の加工は前回の経験で分かっているから､とにかく出来上がりがフラフラにならないように気をつけた｡

半分以上はその思いは達成出来たと思うのだけど､並べてみると背丈まで高くなったような気がするのはなぜでしょう(笑)?

 

 

バウはHGUCでも初期も初期､云ってよければまだ原初的な二世代ぐらい前の構造をしている｡具体的にいうと､色分けや合わせ目の処理がまだまだ甘い｡なのでそれが何をもたらすかというと､塗装の時にマスキング作業が増える､という事ね｡私はすっかり横着になって､コレがとても苦手なのよ｡

今回もマスキングがちゃんと覆えてない､或いはいらんとこまで覆っている､というミスが多発｡コレはおそらく性分だろうな｡同じ手､同じ指をしていても､早弾きが弾けるヤツと弾けないヤツが出てくる､その根本的な違いは､きっと生き方というか､事に対処する姿勢なんだと思うけど､それと同じ事だな｡

 

 

それと､何でもかんでもエアブラシで賄おう､というのもきっと間違っている｡多少は筆塗りも工程に加えた方がイイと思うのね｡昔は律儀にレタッチとか､ちゃんとやってたけど､筆ってそれこそ｢技量｣が問われる作業だから､上手く塗れなかったのね｡それはMMフィギュアで何れ鍛えよう､とか思ってて､本とか読んだりしているけど､機会があるなら今から筆を握ってても間違いじゃない｡

私ってそういうとこあるのよ｡筆塗りはちゃんと手順を踏んで､基本を抑えて､それから経験を積むために､なんていってて､積みプラを片付けるまでは筆を握らない､なんておかしな事に縛られたりするのよ｡よく自分は官僚的性格､って言うけどこういう所がその現れだね｡

習うより慣れろ､手先仕事は場数を踏んでなんぼなんだよね｡

 

 

まぁ､今回は一部､筆を入れてます｡どうしてもマスキングで対応出来ないところ､まぁ､それもめんどくさいから､というのがあるんだけど､半ば強制的に､筆を握ることにしました｡するとね､意外と塗れるもんなんですよ｡もちろん､まだまだ甘いけどね｡

そんな風に､なんだか毎度同じように右から左へパッパパッパ作っているように見えて､少ーしずつは変革を加味しているわけ｡それでも思うほどには上達しない､上手くは見えないのよ｡それはギターも同じだな｡練習中にも､毎日いろんな事を考えているけど､全体を俯瞰してみるとなかなか上達はしない｡

この間久しぶりにギターのレコーディングをして､まぁ時間はあるから､じっくり今までにないほどじっくり､ちゃんとしたものを残そう､と考えて始めたんだけど､始めるとね､確かに日々練習してきたから､それなりに聞こえるけど､そうすると余計に､もっと気になることが出来てくるのよ｡

で､案外その場の修正で出来たり､後SONARの機能に助けられたりして､結局一日で録り終えちゃった(笑)｡出来上がりには自分では満足しているけど､それは果たして他人が聞くとどうかな?

 

 

そう考えるとね､結局練習じゃないんだよ｡なんというか外見や目に見える部分じゃないような気がするね｡今まで1時間やってたから今度2時間で､っていうようなものではなく､もっと精神的な部分､性格的な部分が邪魔してんじゃないかと思う｡そこに手を入れるのはもちろん大変で且つ､ちょっと怖いことでもあるんだけど､そのハードルを乗り越えたら自然と1時間が変わるんだろうね｡

なんてことを柄にもなく､ガンプラを作りながら考えたわけではないですよ｡今この場で考えました｡つまり今回は反省をもたらす結果だ､ということです､ハーイ。

 

なんてね､ちょっとしばらくガンプラ製作はお休みだよ､って言ってみました｡ワクチン二回目打つまでぐらいに､別のことを仕上げたいのね｡エレクラとも違うもので､一つだけやり残したことがあるのよ｡それを片付ければ､後は全て､今までやったことのない､新たなチャレンジになるんだけどね｡一つ作りかけでそのまま放っておいてしまったものね｡中途半端に途中で投げ出したものは､この間の掃除と一緒で､ずいぶん前に消去した､それでも残ったものを､この無職中になんとかしたいと思うのだよ､ってコトで｡

 

それでは今日はこの辺で､ごきげんよう｡