大阪 囲碁と食い倒れの旅(囲碁サロン雅、囲碁サロン心斎橋、エストレラ) | 碁会所探偵シホ&クニ

碁会所探偵シホ&クニ

初段を目指すシホ&クニです。
碁会所で打つのが大好きな私たちが,
お世話になっている碁会所、
初めて行ってみた碁会所をご紹介します。

毎月15日の更新なのに、
大変遅れました。
申し訳ありません。

探偵した後に仕事が詰まっていたのと、
高熱で倒れたので・・・と言い訳です。


さて、シホクニがずーっと行きたいと思っていた、
大阪囲碁の旅に行ってきました。

あ、これ、すごく長文ですよ。
2日分を一回で書き上げようと思うので、
お時間がある時にお読みください。


まずは、大事なご報告をしなくてはなりません。
2010年7月から毎月続けてきた
『碁会所探偵シホ&クニ』ですが、
来月の58回目を最後に一旦休止させていただきます。

まだまだご紹介したい碁会所もあり
大変残念なのですが、
シホの都合でこの春より
探偵をする時間がとれなくなってしまい、
やむなき決断に至りました。

今回の遠征も、
(とりあえず)最後の探偵だから、
一番行きたいと思っていた碁会所に行こう、
だったら大阪でしょ!
ということで、即決定した次第です。


3月12、13日で大阪。
と日程だけは決めたものの
シホもクニも直前までちょっと大変な仕事をしていて、
実際は行けるかどうかもわからない状況でしたが、
ようやくそれを終えて、
二人でJTBに駆け込んだのが出発2日前の3月10日。
計画性なしのシホクニらしい旅行の幕開けですね。

春休みだからか新幹線もホテルもいっぱいで、
ギリギリとれたツインがヒルトン大阪って。
(ビジネスホテルで良かったのに)


まあとりあえず新幹線もホテルも確保したので、
12日早朝に新横浜に集合。

朝食は駅弁。




食べておしゃべりしている間に
富士山も見逃して、
新大阪到着が午前9時過ぎ。

そして、大阪へ。









※大阪のエスカレーターって、
ホントに右側に立つんですね。(関東は左側)
この後は、郷に入っては郷に従う。
 


ホテルに荷物を預けてから、
「さて、どうしよう」。
行く碁会所だけは決めていたけれど、
その他はノープラン。

まずは2日間の動きを決めようってことで、
カフェに入りました。

 




二人してガイドブックの一冊も持っていないので、
ホテルでもらった案内地図で駅などを確認するも
「道頓堀はどこ? 天満橋は?」
まったく地理がわからず、混乱。

大阪の地下鉄、複雑だし。
なんで大阪駅に梅田とか東梅田とか、
別の駅が隣接しているの?!
と、また混乱。

が、混乱を解決しないまま、
「後で誰かに訊けばいいよ」
「早めの昼を食べよう、粉もん食べよう」
と、観光案内で教えてもらった
お好み焼き屋「桃太郎」に入る。


まずは牡蛎焼きで生ビール。
美味い!




そして、名物の「いもすじねぎ玉」のお好み焼き。

「囲碁の芋筋は良くないけど、
これは美味いねえ」
と、すでに酔っぱらいのオヤジ状態。




※中にジャガイモが入っているからね



※マヨネーズかけるのヘタクソ過ぎ、私




卵で巻いた「そばロール豚チーズ」でしめて、
大満足。
(撮る前に食べちゃったよ)



まだ、碁会所には行かない。
まずデパ地下を探偵、
大阪みやげの目星をつける。


ようやく午後に天満橋の碁会所、
「囲碁サロン雅」へGO。

ここは、
goxi(囲碁のSNS)のマイフレさん、
学園先生が経営する碁会所で、
来阪の際にはぜひ寄りたいと思っていたところ。

天満橋の駅から5分ほどですが、
(大阪城からは10分くらい)
土地鑑がない上、方向オンチのシホクニは、
駅前のドラッグストアで道を教えてもらいました。

この後もちょくちょく感じたのですが、
大阪の人ってすごく親切ですね。
道や駅を訊いても、おすすめのお店を訊いても、
スマホの充電をお願いしても、
みんな優しく対応してくれました。




※「雅」、見~つけた。
  下はオシャレな洋菓子屋さん。




※入口の看板





※入口。怖くはありません,大丈夫です



迎えてくれた学園先生とは、
シホは一昨年のジャンボ大会で、
クニは昨年のジャンボ大会でお会いして以来。

関西棋院の元院生で、現在は公認インストラクター、
goxiの対局場では優しく的確な検討をしてくれる
学園先生です。


私たちがお邪魔した木曜は、
学園先生お一人でしたが、
火土日は、他に二人のスタッフさんが常駐しているそうです。




※常連さんと学園先生



※お客さんが帰った後の店内


滋賀出張で仕事を終えた調査員・Mしゅーと、
大阪在住の囲碁友・Mっちが、
夕方に雅に来てくれるということで、
それまでシホクニは、
常連さんと対局したり、
学園先生とお話したりしていました。

なんか、待ち合わせ場所に使って、
すみません。

でもその間、色々話を聞いて面白かったな。

学園先生=林達也さん(40)が
雅の経営を引き継いだのは一昨年のことですが、
それまでがなかなか波瀾万丈。

ご実家の林家では代々、
「囲碁、柔道、水泳のどれかを学ぶこと」
というのが家訓だったそうで、
学園先生も小学生の時から碁を知っていました。

関西棋院の院生になってプロを目指すも、
その道は厳しい。
囲碁をやめようと思ったことも何度かあったそうですが、
そんな時に関西棋院が
「囲碁学園」という子供教室を立ち上げることになり、
その中心的なメンバーに。
「学園先生」のハンドルネームは、
ここから来ているのですね。

そこで活動しているうちに、ヒカルの碁ブームが訪れ、
子供教室は大いに賑わったそうです。

ブームが一段落すると、
いくつかに増えていた子供教室も統合され、
学園先生は関西棋院の大会運営の仕事の方に。

が、体調を崩して余儀なく退職。
しばらく療養した後、現在に至るわけです。

と、ざっくりでしたが、
ずっと囲碁に関わってきて
酸いも甘いも経験してきたであろう学園先生は、
老成しているようでもあり、
天真爛漫でもあり、
ステキな人なのでした。


雅はゆったりしたスペースに16面。
上手のお客さんも気軽にお相手してくれて、
いい碁会所です。

学園先生によると
「大阪ではほとんど駅前に碁会所があるので、
ちょっと離れると面倒と感じるらしい」
のですが、駅から5分ですから、
大阪の方、ちょっと足をのばしてみてください。


■囲碁サロン 雅
大阪市中央区船越町1-6-2
アズタビル2階
電話 06-6947-1536
営業時間 13時~21時
       水曜定休
席料 1080円



※Mしゅー、Mっちと合流。
 右部分、トリミングのしかたがわからない



さて、夕方になって、
MしゅーとMっちが到着。

中之島にお勤めのMっちは、
シホクニを案内してくれるために、
忙しい中駆けつけてくれたのでした。

一方Mしゅーは、
現れたら顔が傷だらけで、
みんなびっくり。
聞けば前日に飲み過ぎて、
自転車で転んだそうです。
手指も内出血しているし、
肋骨も傷めている模様。
おいおい、それでよく関西に来たな。
大丈夫なの?

が、それでもみんなで、
夜の街へGO、GO!(ひどい)


次の目的は、
日本棋院関西支部の円田秀樹九段が経営する
囲碁カフェバー「エストレラ」。


地下鉄で天神橋六丁目へ行き、
まず腹ごしらえ。
親切な大阪人・Mっちは店を色々考えてくれたのですが、
ソウルフードに固執するシホクニは
「昼夜粉もん上等!」
と、またお好み焼き屋へ案内してもらいました。



※Mっち、ディープな界隈を案内中


Mっちが
「行きたいと思っていてまだ入ったことがなかった」
という「千草」へ。







お好み焼きと焼きそばと砂肝焼きで
乾杯。
どれも、美味しかったな~。


※ねぎ焼きのすじ入り。
  あれ、すじ入りのねぎ焼き?




※砂肝の向こうに千草焼き




※間に大きい肩ロースが一枚


↑が↓に。




※トッピングは、けしの実。珍しいね



お腹も満足したところで、
エストレラに向かう。







お洒落な入口を入ると、
カウンターに円田先生が。




※ダンディー♡


なんでも後から聞いたところによると、
円田先生はいつも店にいらっしゃるわけではなくて、
突然行ってお会いできたのはラッキーだったそうです。


入口も店主も内装もステキなら、
碁笥もつまみもお洒落。






ここで、
Mしゅー・Mっちvsシホクニでペア碁開始。

思えば長年一緒に囲碁をやってきて、
シホとクニがペアで打つのはたぶん初めてのこと。

正反対の棋風だから
お互いに絶対合わないと思っていたら、
シホが打った手に
「私もそこにいこうと思ってた」
とクニ。
クニが打った手にシホが
「同じ!」
ということが大事な場面で何度もあり、
「何、意外に気が合うじゃん!」
と、二人でびっくり。

結果的にMしゅー・Mっちペアには負けたけど、
シホクニが意外に(?)気の合うペアだということを発見して、
とても嬉しかったのでした。
ひょっとしたらこれが、
この旅行の最大の収穫だったかも。
(今頃かい)

でも、隣にいたお客さんは関西棋院の元院生だそうで、
私たちのペア碁、お目汚しだっただろうなあ。


しばらくして、
店を終えた学園先生も来てくれて、
ワイングラスで
「ルネッサ~ンス!」
と乾杯。
「古いよw」
と言いながら以後、ずっと
「ルネッサ~ンス!」
と大笑い。
髭男爵のギャグを知らないMしゅーだけが、
首をひねっていました。
(笑うと肋骨が痛いと言っていたから良かったかも)


あと、ここでMっちが出してくれた
大阪のひなあられに感激した。
関東のひなあられは甘いポン菓子だけど、
関西のひなあられって、本当にあられなのね。
すなわち小さい(そして丸い)お煎餅。
色々な味があって、すごく美味しい!
買って帰りたかったけど、
「季節商品で、もうどこにも売っていない」
ということで、がっかりでした。

関西の皆さん、
関東の人にひなあられを上げたら、絶対に喜ばれますよ!




※円田先生と常連さん。
 「円田先生はオレらの対局を見て、
 『目が腐る』言うんやで~」
 (こんな大阪弁じゃなかったかも)


■囲碁カフェバー エストレラ

大阪市北区浪花町4-14
電話番号 06-7173-1353
定休日 水曜
営業時間は曜日によって違うので要問い合わせ

↓エストレラHP
http://estrela.sharepoint.com/Pages/default.aspx




↓まだまだ長いので、
 途中にもポチリを入れてみました

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濃い一日が終わり、
Mっちは自宅へ(Mっち、ありがとう!)
シホクニとMしゅーは別々のホテルへ。
ろくに手当もせずに大阪に来てしまったMしゅーには、
病院に行くように言いましたよ。



ホテルに着いて、すぐに就寝。
「ぐっすり寝たな~」と朝6時過ぎに起きたら、
クニはまだ熟睡中。

あとから聞いたら、
クニはお腹をこわしてしまって、
明け方4時まで寝られなかったそうです。
(明らかに食べ過ぎ)

全然知らなかったよ。
私、同じものを同じだけ食べても、
何でもなかったし。
(クニは夜中じゅう苦しみながら、熟睡するシホを見て
「誰が不眠症だよ!」と思っていたそうです)


が、クニも大したもので、
朝食はしっかり摂った。





和食、洋食、中華食があったけど、
ヒルトンだからやっぱり洋食でしょ。


でもシホはその後で、
中華粥と和食のおかずも食べたけどね。





ゆっくりコーヒーを飲みながら、
一日の計画を立てる。


2日目は
関西棋院の見学

道頓堀でランチ

囲碁サロン
心斎橋

どこかで夕食

お土産を買って新大阪から帰る


いやその前に、
電気屋に行かなければならなかった。
クニのスマホの充電器の線?(なんていうの?)が
ダメになって?(なんていうの?)、
電気屋さんで買わないといけないらしい。

ということで、
大阪駅そばのヨドバシに向かう。





※たこ焼きコーナーの充実ぶりに感心


無事、線?を買って、
最初は歩いていくはずだった関西棋院に、
タクシーで向かう。


「中之島の向こうの関西棋院へお願いします」
と言ったら、タクシーのドライバーさんが
「囲碁やるんかいな。あんたら、先生?」(たぶん違う言い方)
「ちゃいまんがな」(明らかに違う言い方)

ドライバーさんは将棋四段だそうで、
詰め将棋の本を見せてくれました。
(って、前を見んか~い)

幸い事故も起こさず、
無事、中之島を越して関西棋院着。








中では午前中の教室をやっていました。
お茶を飲んで、ちょっと見学。
(実はこの間、
クニのスマホの充電をお願いしていた。おいおい)




※左の橋は「栴檀木橋」。
 「栴檀は双葉より芳し」の「せんだん」ですね


関西棋院の窓の向こうには、
中之島の大阪市中央公会堂が。
こんな眺めの碁会所っていいなあ。


中之島って、
「中之島ブルース」って歌の題名でしか知らなかったけれど、
市役所もあって、中心的なところなんですね。
しかも辺りの建物が古い西洋建築で、
風情があって素敵。
その時間はなかったけれど、
水上バスに乗ったら、
八百八橋といわれる大阪の魅力をもっと感じられたんだろうな、と思いました。


だいたいここまでで私たち、
観光的なことは一切していませんからね。

雅の帰りに、
遠目に大阪城を見ただけ。
通天閣にもあべのハルカスにも行きませんでした。




※わかる?
 真ん中の光が、ライトアップされた大阪城



でも、これは見た。
道頓堀のグリコの看板。







ここから歩いて、
心斎橋へ向かいます。

いや、その前に昼食を。
「何にする?」
「たこ焼き?」
「牛肉って手もあるよ」
「きつねうどん?」
「串揚げはきついよね」

決まらないままブラブラ歩き、
発見したのがホルモン焼きのお店。

はい、ここ決定!
ホルモンといったら、じゃりん子チエ!(古いよ)





ホルモン10種にかすうどん付き、
キャベツ、ご飯、キムチはおかわり自由で1200円。



お隣の人が注文したコロッケ定食は550円でした。
(安っ)




何これ、ヒト?
何の内臓かわからないけど、
こんな形のものが。

「ひゃー、助けてー」
と、じゃぶじゃぶタレに漬けて、
残酷に食べる。
二人で大笑い。
野獣か。



そして、大阪の朝を病院の治療で過ごしたMしゅーと
(骨折はなく、不幸中の幸い)
心斎橋で待ち合わせ。
なのに電話でMしゅーが
「地図には心斎橋という名の橋などない」
と言う。
どういうこと?
シホクニの目の前にある橋は違うのか。

近くにいた警察官に訊くと、
「それが心斎橋だよ。
今は川がなくなって地下街だけど」(たぶんもっと大阪弁だった)
川を目当てにしていたMしゅーは見落としたらしい。


そんなこんなでようやく落ち合って、
心斎橋囲碁サロンに向かう。

過去に2回来ているはずなのに、
場所がうろ覚えのMしゅー。
「う~ん、この辺だったかな」
と言っている間にシホが遠くの「囲碁」の看板を見つけました。

でも実際は、
地下鉄「心斎橋」駅の14番出口を出てすぐなんですよ。








※入口の横には、
 棋士のサインがいっぱい




※受付横


※出た、
囲碁サロン心斎橋の華、
 まゆみ&さとみ姉妹



そうなんです、
この美人姉妹にお会いしたくて、
大阪に来たんです、私たち。


シホクニがブログを始めた頃に、
常に囲碁ブログランキングの上位にいたのが、
囲碁サロン心斎橋の姉妹が書くブログでした。
(今も常に上位です)


↓囲碁サロン心斎橋のブログ
http://ameblo.jp/igosalonshinsaibashi/


ブログを見る度に、
こんな姉妹が受付にいたら、
お客さんたちは楽しいだろうなあ、
碁会所も居心地がいいんだろうなあ、
イベントも楽しそうだなあ・・・
と、もう憧れですね。

いつか囲碁サロン心斎橋に行ってみたい、
とずっと思っていました。



そして、受付にいた実際のさとみさん。
美しや~。





受付をしてもらって自己紹介すると、
嬉しいことにさとみさんも
シホクニのブログをご存知でした。

指導碁の最中だったので、
後でお話を伺うとして、
シホクニで対局。
二人でゆっくり打つのも久しぶり。
これも、この旅で良かったことの一つです。



※指導碁中のさとみさん


店内はきれいで、

全体にゆったりして、
椅子も座り心地がいい。
とても癒されるサロンです。







※私たちは1100円でした


旧姓・大塚まゆみ(33)、さとみさん(30)姉妹が勤めたのは7年前、
オーナーの佐藤康夫さんが
このサロンの経営を引き継ぐと同時のことでした。
(「心斎橋囲碁クラブ」から改名)

「受付には若い女性がいた方がいい」
と考えたオーナーが、
知り合いだった姉のまゆみさんに声をかけ、
まゆみさんが妹のさとみさんを誘って、
二人で勤めることになったそうです。

姉妹は囲碁のことは
何も知らなかったそうですが、
「知らな過ぎたから、すんなり入れた」
と言います。


当時は別の場所にあり、
その後も一度移って、
今の場所になったのが4年前。
昔ながらの碁会所から、
分煙にもした今風のサロンにしました。

「勤めた当初は人が全然来なかったんですよ」
と言いますが、
今の盛況ぶりを見ると、
オーナーの経営センスの確かさがわかります。
ブログを姉妹に書かせるアイディアも、
オーナーのものだそうです。

サロンのことだけではなく、
姉妹の日常も書いた親しみやすいブログにはファンが多く、
全国的にも囲碁サロン心斎橋の名前が知られ、
私たちのような遠方からの来客も増えたはずです。


現在まゆみさんは初段、さとみさんは1級の棋力ですが、
若い人への囲碁普及に熱心な白石裕九段が
最初から個人レッスンで教えてくれたそうです。
短期間で指導碁ができるまでになったのは、
お二人のセンスや努力もあったのでしょうね。

さとみさんは教えるのが好きで、
「初心者の人が、ルールを覚えて強くなっていくのを見るのが楽しい」
と言います。


当初は姉妹が毎日勤めていましたが、
現在受付にいるのは妹のさとみさんの方。
姉のまゆみさんは昨年結婚して京都に移られたので、
土曜日だけの勤務です。
(なので、お会いできなくて残念でした)

さとみさんも昨年結婚したばかり。
お相手は関西棋院の倉橋正行九段。
倉橋先生はこの囲碁サロンで
毎月一回指導碁会をされています。
きっと、その碁縁ですね。

毎日の勤務を終えたさとみさんのために、
倉橋先生は夕食を作って待っていてくれるそうです。
なんと、なんと。
「ひょっとしてお弁当も?」
と訊くと、
「お弁当も作ろうかと言ってくれたんですけれど、
さすがにそれは断りました」
って、倉橋先生、どんだけ愛妻家?!
ご馳走さまでした。

「7年前にはボードゲームをしたこともなかった」
というさとみさんが、
囲碁棋士と結婚するなんて、
人生って面白いですね。


倉橋先生の指導碁の他、
このサロンでは毎月第3日曜に
「若手棋士教室」を開催しています。
小松大樹二段、星川航洋三段、高嶋武三段が
常に三人で講座と指導碁をしてくれると人気だそうです。


実はオーナーの佐藤さんにもお話を聞きたかったのですが、
さっきまで常連さんと打っていたのに、
気付いた時には帰られていました。
元々ビジネスホテルを経営している佐藤さんは、
一日一回は囲碁サロンに顔を出しますが、
パッと帰られてしまうとか。

次に来られるときがあれば、
ぜひお話を伺いたいと思っています。



■囲碁サロン 心斎橋
住所 大阪市中央区心斎橋1-13-5
    サンダー心斎橋ビル2階
電話 06-6245-3599

営業時間 月火木金 12時~21時
       土 12時~19時
定休日  水、日、祝日
入会金 10000円
料金 会員1000円 非会員1300円
    女性会員800円 女性非会員1100円

↓HP
http://igosalon.com/menu/time.html




囲碁サロン心斎橋で思った以上にくつろいでしまったので、
帰る前にゆっくり夕飯をするのは無理かな、
ってことで、
新幹線乗り場のフードコートで最後の大阪の味を求めることに。





ダメ押しの
串揚げ、きつねうどん、たこ焼き、
そしてビール。
3人で「ルネッサ~ンス!」。
(Mしゅーは知らないけど)


クニとはン十年の付き合いなのに、
思えば二人で旅行したことはなかったのね。
沖縄に行った時は3人だったし、
三浦で囲碁合宿した時も3人だった。
今回は初めての二人旅でした。
いや、Mしゅーと3人だったのか?

ともあれ、本当に楽しい大阪旅行でした。
大阪でお世話になった皆さん、
ありがとうございました。

今度はぜひ
横浜にも遊びに来てください。



そして、シホが書く碁会所探偵の記事は
これが最後になります。

お世話になった碁会所や囲碁を打てる店の皆さん、
ありがとうございました。
楽しく打たせて下さり、ありがとうございました。
ためになる話を聞かせていただき、ありがとうございました。
シホクニや調査員のみんなと友達になっていただき、
ありがとうございました。
何より、碁会所は楽しい、囲碁は楽しい、
と改めて感じさせてくださり、ありがとうございました。


拙いブログを毎月読んでくださった皆さんにも
大感謝です。
ポチリを押していただき、ありがとうございました。


来月は、クニが最後のご挨拶をいたします。
といっても、シホクニが碁会所に行かなくなる訳ではありません。
またどこかでお会いできる日を楽しみに。



                      by シホ


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