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カテゴリ:韓国・ニュース
日本経済新聞電子版 2012/8/27 10:57 【ソウル=尾島島雄】
27日の韓国株式市場でサムスン電子の株価が急落した。同日午前10時半までに一時、前週 末比7.7%減の117万7000ウォンを付けた。米連邦地裁が24日、スマートフォン(高機能携帯 電話=スマホ)で米アップルの一部特許侵害を認定したことを受け、日本円で830億円に上る 賠償金やスマホ販売への影響を懸念し売りが先行している。 連邦地裁の判事が製品販売の差し止めも含めた最終的な判決を出せば、米国で「ギャラクシ ーS2」などの流通が止まる公算が大きい。ただ最新の主力機「ギャラクシーS3」などは含 まれておらず、ただちに米国のスマホ事業が頭打ちになる事態は想定されていない。 足元の販売は「S3」がけん引し、好調に推移している。ただ2012年4~6月期の連結営 業利益のうちスマホを中心とするIT(情報技術)機器の部門が6割を稼ぐなど、スマホ偏重 は著しい。株価の急落は、こうした事業構造への懸念もある。韓国投資証券は「裁判の結果が サムスンにとって予想より悪く、スマホ事業のリスクとして株価に作用している」と分析す る。 さらにサムスンにとって不安材料となるのがアップルの動きだ。 「iPhone(アイフォーン)」の新型機を近く発表すると見られ、「S3」との競合が激 化するのが確実視されている。評決を受け「コピーは許さない」という姿勢を強めて販促につ なげれば、サムスン機への一定の影響は避けられない。 両社の特許訴訟を巡っては米連邦地裁とは別に韓国で24日、ソウル中央地裁が双方に損害賠 償を命じる判決を下した。日本でも31日、サムスンがアップルの「iPhone4S」の販売 差し止めを求めた訴訟の判決が東京地裁で予定されている。 http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2700J_X20C12A8MM0000/ 2012年2月1日 欧州委員会、サムスンを本格調査へ - 「FRAND」特許濫用の疑いで サムスン(Samsung)がスマートフォンやタブレット端末の分野で競合する各社を相手に自 社特許の侵害をめぐって争っている裁判に関し、欧州委員会(European Commission)が、 独占禁止法違反の疑いで同社の調査に乗り出したことが、現地時間31日に明らかになった。 欧州委員会は今回の調査について、サムスンがいわゆる「必須標準特許」(または「FRAND」 特許)の侵害を理由にアップル(Apple)などの競合他社を訴えていることが、支配的な立場 の濫用を禁じたEU条約の規定に触れる可能性があると説明しているという。 「必須標準特許」は、当該技術の広汎な普及を目的として、標準化団体から「公平で妥当かつ 差別のない」(Fair, Reasonable and Nondiscriminatory:FRAND)やり方で他社への ライセンス提供を行うことが求められているもの。 サムスンは1998年に、欧州電気通信標準化機構に対し、同社が保有する3G/UMTS関連技術 の特許を、このFRANDの原則に沿ってライセンス提供すると約束していた。 ところが、昨年から同社がアップルを相手に続けている一連の訴訟では、これらの特許の侵害 を根拠に、iPhoneなどの販売差し止めを求める訴えがサムスンから出されていた。 また昨年11月には、欧州委員会がサムスン、アップルの両社に対し、FRAND特許に関する情報 提供を求めたことが伝えられていた。その際に、知財分野に詳しいコンサルタントのフローリ アン・ミューラー(Florian Mueller )氏は、このEUの調査がアップルよりもむしろサム スンを対象としている可能性が高いと指摘した上で、欧州の規制当局が自社のFRAND特許を使 ってiPhone 4Sなどの販売差し止めを求めるサムスンのやり方を独禁法違反と認めることにな れば、同社は対アップル訴訟の大半を取り下げざるを得なくなる可能性もあるとの見方を示し ていた。 さらに12月には、パリ(フランス)の大審院で、iPhone 4Sで使用されている無線関連技 術が、自社のW-CDMA関連特許の無断使用にあたるとして、同製品の販売差し止めを求めたサ ムスンの訴えが却下されたが、その際にも同氏は、「FRAND」特許の侵害を根拠に訴えを起こ しているサムスンの戦略には「根本的な欠陥がある」と述べていた。 サムスンとアップルは現在、独、仏、米、豪、韓国、日本などあわせて10ヶ国以上の国で特 許関連訴訟を続けており、同日には独デュッセルドルフで行われた控訴審で、サムスン製タブ レット「Galaxy Tab 10.1」の販売差し止めを命じた昨年9月の判決を支持する判断が下され ている。 http://wirelesswire.jp/Watching_World/201202011137.html サムスンは、南朝鮮の国営企業といっても差支えないでしょう。 南朝鮮を代表する数少ないメーカー。パクリと揶揄されて来ました。 そんなサムスンのスマホ「ギャラクシー」シリーズを主力端末に位置付けるドコモには、法 則発動の予感が・・ あれほどやめるように顧客から懇願されたのにもかかわらず、強行したドコモ。 経営陣の危機管理能力のないことが露呈してしまいました。 欧州委員会を含め、サムスン包囲網ができつつあるようです。 そんな中で、ムーディーズが韓国国債を「Aa3」に1段階引き上げとは! あきれるばかりです。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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