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2016年1月13日水曜日

訃報、David Bowie 元祖ビジュアル系の偉大なスター

また、私達世代のヒーローが逝ってしまった。David Bowie が、がんの闘病の末、力尽きてしまった。 中学一年の時にラジオで初めて耳にしたbowieの曲 ”スターマン”のサビの部分の美しくかつポップなメローディラインが衝撃的だった。 『”スターマン”が空で待っている”』とは何と非現実的で夢のある言葉なのかと魅了され、毎晩、家のベランダで夜空の星を眺めていた。ビジュアル面でもユニークで、オレンジ色の髪の毛に青いアイシャドー、赤い口紅といった派手なメイクに煌びやかな衣装、ヒールの高い靴、普通の男性がこんな恰好すれば、とんでもないことになりそうだけど、彼は、とても魅惑的で美しかった。 いつも遠い存在でアイドルというよりビートルズと並んで神に近い存在だった。その後、創作面も外見も目まぐるしく変化して、私はついていけなくなったが、常に、既存の価値観と闘い、時代の先端の感覚を鋭くキャッチする人だった。 1980年頃、京都で半年間程暮らしていたらしいが、私がそれを知ったのは彼が日本を去ってまもなくの頃で、とても残念だった。
突然の訃報に驚き、本当に残念で悲しい。 どうか天国で安らかに........







2016年1月6日水曜日

”孤立は悪”という呪縛から自由になる

昨年は、何度も戦後70年という言葉を耳にしたが、その一方で、集団的自衛権の行使を限定的に可能にする安全保障関連法が成立し、70年前の不幸が再び繰り返されないかという不安感がひときわ高まった。軍国主義へと突き進み、”一億玉砕”というスローガンの下で国民を大量に虐殺していた頃の日本は、世界の歴史上、稀に見る程、最悪な人権蹂躙国家であったと思う。こうした国民に不幸しかもたらさなかった国家は、一人の強力な独裁者とその限られた側近だけで形成されたのではない。もちろん戦犯とされた強力な権力を持った指導的な立場の人間の責任は一般人とは、比較にならない程重い。けれども、”一億玉砕”、”贅沢は敵だ” ”欲しがりません、勝つまでは”といった標語が徹底的に国民に浸透したのは、勤勉と協調性を美徳とする日本人の気質に負ったところも少なくないと思う。戦後の70年間で日本人の価値観や生活スタイルが大きく変わった。民主主義の概念をアメリカに植え付けられ、自由、平等、といった民主主義的な価値観がすっかり定着して、個人の権利が尊重され、”滅私奉公”などといった言葉は過去の遺物の様に思えたりする。

現在の日本の大抵の市町村の中には、町内会あるいは、自治会と呼ばれている団体が組織され多くの日本人がそこに属している。1930年代の日中戦争の頃に各地で組織され始め、太平洋戦争の頃に、、国によって徹底的に整備されたのが町内会の起源であり、戦争遂行に大きな役割を果たしたという。現在の自治会、町内会は、地域自治のための任意団体となっており、法的に、国や自治体などの行政組織とは、全く無関係であるはずだ。ところが、多くのこの様な地域自治のための組織は、市町村行政の下部組織の役割を担わされているのが現実だ。それゆえ、同好会のような任意団体であるあるのにもかかわらず、住民に対する強制力は、半端なものではない。加入しないと村八分になり、嫌がらせを受けたりで、そこに住み続けるのが困難な状況に追い込まれかねない。それなりのメリットがあるなら納得できるが、役員、班長、各種清掃、行事、祭りなどの地域活動と様々な使役に強制的に駆り出された挙句、年間5000円近くの会費を徴収され、デメリットが多すぎる......こんなところが、多くの加入者の本音ではないだろうか?  外国にも、勿論、地域自治のための組織は存在するが、日本と韓国を除いた殆どの国では、この様な強制力はなく、希望する人が集まって自主的に活動している文字通りのボランティア組織が圧倒的だとか。

古代以来の農民社会の中で、”集団から孤立することは、悪しきこと”とする観念を、日本人は幼少の頃から刷り込まれている。歴史上の権力者達もこの性質を利用して効率的に民衆を支配してきたし、太平洋戦争末期の”一億玉砕”という異常な風潮もこの様な日本人の体質によって、拡張されたのだと思う。  もし、自治会あるいは、同じ任意団体である学校のPTAの加入を拒否する人がいれば、その人は周囲から白眼視され、非難されるだろう。だから大抵の人は、その活動に興味がなくても義務的に参加する。自治会や、PTAといった組織が個人に与える圧倒的な強制力は、かって戦争に非協力的な者に”非国民”のレッテルを張り、村八分にして徹底的に苛めた戦時中の”町内会”と共通する性質を持っているような気がする。 この国に、民主主義が植え付けられて70年、憲法が国民に保障する基本的人権の自由に生きる権利、精神の自由の権利が、現在も往々にして侵害されたり、反対に知らず知らず無意識に他人の権利を侵害していたりすることもあると思う。 個人の自由な意志が尊重される風通しの良い社会を作るために、学校、社会、地域が醸し出す ”皆で一緒に○○○しよう。”といったプロパガンダ的な雰囲気に流されず、時には、孤立を恐れずに生きて行く勇気も必要かもしれない。 この社会に蔓延る悪質な集団的いじめへの参加を防ぎ、更に、過去の悲惨な歴史の再発を防ぐためにも.......







2015年7月3日金曜日

追悼 Chris Squire

今週明けの月曜日、また悲報が飛び込んてきた。伝説のプログレシッヴ ロック バンド(現在も活動しているが)"Yes"のベース奏者のクリス スクワイア (Chris Squire)が他界した。 5月に、急性骨髄性白血病の治療に専念するため、休業すると発表されたばかりで、それを耳にした時は、こんなに早く逝ってしまうとは夢にも予想していなかった.昨年の11月の来日公演で、あんなに元気に、相変わらず完璧なプレイを披露して、大きな感動を与えてくれたのに.......それが僅か7か月前の事であるのがとても信じられない。

中学生という多感な時期に"Yes"というバンドに出会い、ある時期はこのバンドにぞっこんのめり込んでしまった。日常の悩みや面倒なこともぶっ超えて、まるで異次元世界にでも連れて行ってくれるかのようなわくわく感は、それまで聞いていた物とは、異質だった。当初は、 ジョンアンダーソンやスティーヴハウ、リックウエイクマンという華やかなアーティストを際立たせる脇役のような存在としか捉えていなかっが、ジョンやリックのソロアルバムを聞く度に、Yes的な音作りを期待した私は、違和感を覚えた。 私を虜にした家に居ながらにして、宇宙空間にホップ、ステップ、ジャンプできるような感覚は、クリスならではの躍動感ある独特のベースワーク抜きでは創り出せなかったのだ。

"Yes"というバンドは、頻繁にメンバーチェンジを繰り返し、、できないとすぐメンバーを追い出すと陰口を言われる程、完璧さを追及することで有名だった。1968年のデビューから現在に至るまで、彼だけが一度もグループを脱退せす、"Yes"の全てのアルバム制作に参加した。半世紀近くの長い年月を、一つのバンドのために、彼の全生涯を捧げたと言っても過言ではないと思う。ジョンアンダーソンがバンドのリーダーだと長く思い込んでいたが、実際は、クリス抜きでは"Yes"は成り立たなかった。フレディマーキュリー抜きで”クィーン”が成り立たないように、誰も唯一無二のクリスの埋め合わせはできないと思う。彼の死によって、"Yes"というバンドは、実質的に終わってしまったように思う。そう思うと本当に淋しく残念でならない。 もっと自身の体を労わって、健康で長生きして、私達を楽しませてほしかった。 彼の遺した音楽はこれからも永遠に生き続けるだろう。 素晴らしい音楽をありがとう。長い間お疲れ様でした。ひとまず、天国でゆっくり休んで、また、退屈になったら、天国のミュージシャン達と音楽を楽しんで下さいね。


















































2015年4月7日火曜日

シンシア レノンーBeatles の陰で、波乱万丈な人生に振り回された女性

今月1日(日本時間2日)、悲しいニュースが飛び込んできた。 かの有名な故ジョン レノンの最初の奥さんだったシンシア レノン(旧姓パウエル)さんが他界された。75年の生涯の中で4度の結婚と別れを経験され、最期は癌との短くも果敢な闘病の末、スペインの自宅で愛息ジュリアンに看取られたという。

音楽評論家の湯川れい子さんの”シンシアの人生はきっとお辛いものだったでしょうね。”というつぶやきが印象的だった。私も彼女の死を知った時、真っ先に全く同じ言葉が心に浮かんだ。

中学生の時、母と一緒にビートルズの映画を観に行き、初めてスクリーンの上で見たジョン レノンはとてもハンサムでカッコよく、一目ぼれしてしまった。 その時、既にビートルズは解散していて、ジョンは何年も前にシンシアと離婚してヨーコと一緒になっていた。 ジョンは、とんぼ眼鏡がトレードマークになったビートルズ後期以降よりもそれ以前の裸眼でいた若い頃の方が圧倒的にかっこいいと思った。 そんな時期にジョンと熱烈な恋愛をして常に傍にいたというシンシアさんがなぜかとても羨ましかった。  若い頃の彼女は物凄く美人だったが、(写真でしか知らないが) ジョージ ハリスンの最初の妻のパティ ポイドやストーンズのミック ジャガーの当時の恋人のマリアンヌ フェスフルのような人間離れした超絶美女ではなく、どことなくあか抜けない芸能人らしくないところに親しみと好感が感じられた。彼女は謙虚で人柄も素晴らしかったので、ビートルズの他のメンバーや側近のみならず、ビートルズファンの間でも評判が良かった。ビートルズファンによる彼女自身のファンクラブまで結成された程だ。多くのビートルズファン、ジョン レノンファンに愛され、皆がジョンとシンシアの円満で幸せな家庭生活が永く続く事を願わずにはいられなかった。

シンシアの突然の死に際し、小野洋子さんが彼女への追悼とジュリアンへの励ましのメッセージをfase bookで公開したところ、世界中から非難のメッセージが送られ、不評を買っているらしい。悲しみの気持ちを率直に表明したというのに、それだけでバッシングを浴びるとはお気の毒である。 ヨーコとジョンの過去の無神経な言動がどれだけシンシアの感情を踏みにじったものだったかを思うと、非難の声にも一理あると思わざるを得なくなる。 ”ジョンはヨーコと出会って本当の愛を知った”とか”ヨーコのために書いた曲は沢山あるが、シンシアのための曲は全然ない。”などともっともらしく言われているが、これらは、全く事実ではなく、何者かの悪意すら感じる出鱈目な話である。シンシアさんの半生記の中に、若い二人の熱烈な純愛物語が散りばめられていて、微笑ましいエピソードも多数語られていた。ジョンが書いた初期の曲の中に紛れもなく彼女に書かれた作品で、今もなお、瑞々しい輝きを放っている作品が多数存在すると思う。 ただ、ジョンがLSDという薬物に溺れてからは、二人の精神状態や価値観の溝が修復不可能なほど深まってしまった。そこで、ジョンがヨーコの様な自由奔放な女性に遭遇して、彼女の悲劇が忍び寄ったのである。 良い性格と純粋さが災いしたのか、身勝手な男達に振り回され何度も結婚と離婚を繰り返すはめになったが、最期までジョンへの思いは捨てきれない一途で不器用な人だったと思う。

 シンシアさん、天国でジョン レノンと再会したのでしょうか? 苦しみの多い人生だったでしょうが、ずっと息子さんに付き添われ、安らかな最期を迎えられたことは私達にとってもせめてもの慰めです。あなたが逝ってしまった後、世界中のビートルズファンが悲しんでいます。 多くの人々に愛されたシンシアさん、どうか安らかに.......











ジュ リアン レノンによるシンシアの追悼サイト



















2015年1月19日月曜日

日本の文化の故郷はミステリー

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。 最近、若い人を中心に、日本人全体が保守化の傾向にあるとよく言われるが、その影響なのか、日本人と日本の文化に対して誇りを持っている人が増えているように思う。  天皇制、神道そして、日本語といえば、日本人と日本の文化のアイデンティティの象徴の様なものだと思う。 最近、前回の記事で取り上げた”八咫烏”についてネット上で調べていたら、神道や天皇制に関連した興味深い話を知った。 

3種の神器の一つとされている八咫の鏡 (やたのかがみ)は本物の方が伊勢神宮に、複製の方が皇居内に安置されていて、どちらも伊勢神宮の神官は言うに及ばず、天皇でも見ることができない程、神聖不可侵な物ゆえに謎に包まれている。 にもかかわらず、何人かの人がこの鏡を見ていて、その中の1人の人物が裏側にかかれていた文字を写し取り、ある学者が解読すると、それが、ヘブライ文字で ”私は在って在るもの” ("I am that I am"と英訳されているらしい。)という意味の旧約聖書の中のヤハウェ(ユダヤ教の唯一神)の言葉であったという噂が昔からあるという。これについては、本当なのか、所謂、都市伝説の類のものなのか、真相はわからない。

http://www2.biglobe.ne.jp/remnant/099yata.htm


イラン、イラク戦争の時、サダム フセイン 大統領が記者会見の折、日本の皇室の紋章と同じ、菊花十六紋の付いた腕輪を身に付けていて、ヨーロッパの記者から日本の皇室との関係を尋ねられ、”あなたには、もっと古代メソポタミアの歴史を勉強してもらいたい。 この紋章は、我が国の祖先が、世界最古の文明を築いたシュメール王朝期に用いていた王家の紋章です。”と、返答したそうだ。この菊花の紋章は、メソポタミア、エジプト、イスラエル、インドの地域の遺跡から多く発見されていて、いずれも神、あるいは最高権力者の証として使われていたらしい。オリジナルは、古代シュメール文明の最高神アン(天と光の神)の星の光をイメージで表現した物だといわれているが、果たして、日本の皇室の紋章は、これに由来するのだろうか?

http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/242.html


昔から、日本人とユダヤ人の生活習慣、神道とユダヤ教、日本語とヘブライ語の類似点が多数指摘され 一部の人々の間で ”日ユ同祖論” が根強く支持されている。確かに、宗教関係、文字や言葉に類似点が多く興味深い。単なる偶然と片付けるのには勿体ない気がする。日本人の祖先イコールユダヤ人という理屈には無理があると思うが、シルクロードを通じて、古くから中東方面の文明や文化が伝わり、それらが日本の文化の形成に多大な影響を与えたとしても不思議ではない。更に人間の集団も共に渡ってきて日本人の中に同化した者もいたのだろう。(古代イスラエルの失われた10支族の末裔?~秦氏?)


国歌 ”君が代”や、日本人が古くから親しんできた民謡、童謡の中にはヘブライ語由来のものが少なくないと指摘する人もいるようだ。ただのこじつけじゃないのと、言われればそれまでだが、”本当にヘブライ語でこんな風に解釈できるのだとすれば、興味深くて面白い。

http://hontodesuka.com/%E5%90%9B%E3%81%8C%E4%BB%A3/

http://hontodesuka.com/%E3%81%8B%E3%81%94%E3%82%81%E3%80%80%E3%81%8B%E3%81%94%E3%82%81/

http://hontodesuka.com/%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89%E3%80%80%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89/


http://hontodesuka.com/%E3%83%98%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E8%AA%9E-%EF%BC%88%E3%83%98%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%A0%EF%BC%89%E6%96%87%E5%AD%97%E3%81%A8%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%81%AE/


http://hontodesuka.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%A8%E3%83%98%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E8%AA%9E%E3%81%AE%E9%A1%9E%E4%BC%BC/


近年、籠(この)神社 という非常に古く由緒ある神社の宮司である海部毅定氏は、彼の著作 ”元初の最高神と大和朝廷の元始” の中で、オリジナルの神道は一神教であったことを明言しているようだ。 また、ウィキペディアの”日ユ同祖論”によると、これまで極秘であったこの神社の裏家紋が最近公開されたが、ダビデ王の紋章である六芒星であったという。

http://ameblo.jp/kaze262/entry-11898077890.html

http://ameblo.jp/kaze262/entry-11898083814.html

http://ameblo.jp/kaze262/entry-11898086972.html

敗戦後まもなくGHQが、仁徳天皇陵を極秘に発掘していたそうだが、この天皇陵の形が、行方不明とされているイスラエルの3種の神器の1つである”マナの壺”の形に酷似していることから、マナの壺を探すために発掘したという噂もある。

http://genryu.at.webry.info/201208/article_1.html


日本と古代イスラエル(ユダヤ) の類似点はこの他にも多数あるらしいが、日本人の祖先=ユダヤ人の理論は飛躍しすぎているとしても、日本古来からの由緒ある文化でさえ、近隣諸国のみならず、遥か彼方の異民族の文化と融合し、この国の事情や風土に合わせて変化、形成されてきたことは事実だと思う。日本の宗教、文化、言語は、古来から、私達が認識している以上にインターナショナルなものだった。それが日本の文化の特質のひとつなのかもしれない。

西洋社会の中で、迫害、差別されてきたユダヤ人は、先進国の中では、唯一、日本人だけに好感を持っており、 日本を”東洋のイスラエル”と感じているという。日本に来たユダヤ人の多くは、初めての訪問でさえも、日本に親しみを感じ、故郷のような懐かしさを感じるという。日本人がユダヤ人から分かれた親戚のように直感していて、そもそもは、”日ユ同祖論”なるものは、ユダヤ人の方から、広まったらしい。 一方、ユダヤ教徒の宿敵、イスラム世界の人々も日本人を非常に尊敬しているという。アニメや漫画も彼らの間では人気があり、礼儀正しさ、、義理、人情といった日本人の美徳とされているものにも共感し、欧米の植民地主義に屈せず独立を守った日本の歴史や皇室の伝統に畏敬の念を抱き、日本を理想社会とまで見ているそうである。イスラエルとイスラム世界の衝突は永く続く、世界の中で最も解決困難な問題であるが、殆どの日本人にとっては、遠くの世界の出来事であり身近に実感し難い問題だ。一方、ユダヤ人とイスラム世界の人々は、共に日本人に親近感と好感を持っているという共通点がある。この難問題の解決に向けて日本が果たす役割は何かというヒントが、中東に由来しているかもしれない日本の古来からの宗教、文化、歌の中に秘められているかもしれない。




*イスラム世界とは、イスラム教徒が中心となっているイスラム諸国のことであり、現在、日本人を人質にとって、巨額の身代金を要求している過激派、暴力組織 ”イスラム国”ではありません。




















2014年12月15日月曜日

国が密かに抱える陰陽師集団 学校では教わらない日本の秘密?

今日は衆議院議員選挙ですが政治に疎いダメ子さんの私は誰に投票するかでいつも迷ってしまいます。言わずもがなですが、日本は、国民に政治参加の権利を憲法で保障している立派な民主主義国家です。(少なくとも表向きには) ですが天皇はじめ皇室の方々は、政治参加の権利もなく、戸籍さえ存在しません。日本国憲法第一条に、天皇が”象徴”の地位にあり、また今後もその地位にあり続けるかどうかは国民の総意に基づいて決定されると記されているそうですが、”象徴”という抽象的な言葉でお茶を濁されている様な印象を持たざるを得ないことは否めません。天皇、皇后そして他の皇室の方々は様々な公務で実に多忙な日々をすごされていることは多くの国民が承知しています。しかし歴代の天皇が遥かな古代より粛々と執り行ってきた神道祭祀が今上天皇においても天皇としての最重要任務であることは国民に公に知らされていません。日本神道の最高神官が古代より天皇ということになっていて、殆どの日本人はそんなことに興味がありません。政治的な権力こそ持ちませんが、世界的には、ローマ法王、エリザベス女王と並ぶトップ3の権威のある人物ということになっていて、オバマ大統領など各国首脳も非常に恭しく接しているそうですが、天皇に宗教的な法王としての性質があることを理解しているからかもしれません。

天皇の仕事は公務関係など公開される部分、祭祀関係など公開されない部分を合わせて非常にハードな物であることは容易に想像できます。祭祀など宗教的な儀式は、他に用事があるとか体調が悪いといった人間の都合でさぼれません。しかし現実には、外国訪問などがあり、天皇一人が完全に執り行うことは不可能です。そんな天皇の祭祀儀礼を裏から支える集団が古代から現在に至るまで連綿と秘密結社として存在するそうです。その集団は”八咫烏 (やたがらす)”と呼ばれていて、平安時代に実在した陰陽師 ”安倍清明”もその集団に属していたとも言われています。古代から現代に至るまでこの国の最高機密のひとつなので、一昔前ならこんなところに公開できるものではなかったようです。(笑) 八咫烏は日本神話の中で神武天皇の東征の際、熊野国から大和の橿原まで道案内をした三本足のカラスで、導きの神とか太陽の化身として信仰されているそうですが、かの秘密組織の名もこれに由来していると思います。

秘密結社 ”八咫烏”は、国体の保持と天皇を守ることを使命に、古代から連綿と続けられてきた神道儀式、陰陽道、宮中祭祀を裏で執り行い、構成委員は、一生、表に出る事なく陰に隠れて、生涯をその使命に捧げるという。 もちろん彼らに関する資料もデータも全く公表されていませんが、直接、組織の代表者に取材した人の話などがネット上に多数流出していたり、最近では、組織自らが作成したウェブサイトも公開されていて、誰でもその存在を知ることができるようになりました。
総勢70人前後と推測されており、この中の指導層24人を24烏、その中の幹部層12人を12烏、さらにトップ3の3人を金鵄と呼んでいるそうです。(三羽烏という言葉は、ここに由来するらしい。)そして、何と指導層の24人は、戸籍もなく、氏名も持たない人々なのです。彼らは子どもが生まれても届け出はせず、幼少の時から神道儀式全般、陰陽道、迦波羅を徹底的に仕込み、使命を果たす一員に育て上げるといわれています。この組織関係者の生活費など必要経費は国家予算から支払われています。戸籍も氏名もない奇妙な公務員ですね。(皇室も同じかな。)

 この3名の金鵄の地位にある人物は別名、裏天皇と呼ばれていて、決して表の舞台に立つ事はありませんが、この国の政治、経済など多方面において絶大な影響力をもっているとか、はたまた、裏から日本のみならず世界を操っているなど、興味をそそられる噂や憶測がネット上に多数見受けられます。迦波羅というと”カバラ”というユダヤ教の神秘思想を思い起こさせますが、それが起源ではないでしょうか。カバラとか陰陽道というと単なる神道儀式だけではなく、予言、占術、呪術などオカルト的な秘密結社という印象を与えてしまいます。彼らが出した神託には総理大臣といえども逆らえないのかも.......難しい政策決定には、国が保護しているこのスピチュアル系秘密組織の陰の援助に頼るのでしょうか? 21世紀の現代でも、裏では3世紀の卑弥呼の時代と変わらぬ呪術、祈祷を重んずるオカルト国家の性質を密かに残していたのですね。日本列島に人々が住み着いた時から、地震、津波、台風、水害、火山噴火と多くの自然災害に日本人は苦しめられてきたので、こうしたオカルトシステムも必然から生まれたのでしょうか。 彼らは私達の平和と安全のために密かに祈り続けて下さっているそうです。








2014年11月17日月曜日

浦島太郎の昔話は実体験だったのか?

去年、アメリカ国家安全保障局の個人情報収集の手口を外国のメディアに暴露して、現在アメリカ当局からスパイ容疑で刑事追訴されている元CIA職員エドワード スノーデンさんが、奇想天外な仰天情報を”インターネット クロニクル”というニュースサイトにリークしたとしてネット上で話題になった。”地球のマントルの中に人類よりも知能の高い種族が存在している。” という”地底人”に関する機密文章の存在とその内容を暴露したという。日本を含む世界中の殆どの主要メディアはこれを一切無視している。常識的な人間は、こんな昔のSF物語のようなことを真に受けることはない。多くの人は彼が自身の身の安全のためにわざとトンデモ情報を流して、狂人を演じているのではないかと解釈した。しかし一部のオカルトファンの間ではとてもロマンのある話だとして騒然となった。 スノーデンさんによれば、”その知的生命体は、我々とは全く違った温度帯で生きていると思われるが、加速度的に知性を繁栄させ進化を遂げた。 大統領は地底人の活動に関するブリーフィングを日々受けている。アナリストの意見では地底人からすれば、人類は所詮 ”アリ” に過ぎないので、彼らが我々とコミュニケーションを取ろうとすることも、仲間意識を持つこともない。ただ、もし戦闘状態が生じれば、我々よりも数万年進んだ技術を持った彼らを相手に生き残れる可能性はない。”ということだ。

http://oka-jp.seesaa.net/article/368787005.html


昔から架空の話や伝説の中で地底世界 のことが様々に語られ人々の想像力とロマンを掻き立ててきた。 チベット密教の教義によるとヒマラヤの奥地に地底王国 ”シャンバラ”という名の楽園があるという。シャンバラには悟りを開いた仏陀が多数いて、住民は地上の世俗から離れ、幸福な生活を送り、文字通りの理想郷を実現しているといわれている。西洋では、北欧神話の中で語り継がれてきた地下世界”アースガルド”に結び付けられ、この地底王国の楽園を”アガルタ”と呼んでいた。


アメリカの作家WG. エマーソンが1908年に 、95歳の元漁師から聞いた、奇妙な地下帝国の旅行体験談をもとにした小説を発表した。 1829年、ノルウェーの漁師、オラフ ヤンセンが父と共に、北の極地にあるという伝説上の理想郷を目指して航海に出たが、北極圏に到達すると凄まじい暴風雨に巻き込まれてしまった。その後気がつくと、巨大な舟が出現して4メートル近い巨人に救助され、地底世界に迷い込んでいた。 この地底世界の住人達は彼ら親子に親切で、様々な所を案内してくれたという。地上よりも豊かな生活と進んだ文明を享受していた地底人はとても長生きで、平均寿命は、800歳に達していたという。親子は、2年間、地球内部の世界を楽しんだが元の世界に帰る決心をして、地底人の案内に従い南極海に出ることに成功するが、帰路で遭難してしまう。この時父を亡くし、土産にもらった多くの金塊も沈没させてしまった。オラフ ヤンセンは、奇跡的に捕鯨船によって救出されたが、誰も彼の話を信じず、狂人扱いされてしまった。 昔から北極海近辺ではヤンセン親子と同様の体験をしたという船乗りが少なくないといわれているそうである。

他にも、地底世界に迷い込んだのではないかと噂されている有名な話がある。1947年2月、アメリカ海軍のリチャード E バード少将は、北極調査のため、北極上空を飛ぶ飛行機の操縦をしていた。 その時、天候が急変した。視界が霧に遮られ、飛行機の高度計が下がり続け、墜落の危険の中でSOSを発信しようとした瞬間、信じられない光景が眼下に広がっていたという。 うっそうと樹木が生い茂るジャングルが広がり、マンモスそっくりの動物や、巨大な穴から超スピードで飛翔していくUFOの姿や都市のようなものまで目撃したと基地に報告していたそうだ。 また1947年にアメリカ海軍が4700人もの人間を送り込み、”ハイジャンプ作戦”と称した大規模な南極調査を遂行した。この部隊の総指揮官を務めたのがバード少将だったが、飛行機の墜落や消失といったトラブルが続き、バード少将本人までが長時間行方不明になる事件が起こり、早めに切り上げられてしまったという。 作戦終了後、少将は外国の新聞に、”極点を越えて大いなる未知の世界の中心を見た。アメリカは、緊急に防衛措置を講ずる必要がある。新たな戦争が起きればアメリカは、南極から北極まで恐るべきスピードで移動する飛行物体の攻撃を受けることになる。” というコメントを寄せたそうだ。 その後、彼は精神病院に送られ、1957年に死去したといわれている。



バード少将の奇妙な体験は1964年、哲学者、レイモンド W  バナード 博士が発表した本の中で語られていた。 バード少将は地球内部の異世界に迷い込んだというもので、”地球空洞論”という奇想天外な理論に基づいている。その理論によると、地球の内部は空洞で、中心には小さな太陽があり内部の世界をあまねく照らしている。 しかも、表面の世界と内側の世界は、両極に開いた大穴でつながっており、往来可能だという。 しかし、地球科学が発達した今、こんな説を信じる科学者はいない。地球内部の構造を見ることは現在でもできないが、地震波の伝わり方の分析などで、空洞部分など存在しないことがわかっている。 ところが飛鳥昭雄氏の著書によれば、地球内部のプラズマから生じた亜空間(地上の物理法則が通用しない世界)が存在し、そこに地球を一回り小さくしたような天体が浮かんでいる。その天体を米軍は”アルザル”と呼んでいるとか。 ほんまかいな.......そんなこと”アラザルことやんか”と下手なダジャレが思わず飛び出してしまう.............. この亜空間と地球空洞理論に興味があれば、氏の著書を読んでみて下さい。 昔からチベットの地底王国のシャンバラ(アガルタ)伝説は世界の時の権力者を惹きつけてきたようだ。 ドイツのヒトラー、ロシアのスターリン、アメリカのルーズベルトなどが競い合うように、探検隊を送り込むなどして、真剣にこの異世界を探していた時代があったらしい。 チベットのポタラ宮殿の地下とこの異世界の王国が繋がっているという噂があり、中国共産党がチベットの独立を認めず執拗にこだわる背景には、地政学的な物の他にこうした事情があると、飛鳥氏は指摘している。 氏の著作によると、ダライラマ14世は、”シャンバラは空想の世界ではなく実在する世界です。しかしそこに行ける切符はそうたやすく手に入りません。とても高価なものですが、徳を積む行為を通じて実現します。”と公言しているという。




地底人や地底王国の実在は科学的に全く立証されていないが、私のようなオカルトばかにとっては、夢があり興味深い話である。青年が海底の異世界を訪れ戻った時には老人になっていたという昔話を思い出させてくれる。 ”長寿の地底人が地上に出た途端、紫外線などの有害物質の影響で急に老化するのを恐れて、簡単に地上に出てこないのではないか?”と言う人もいる。乙姫様の魔法の玉手箱をうっかり開けてしまった太郎のように.......しかし地底世界なるものが本当に実在するなら、地上の人間が、環境破壊、核などで地底世界の住人に迷惑をかけ続けると、私達を駆除する作戦を選択する恐れが.......浮世離れした戯言に長い間お付き合い頂き、どうもありがとうございました。