BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

長谷川町子と言えば『サザエさん』が、すぐに思い浮かんでくる。
彼女の作品には、そのほかに『意地悪ばあさん』という4コマ漫画もあった。
これは、週刊誌『サンデー毎日』に1966年から70年過ぎまで連載され、コミック版も販売された。
振り返れば、その頃だったと思うが、『意地悪ばあさん』のテレビ実写版が放送されていた。
主役のいじわるばあさんの役は「青島だ〜」の青島幸男。
のちに東京都知事にもなった。

『意地悪ばあさん』を連載することになったきっかけは、
アメリカ人漫画家ボブ・バトルが描いた『エゴイスト』というタイトルで、
1956年から、日本の雑誌『漫画読本』に連載されていたのを見たことがきっかけ。


それは、主人公の意地の悪いおじいさんが、実に陰湿な「いじわる」をおこなう漫画。
これが、もし主人公が「おばあさん」だとすると、同じ意地悪を行なうとしても可愛げがあるとして『意地悪ばあさん』の創作を始めたという。
これが大ヒット。

こういった漫画の影響のせいか「歳をとれば意地悪になる」というイメージがある。
ところが、最近、アメリカの心理学会が発行する学術雑誌に
「人は年を取るほど幸福感が高まり、生活に対する満足度も高くなる」
という研究結果が発表された。
過去30年、アメリカで世代の異なる1200人あまりを追跡調査し判明したという。
そうすると「意地悪じいさん」も「意地悪ばあさん」もごく少数派ということになる。

その割りには、あちらこちらで見かけるように思えるが...。

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<了>

19世紀末のフランスでは、パリ万博が一つの大きなきっかけとなり、
ジャポニズムが大ウケとなった。
その当時流行した、アール・ヌーヴォーも源流をたどるとジャポニズムに行き着く。
かの、ルイヴィトンのデザインもジャポニズムから誕生したという説もある。
色合いや紋様など、たしかに、古い日本を感じさせるところがある。
そんなにも身近になった当時のフランスだが、当時の日本は、はるかに遠いところ。

今でも決して近くはないが、
そんな時代にもかかわらず、日本に来て紀行文を書いている作家も少なくない。
その一人、フランスの作家ピエール・ロティ(Pierre Loti)は、日本を舞台にした小説で人気の作家となった。
その彼は、れっきとしたフランス海軍の高級士官だった。
海軍関係の任務で世界を回り、その一環で明治18年に日本にやって来ている。
日本関連の著書として『お菊さん』『秋の日本』『お梅が三度目の春』などを著している。
彼の作風としては、斜に構え、人を喰ったような軽妙な筆致が何とも面白い。
そんな筆致で、日本の西洋趣味を批判的に描いてもいる。

彼は、興味があるところには、どこでも行くというところがあり、
日本滞在中には赤穂浪士の墓なども訪ねている。
その中で、いわゆる「討ち入り」の時の「山」「川」の合い言葉に関心を寄せているくだりがある。
暗闇の中で相手がわからないところでは、「合い言葉」は、たしかに重要だ。
こんなところに反応するのも、いかにも海軍士官というところでもある。
なぜ、赤穂浪士に興味を持ったか?それも、海軍との関連があるようだ。
討ち入りをする前に赤穂浪士が行なっていたことは、情報収集と偽装工作。
つまるところ情報合戦。
この辺りが彼の心をくすぐったようである。

1970年の大阪万博は、全くの興味がない学生として過ごして、近くに住みながら、
一度も足を踏み入れなかったが、来年の大阪万博には興味が出てきている。
どんな情報が発信されるのか? そして、どんなものと関連していくのか?

やや、斜には構えるが、ピエール・ロティの心境で見届けたい気がしている。

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<了>

コンビニの歴史をたどってみると、原型となるものが誕生したのは1969年のことだという。
かなり古い。
だけども、現在のような形で一般化したのは1980年頃から。
今や、すっかり生活に定着したといえる。
そして、品揃えや商品の補充など、かなりシステマチックでもある。
コンビニでの売り上げの主力は、すぐに食べられるような食品や菓子類および飲料。
そして、酒、タバコ。
タバコも番号を言って出してもらう。唐揚げを買うのと何ら違いはない。
日用品、文具、事務用品などの生活用品と続く。
お惣菜も充実してきた。

最近は、100円ショップや他の小売店とのコラボ商品もある。
ATMや宅配便なども使っている人は多い。
コンビニは、性別に関係なく、すべての年齢層を取り込んでいる。こんな業種もめずらしい。
特に男性が入りやすい。
最近は夕方ともなると、スーパーのレジに並ぶ男性の姿も結構多いが、
コンビニはそれ以上に男性の姿を見かける。
また、男子がスイーツを買うのは、以前ならば男の美学に反するところがあったが、
コンビニでは、何の抵抗もなく、さりげなく買う事が出来る。

先ごろ、AP News に”スナック菓子が離婚の危機を救う”
という記事が出ていた。
これはアメリカのオハイオ大学で、107組の夫婦を対象とした実験結果。
一週間、夫婦の血糖値を測って調査したところ、
血糖値が下がると、夫婦喧嘩をしやすくなる事が明らかになったというもの。
すなわち、すぐに血糖値を上げるスナック菓子が、夫婦の危機を救うという事らしい。

夫婦仲良くできるのも、コンビニの ”おかげです” とも言えそうだ。


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<了>