人はナゼ宝石に魅かれるのか? | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

自身の誕生日に合わせた誕生石なるのものがある。
生まれた月により決められており、
その石を持つのが縁起がいいと言われたりする。
ただ、宝石がどの誕生月であっても価値の差がなければ問題はないが、
随分と価格差がある。
「プレゼントには君の誕生月の宝石がいいと思うんだ」などと言われて、
嬉しくなる誕生月の人もいれば、
「ちょっとヤメてよね」と明らかに反旗を翻す人もいる。
誕生石の価格帯の上位月で言えば、4月 ダイヤモンド、 5月 エメラルド、
7月 ルビー、 9月 サファイアなどの貴石が挙げられるが、下位となると
3月 アクアマリン、 11月 トパーズ、 8月 ペリドット、 12月 トルコ石、
などの半貴石となるだろうか。
ところが、その最も下位に位置される12月だが、最近はタンザナイトという説もある。
価格差はそれぞれにあるが、少しは緩和される傾向も生まれている。
さらに新たな誕生石などが選定され下克上もおこることになる。
「誕生石大歓迎」という運びになる場合もある。

古代ローマの碩学・プリニウスによると、宝石は、天体に感応するものを持ち、
星の影響を受けているという神秘的な説を唱えている。
そして、宝石を持つ意味には、装飾、治療、魔術の3つあると説く。
宝石といえば、装飾的側面ばかりで語られるが、パワーストーンなどと言われるように
自身の守護石としての意味を持つとも言われる。
そして、最後の魔術だが、水晶玉を見つめつつ、
何かの占いをされると、いかにも、神の御宣託が下されるような思いになる。
人は太古より、今日に至るまでキラキラとした装飾性にばかり魅かれていたように思えるが、
プリニウスが説く3つの説の如く、
人は装飾性よりは、魔術的な神秘性に魅かれているものかもしれない。
今のところ、我が日常では縁遠いものではある。
(思わぬ出費を恐れ)いつまでも、
そんな存在のままいて欲しいものであると願うばかり...

*無断転載を禁止します*严禁复制粘贴**
本"Boots strap"博文禁止复制粘贴。如有发现,本人将采取法律措施。

*2カ所のブログランキングに参加しています。
↓↓下のアイコンにポチッとお願いします。押すとランキングのページに行きます。お手間ですが戻ってきて、もう一つ下のアイコン(にほんブログ村)にもポチッとして頂ければ、、。

エッセイ・随筆ランキング
↓↓ にほんブログ村は、こちら。  
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村

フレンドリーでリーズナブルな外国語スクール
*外国語リニア
芦屋市大原町12-1 プティビル 201

*ALEX外国語スクール
神戸市中央区旭通5-3-3 5F

<了>