とどのつまり、愛がいちばん。 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

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『孫子(そんし)の兵法』なるものがある。
この中で、よく知られる極意の一つに、
「相手を知り、己(おのれ)を知れば、百戦危うからず」というのがある。
実戦に基づいた指南書と言うべきもの。

この「孫子」は、通常、中国春秋時代の思想家”孫武”の事をさす。
その一方、歴史上では、兵法書を書いたもう一人の「孫子」がいた。
それは、”斉”に仕えた孫臏(そんびん) 。
一説には孫武の子孫とされ、実際、 ”斉” の将軍だった。
さすがに、そこは将軍、実地に基づいた経験から生み出された言葉が多い。
その一つに、「これを敬する事、厳師(げんし)の如く。これを用うること土芥(どかい)の如し」というのも残している。
この意味を言うと「(将軍というものは) 愛を持って兵士を厳しく訓練しなければならない。
だが、いざ戦(いくさ)になったら、兵を惜しげもなく、土や芥、泥の如くに扱うべし」。
戦争になれば、ムチャクチャな使い方をするが、
普段の訓練の中で愛を持って接してこそ、それができるという意味となる。

ここで思い浮かぶのは、イーロン・マスク氏。
現在、政府効率化省(DOGE) の仕事もこなしている。
先月に話題を呼んだのは、成果報告なければクビ、というもの。
それまでも、彼はテスラでも"X" でも、大量解雇をやってきた人物。
経営というものには、大変な困難が伴うもの、というのが彼の弁。
(mainichikirei.jp より)

部下には「愛を持って接する」。
マスク氏は、その辺りを「孫子」に学ぶべきだろう。

「そこに愛はあるんか?!」これがキーワードか。

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<了>