・・・・・・・っということで、今年になって北朝鮮が立て続けにミサイルを発射していますね。
ロケットマンの面目躍如ですが、迷惑な話です。
なぜ彼はこれほどミサイルを発射し続けるのでしょう?
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ぼくは、2010年に起きた延坪島砲撃事件がキム・ジョンウンの行動を解く鍵になっていると思っています。
もう覚えておられないかもしれませんが、国境を挟んで韓国の延坪島を北が砲撃した事件です。
そして、父親のキム・ジョンイルが亡くなったのが翌年の2011年です。
北朝鮮は2012年この砲撃は金正恩が指揮していたと発表したのです。
ジョンウンを「軍事の天才」と持ち上げたのです。
神格化=権威付けするためにこの砲撃事件を利用したのです。
ナポレオンが砲撃で名を挙げたこととの関連性は否定できないでしょう。
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持ち上げられたからには、それを補強し続けなければならない。
天才を証明するために、彼はミサイルを打ち続ける宿命を負ったのです。
ですから、ミサイル発射はそれほどの脅威を感じる必要はないと思っています。
すなわち、背後に作戦などないのです。
ただ撃ち続けることに意味があるのです。
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あれは単なる試験発射であって、ロシアが(中国も)自国のミサイル技術を確かめるために、北朝鮮を試験発射場として利用しているのです。
そもそも北朝鮮に開発技術があるとは思えないでしょう?
ジョンウンはロシア(と中国)に利用されているに過ぎないのです。
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ぼくは、ミサイル発射試験をしても良いと思っています。
許せないのは、事前に通告せずに、公海上にミサイルを発射するその無神経さです。
これは、国連決議違反以前の、マナーの問題です。