・・・・・・・っということで、ぼくの好きなオルガ・キュリレンコとジェレミー・アイアンズの両俳優が共演ということで思いっきり期待して観たけど、思いっきりガッカリさせられました。
やたら長い映画で、やたら場面が変わるけれど、ほとんど話は進捗しない。
もうイライラして、途中で止めようと思ったけど、二人に免じて最後まで付き合いました。
キュリレンコはエキセントリックで気の強い女性を演じて良さを発揮する女優で、こんな恋愛物語には全く向かないことが判明。
演技の下手さというか、苦手さがモロに出てしまう残念な作品です。
それを知っていて、映画の雰囲気とは全く逆の女性スタントマン役という設定を無理やり当てはめたと思われるくらい。
ジェレミーも何ともやりにくそうに演じている。
そもそも、不治の病を患った老人教授と、二十歳そこそこの学生との純愛ですぜ。
ジェレミー・アイアンズ現在73歳。
キュリレンコ42歳。
その31歳差の二人が、情熱的なキスをしながら登場した時は我が目を疑ってしまいましたよ。
ジェレミーは彼女と同じ歳の娘を持つ既婚者。
キュリレンコが20歳前後の大学生ですぜ。
6年前の映画とは言え、不自然さがテンコ盛り。
イギリス映画だとばかり思っていたけど、イタリア映画だったのね。
イギリス人がこんな支離滅裂な映画は作らないはず。
最後はキッチリ辻褄をつけてくれるのだろうねと期待したぼくが悪かった。
期待させられた分裏切られたので、採点は厳しいですよ。
★☆☆☆☆