・・・・・・・っということで、1階のフローリングのあちこちが撓んできて、いまにも床が抜けるのじゃないかと心配です。
所々表面が捲れ上がって、何度もぼくが補修しています。
この家は36年前にカミさんの両親が退職金で建てたものです。
ですから、遺産を相続したカミさんの持ち物です。
ぼくの家じゃないから、修理代はカミさんが出すとの暗黙の了解です。
ぼくが出してもいいんですが、カミさんは(亡くなった義母も)ぼくのことをまるで借家人か養子か何かのように勘違いしています。
それがすっごく気に食わないので、家の維持費なんか出してやるものかっ!・・・という気分になります。
分かってくれますよね?ぼくの気持ち。
・・・・・・・
床が撓むことの原因として考えられるのは、「シロアリ」「床下が湿気ている」の2点です。
早く◯友林業に電話して調査させるのが先決と言い続けていましたが、なかなかカミさんが動きません。
ようやく先日業者を呼んで床下を点検してもらいました。
その結果、シロアリでもなく、湿気でもなく、床板の経年劣化が原因であることがわかりホッとしました。
◯友林業たるものが、36年で床が抜けるような家を建てやがって・・・と思いますが、それを言う権利はぼくにはありません。
カミさんの両親は二人とも教員(義父は校長)をやっていたので、業者の言いなりに建てた家です。
尤も当時は、フローリングが出たばかりで、強度の面では十分ではなかったようです。
床下も、今ではコンクリートを敷いて、湿気が上がらないようにするのですが、当時は地面のままです。
・・・・・・・
さて、床の張り替え工事をしなければなりません。
見積もりはすぐ出てきます。
しかし、そこは営業マン、床の段差をなくす案、窓を二重にする案、浴室のユニットバス化、和室の洋室化、キッチンのリフォーム、玄関のシューズ棚、ウォークインクローゼットや寝室、リビングの間取り変更案・・・など、矢継ぎ早に提案してきます。
カミさんの目がどんどん輝いていきます。
床の修理だけのはずが、数千万円のリフォームに積み上がっていきました。
いいですよ、資金を出すのはカミさんですからね。^m^
・・・・・・・
結局、営業マンが松竹梅3つのリフォーム案を考えて、それぞれの施工費用を作ることになりました。
連休明けは、ショールームへ行くことになりました。
どうです?入社2年目の新人くんにしては優秀でしょう?(^^ゞ
ぼくの考えでは、家は100年持ってアタリマエ。
ヨーロッパのように、ちょくちょく修理していけば今の家でも十分可能なはずです。
建て替えすると8000千万円かかるそうですが、その時はぼくら夫婦は生きていないし、娘たちが売るなり貸すなり、考えればいいこと。
一昨日新幹線に久しぶりに乗りましたが、沿線の家々を見ると、日本の家は「安普請」だなぁ〜と感じます。
最近は建材が発達して、一見すると洒落た外観をしていますが、100年持たせることなんかこれっぽっちも考えていないのがわかります。
家に関しては、SDGSなんか口先だけだと感じます。