今日、吉野ケ里遺跡で弥生後期の
石棺墓が見つかったと発表された。
当然、邪馬台国、卑弥呼との
関連性も注目される
今回、新たに発掘された場所は
神社が鎮座してたところで
移転を機に発掘調査が開始された。
この石棺墓の中身に関しては
来週6/5以降の調査で分かるらしい
吉野ケ里遺跡の特徴は
魏志倭人伝に書かれている邪馬台国の内容に近い
環濠集落や鉄製の武器などが発見されてることで、
邪馬台国研究にとって重要な遺跡である。
僕個人としての注目点として、
新しく発掘調査がされてる地点の北側に
甕棺墓列があって
卑弥呼が亡くなった時に、
百余人の殉葬者がいることが魏志倭人伝にも書かれているので、
卑弥呼の墓を考えるうえで、この殉葬者の存在が
語られるべき点であると思うが、
これを、語る人が少ないように思われる。
新しく発掘されてる場所の東に
北墳丘墓というのがあるが
この墳丘墓の南側には甕棺墓列があり、
王と殉葬者のセットとして見ることもできるので、
僕的にはそういった視点からも見てみたいなという気があります。
来週以降、6月の中頃位には、新たな発見があるかもしれません
引き続き注目していきたいですね。