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行政書士試験だと後7か月,宅建試験だと後6か月(半年)。

今はそれくらいのタイミングです。

 

試験までの間にある日数はまだまだありますから,今はまだ「できないこと」のほうが多いはずです。

宅建試験なら,今日から始めましたという方がいらしても全然不思議ではありません。

 

 

分かりやすい講義。

分かりやすい教材。

 

まぁ確かに大事ですよ,大事。

そういったものが手に入れば,その分勉強の効率も上がるでしょうからね。

 

けど,「講義が分かりやすい・教材が分かりやすいこと」と「あなたの理解度・記憶度」との間には,100%完全一致するほどの関連性はありません。

要するに,「講義が分かりやすければ分かりやすいほど,教材が分かりやすければ分かりやすいほど」「あなたの理解度・記憶度が高まる」のかと言えばそうではないということです。

※仮に,両者の間に完全な関連性があるのなら,ある講義・教材を使った人は,べらぼうに実力を伸ばしているはずです。

で,そんな方はいらっしゃらないのですから,完全な関連性は,やはりないと考えるのが妥当でしょう。

 

結局のところ,そういった講義・教材に触れた後,あなたが一体何をやるのか・何を続けるのか・何を努力するのか次第だというわけです。

 

 

分かりやすい講義・分かりやすい教材は確かに良いのですが,そういったものは,使った途端あたかも自分が何もかもできるようになったと“錯覚”のような感覚に陥らせてしまうという危険性もはらんでいます。

 

どれほど分かりやすい・使いやすいものであったとしても,それらが即座にあなたの実力を高めるわけではないことを,改めて理解しておきましょう。

「冷めた目線」は,妙な罪悪感・劣等感に陥らないためにも大切です。

 

 

もちろん「万人に受ける講義・教材」は,私が目指す究極の理想形です。

そして日々それらを追い求めている。

 

だからといって,そういったものが,受験生の人生をある意味狂わせてしまうような事態を招いてしまうのであれば,それは私の望むところではありません。

 

講義担当者・制作担当者は,日々努力をし続けています(所属する予備校。試験種等を問わず,のはずです。仮にそうでないのなら,潔く担当を下りたまえ)。

しかしその一方で,それらを利用する受験生の皆さんは,ある種の「冷めた目線(冷静な視点)」を,くれぐれもお忘れにならないようお気を付けください。