皆様、こんばんは。
緊急事態宣言の終了で、喪が明けた感じで、気持ちが楽になって来ました。
ワクチンの効果なのでしょうが、感染者が減少していて助かりますね。
行政やマスコミは感染者数を気にしていますが、ワクチン接種者の陽性者ってほとんど無症状か軽症なんですって!
感染したって風邪を引いたくらいの症状ならば、感染者数よりも重症者数を気にした方が良い段階になったのかなーとも思います。
ただ気になるのは、ワクチン未接種の方がまだまだたくさんいらっしゃる事。
未接種者がいる限り、感染を気にせず社会生活を行うような「WITHコロナ」は難しいですよね。
未接種者は重症化リスクが高いので、未接種者に感染させないために、接種者も気を付けなくてはならないと思います。
でも、ちゃんと経済が回り始めると、外食産業は急激に復活するかもしれませんし、早くそうなることを願います。
さて、続きです。
な、な、何と、アイトが私の枕の横で眠っているではありませんか。
↓
アイトは私の枕の横で、子猫の様にまぁるくなって眠っているのです。
ビックリしました。
「アイト、アイト!」
恐る恐る声を掛けてみます。
だって、お花からこんな離れたところに居て、とても大丈夫とは思えなかったから。
「アイト、生きてる?大丈夫?」
アイトは動きません。
もしかして・・・。
サイアクの事を考えて、私は意を決して、アイトにふーっと息を吹きかけました。
「きゃっきゃっ!くすぐったい」
寝ぼけた顔でそんな感じの事を言いながら、アイトは無事起きてきました。
「良かったー。アイト、お花からこんなに離れて大丈夫なの?」
「あれー、なっちゃん、おはよー。あれ?ここ、なっちゃんちだわ。どうしてここにいるのかなー?」
何事も無かったかのように、アイトは脳天気にそんな事をいってます。
「アイト、何ともない?」
「うん。大丈夫!そういえば昨日の夜、なんか寂しいなーって思いながらお花の横で眠ったら、なぜかここにいたの。」
不思議なことですが、その日以来アイトはお花から離れても大丈夫になりました。
ちなみに梅雨に入って雨も多くなったからか、お花はちゃんと山の畑で元気に育っていました。
きっと、お花が元気なら、アイトも大丈夫なのかなーって思いました。
その日からまた、アイトと一緒に学校に行く生活が始まりました。
お花を一緒に運ばなくて良くなったので、結構便利です。
アイトはいつも私の右肩に乗ってて、何か珍しいものがあるとすぐに私に聞いてくるのでした。
そして学校でも、以前のように耳元でぺちゃくちゃ喋り続けます。
「あれは何?これは?私にも教科書をよく見せて!この写真のおじさん、面白い顔~。お髭を描いてあげたら?」
前の席の男子が、社会の教科書に載っている偉人の写真に眼鏡やお髭を落書きしているのを見て、私にも同じようにしてってうるさいの。
「描いて描いて!!」
「しょうがないわね。」
‥‥っていいながら、私も結構そんなのが好きなので、偉人の方の眉を太くしたり、鼻毛を描いたり。アイトが笑うので一緒に笑いそうになって、先生ににらまれたり。
アイトの声は他の人には聞こえないので良いのですが、授業中でも先生が黒板に書いたものをいちいち聞いてきます。
説明するために声を出すと変な目で見られるので、なかなか教えてあげられません。
しつこいので小さな声で教えたりしていましたが、そのうち、私が声に出す前に何故かアイトに通じるようになってきました。
そう。今思えば、霊体とお話をする時の感じと似ているんですよねー。
そんな事で、アイトは喋り、私は考えれば、アイトと意志の疎通が出来るようになって来ました。
なんか不思議ですが、当時は不思議な事とも思わなくて、そんなものかなーって思っていました。
そしてあっという間に時は経ち、季節は過ぎていきます。
続きます。
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