1月はいろいろとあってなかなか更新できませんでしたが、今回はラグビーの話題を。もうだいぶ昔の話となってしまいましたが、大学ラグビー選手権は1月13日に決勝が行われ、帝京大が4連覇を決めてフィナーレとなりました。
▼3回戦
慶大50-26東洋大
近大74-12福岡工大
明大50-17東海大
京産大66-7青学大
▼準々決勝
帝京大73-24慶大
早大53-10近大
京産大59-12大東大
明大24-21天理大
▼準決勝
帝京大34-26明大
早大31-19京産大
▼決勝
帝京大33-15早大
終わってみれば帝京、という感じでした。やはり対抗戦で早大に敗れ連勝がストップしたあの瞬間、チームの雰囲気がガラッと変わったように見えました。FWがフィジカルの強さでしっかり圧倒し、BKで着々と加点していく。非常にシンプルでしたが、かえって底力を感じましたね。
早稲田も準決で昨年倒された京産を撃破。安定していましたが、決勝では思うように攻めきれず、荒ぶるはお預けとなりました。
全体を通して感じたのは、帝京・早稲田・明治の3強を関西の京産、天理が追うという図式は崩されなかったということです。天理は明治相手に好勝負を展開しましたし、京産も得意の接点の強さで健闘していました。
京産も帝京同様、リーグ戦で苦しんだことが生きて、選手権ではいいラグビーを見せてくれいました。ただ、3強との差はやはりありましたね。この図式はもう2~3年は続くのではないでしょうか。
あと、関東リーグ戦勢の退潮が明らかとなりました。3チームとも選手権では相手に対してまったく抵抗できず、特に毎年のように決勝を伺っていた東海は3回戦どまりと寂しい結果に。ここ数年はどのチームもリクルーティングで苦戦している印象で、雌伏の時期が続きそうです。
桐蔭学園連覇の立役者である青木と佐藤もとうとう卒業。早いですね。リーグワンでもアーリーエントリーで早期にデビューしてきそうです。
また、花園で活躍した選手の進路情報も出てきましたが、やはり早明帝に逸材が多く集まっているようです。個人的には対抗戦のヒリヒリとした高いレベルのラグビーが好きなので、来期も面白い戦いが見られるのでは、と期待しています。