今日は、手間抜き弁当作りはお休みしました。
その代わりに、妄想(!?)エッセイ付きの簡単レシピをアップします🎶
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子供の頃は食べれなかったのに、大人になると食べれるようになったもの、というのは、誰にでもあるのだろうか。
私の場合、幾つかある。
ケーキ、ちらし寿司、焼きナス、高野豆腐の煮物、切り干し大根。
そして、
「長芋」。
実家には、大きなすり鉢ですりおろされた長芋が食卓にそのまま登場し、各自、好きなだけすくって、麦入りご飯にかけ、醤油を回しかけて食べるという習慣があった。
幼い頃は、ドロっとした食感と、土臭い匂いがダメで、殆ど手を出さなかったけど(一切、手を出さないと怒られた)、私が社会人になってから付き合った彼が、「夏、冷たい蕎麦に、すりおろした長芋を乗せて食べると美味しいで」と、作ってくれたことがある。
恐る恐る食べてみたら、記憶していたよりも土臭くなくて、「お蕎麦と合うんだ!」と、すっかり気に入り、それ以来、自分では長芋をすり下ろさないけれど、蕎麦屋で、「とろろ蕎麦」をオーダーするようになった。
そんなある夏の夜、彼の家から、花火大会の花火が見れるということで、共通の友人を何人かに声を掛け、ホームパーティをすることになった。
料理好きな彼は、キッチンに立ち、テキパキと作業を進めていく。
「素揚げした長芋も、なかなかいけるで」と、揚げたての長芋に塩をまぶしながら、つまみ食いしてみな、と、私を促した。
ほっくりして、ねっとり感も少し残っていて、ビールのアテにピッタリだった。
もちろん、来てくれた友人たちにも好評だった。
涼しい家の中から花火を見ながら、美味しいお料理とお酒に舌鼓をうった贅沢な時間は、今となっては、遠い昔。
あの時、一緒に過ごしたメンバーと私は、すっかり疎遠になってしまった。
彼とも然り。
そんなこんなの、長芋を見ると思い出す、夏の思い出。
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長芋の素揚げの作り方
長芋を、洗って、適当な大きさに切って、揚げただけ
皮、むかないよー
揚げたてに、塩をパラパラしてねん
ねっちょり感、nothing
ホクホクしてて
うまーっ、うまーっ
パラパラするお塩ですが、
あたしは
「ろく助 白塩」をお薦めします(←検索かけたらすぐにヒットします)
ではでは、
本日はこの辺で、にんにん。
秘密の悪女キッチン主宰 MIKA