あなたにもできる!ポジショニングマップ
こんばんは
累計講演回数1000回超え!そして台湾、韓国、中国でも翻訳出版決定のビジネス心理学講演会講師・酒井とし夫です。
今日はワークマンプラスで防寒パーカーを買いました。
株式投資をしている人は分かると思いますが、(株)ワークマンの株価は2018年から超爆上げしました。
(ワークマン週足チャート/チャート参照:かぶたん)
この株価の爆上げの理由は新業態であるワークマンプラスの出店にあります。
ワークマンはプロ向けの店舗で、建設・建築職人向けの作業着・安全靴・レインウェアを扱っています。
一方、ワークマンプラスは一般向け店舗でアウトドア・スポーツ・レインウェアを扱っています。
この新業態を展開する際にワークマンが考えたポジショニングマップは有名ですよね。
ポジショニングマップの横軸に「デザイン性」と「機能性」を設定し、縦軸に「高価格」「低価格」を設定しました。
これによって下記の4つのポジション分けができました。
・デザイン性が高く、高価格
・デザイン性が高く、低価格
・機能性が高く、高価格
・機能性が高く、低価格
その結果、「機能性が高く、低価格」というそれまでの自社の強みを活かせるブルーオーシャン領域を発見したわけです。
そして、そこに「WORKMAN Plus」という新ブランドを投入して大ヒットしたわけです。
このような縦軸と横軸を使ったポジショニング調査は比較的簡単にできるのであなたの会社やお店でも自社の強みを活かせる競合の少ない市場やまた未開拓の市場を発見できる可能性があります。
やり方はカンタンです。
縦軸の上下と横軸の左右に異なる【分類項目】を設定するだけです。
たとえば縦軸の上下に「男性向け」「女性向け」を設定して横軸の左右に「インドア」「アウトドア」と設定すれば下記の4つの分類ができることになります。
・男性向けのインドア商品
・男性向けのアウトドア商品
・女性向けのインドア商品
・女性向けのアウトドア商品
そして、それぞれの分類領域で競合がどこに位置するのか、どの領域なら自社の強みを活かせて、しかも競合が少ないのか等を簡単に調べることができます。
縦軸と横軸は「性別」「年齢層」「地域」「価格」「デザイン」「機能」等、無限に設定できるのでいろいろな角度から自社、自店がどのような市場で、どのようなポジショニングを行えば良いのかを検討することができます。
実は私も講演業を始める時には縦軸と横軸を設定して「営業」「会計」「組織」「マーケティング」「真面目」「楽しい」「座学」「実習」「都心部」「地方」等々、様々なポジショニングの可能性を考えました。
そして自分の強みを活かせて、かつ強い競合が存在しないポジションを調べて、今に至っています。
この縦軸と横軸による分類は比較的簡単にできて、効果の高いポジショニングやブルーオーシャンな市場を調べるのには便利なのでぜひ、あなたも考えてみては?
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