ムツ・アラリレーにあたっての深場の勇者様からの指示は、「仕掛けは10号以上で」ともう1つ「エサはオニカサゴのときみたいに長め」だった。15センチくらいのサバ短…へた釣りが普段行く釣具店には売られていないので、湖西市ふるさと納税の鮭皮を15センチに切って使うことにした。
昨年末に納税し、1月には手に入っていたが、5月に予定している稲取沖のアカムツまで温存しておくつもりだった。ウロコを残してキラキラ光り、身が少し残してありアブラで魚を寄せるという、静岡県湖西市の釣り好きのお寿司屋さんの店主が作った特餌だ。対象魚に「アコウダイ・ベニアコウダイ・キンメダイ・オニカサゴ・アカムツ・ユメカサゴ・クロムツなど」とあるので大きく切ればアラにも効くのではないかと期待している。冷凍状態で届いたときはふ~んという感じだったが、解凍すると皮がテカテカと光っていい感じ。ウロコもしっかり残っている。皮際に残された薄ピンクの身は厚からず薄からずで、冷凍餌として売られているぺらぺらの鮭皮よりもサバ短などの身エサに雰囲気が近い。その身は脂ノリノリで触るとぬるっと滑り、手に鮭の身の臭いが付く。初めて使うけど釣れそうな気はする。
著者: へた釣り