区民会館におけるZOOM講義の様子ですね。日本人と結婚した韓国の家族が対象でした。
先週末はとても久しぶりに対面での講義ができた喜びのために、思わず思い切りZOOM講義しかできないふだんの愚痴をこぼしてしまいましたが、ZOOMで聴いてくださっている方々にずいぶん失礼だったかなあと反省しました。そこでも書きましたが、もちろん、このような状況の中でも、ZOOMを通して聞いてくださる多くの方々にいつもたいへん感謝しています!(>_<)
ということで、これはその前の週末に行った「健康家庭・多文化家族支援センター」主催の「韓国・日本の文化の違い理解教育~‘近くて遠い国’を超えて」の講義の時の様子です。韓国の方と結婚されて主にソウル首都圏に住んでいらっしゃる日本女性の方々のサポートとして、韓国人の旦那さんと家族のために行った韓国語講義でした。
たしかに講義の最中は反応がよく分かりませんでしたが、終わった後に質疑応答が行われて、いろいろお話をうかがうことができました。その後は日本人スタッフの方々と食事もご一緒させていただいたのですが、一人のスタッフの方が、韓国人のシオモニ(お姑さん)と近づきたいということで質問してこられた姿に感動しました。
その方のシオモニは、自ら自身のシオモニとの関係があまりよくなかったためなのか、もう結婚して5年も経つのですが、なかなか本当に近く接することができないでいる。その中で、家の別のお嫁さん(韓国人)は、シオモニの前でもときどき露骨に嫌な顔をしたり、わりと自由にふるまっているように思う。自分はもっとずっと気を使ってしまうが、シオモニとの接し方としてはどちらがいいのか、ということでした。
私の回答としては、韓国人の義父母は基本的に嫁と実の娘のような情関係を築きたいと思っているので、もちろん礼節は必要だが、しかし情の姿勢としてはその韓国人のお嫁さんのように率直なほうを喜ぶはずだ。昔はよく、仲良くなりたい嫁とシオモニがそのために一度一緒に寝たりするなどということもあった、という話をしました。
さすがに最後の話は驚いていましたが、でもそのような話ができるほど、韓国の文化を身につけようとしているその方の姿勢にとっても感動しましたね。♪ヽ(´▽`)/
ということで、後から送られてきた参加者の感想文の一部をご紹介します。最初の三つは旦那さんと一緒に聞いた日本女性からのもので、最後は韓国人男性自身の感想文を日本語に翻訳したものですね。皆さん、お疲れ様でした!(*´ヮ`)/
・韓国語での講義、ありがとうございました。私は一度日本語で拝聴したことはありましたが、韓国語バージョンを旦那と聞く機会を設けていただきありがたかったです。何度も聞いてそのたびに再認識できるよい機会で、一度聞いたからいいや、ではなく、何年に一回は聞くとよいかなあと思います。
・日本語の講義の際も旦那と参加させていただきましたが、旦那の要望で再度、韓国語の講義も参加させていただきました。母国語で聞いたこともあり、旦那も理解が深まったといっていました!ここで学んだことを活かしたいと思います。ありがとうございました!
・最初、ラジオ的な感じで音声だけ聞いていたのですが、横にいた旦那さん(韓国人)が「この講義は面白いね」と言い出して、急にノートパソコンを持ち出して来て、大きな画面で講義を見始めていました。旦那さんは新聞記者で、たまに日韓文化比較のコラムも書いたりするのですが、「日本語の挨拶の本当の意味を知れたのが興味深かった。次回また講義があったら参加したい」とのことでした。
・微細な部分まで面白く有益でした。これからもこのような貴い講義をよろしくお願いします。日韓関係の真正なる心が感じられ、よい関係を形成するにあたって大きな役割をされると信じます。互いに心が感じられる時、個人の人間関係、国家関係が続けて発展し、平和があり得ると思います。(※韓国男性、韓国語から翻訳)
発信会場となった道峰区民会館。
画面を見ながら講義します。
左で視聴者の顔が見られるようになっていますが、ほとんど画面を切っていますよね。(^^;)
講義前の打ち合わせや反省会でいつも行く韓国伝統料理のお店「설담재」。
ソルロンタンがウリのお店です。
ソルロンタンをいただきました。
欠かせないキムチとカクトゥギ。
出てきました。
とっても美味しいですよ。
その横のコーヒーショップでお話しました。
今回のZOOM講義の案内文です。
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