思うに・・・

コロナやウクライナ戦争によって先が見通せない世の中で、

どの職業や立場の人でも多かれ少なかれ不安があるわけで、

明るいニュースと言えばサッカーぐらいなもんです。

 

ですから・・・

コロナが終息し、戦争が終わらない限りは先が見えないし、

今の社会では現状維持が精一杯で、希望が持てないわけで、

高度成長期のような活気は失われてしまったのです。

 

いや~・・・

敗戦からの驚異的な復興と、その後の高度経済成長により、

多くの人が食に困らず自由で便利な生活を手に入れるまで、

30年足らずという短い期間で成し遂げたわけです。

 

ところが・・・

バブルが弾けて30年が経ってしまい、バブル崩壊の原因を、

作った張本人の自民党が未だに日本の政治を牛耳っていて、

失われた30年が40年になろうとしているわけです。

 

まぁ・・・

人口増大を前提に、人口が増え続けている成長社会では、

大量生産大量消費を軸に経済が回っていたわけで、我々の、

不動産業界もスクラップビルドが基本だったのです。

 

しかし・・・

社会が成長していく過程の中、鎌倉時代から右肩上がりで、増加を続けてきた人口が、2008年をピークに減少を始めて、

いよいよ我々の日本社会は成熟期に入ったわけです。

 

つまり・・・

少子高齢化による人口減少は、今まで我々の先祖ですら、

経験した事がない未曽有の事で、そんな未曽有の社会を、

我々は生き延びていかなければならないわけです。

 

要は・・・

人口増加を前提に成り立っていた、フロービジネスが終り、

我々不動産業界も含めて、ビジネスモデルの転換が必須で、

人口(消費者・労働者)減少を前提に、ストックビジネスの、

方策を打ち出さなければならない時だと思うのです。

 


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