フィギュアスケート研究本

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浅田真央「シーズン後半も全力で頑張ります!」

ザテレビジョン 2016年1月5日 4時16分 配信

 フィギュアスケートの浅田真央選手が出演中のECC外語学院のテレビCM。1月5日(火)より新CM「チャレンジ!ニッポンの英会話」篇が、東京・大阪・名古屋をはじめとする全国6エリアでオンエアされることが明らかになった。

 CMでは、浅田選手が、英語を学び始めようとする生徒に「チャレンジすることの大切さ」を真っすぐに語り掛け、浅田選手のチャーミングな表情やポーズとも相まって、見るだけでいつの間にか元気が湧いてくるような内容に仕上がっている。

 「チャ・レ・ン・ジ!」というナレーションと合わせて、浅田選手の表情とポーズがテンポよく変わっていくところも見どころの一つ。

 チャレンジし続ける浅田選手だからこそできる、挑戦する喜びや楽しさを感じさせる生き生きとした“素の浅田選手の表情”が見られるという。

 そして撮影を終えた浅田選手がインタビューに応じた。

――'16年にチャレンジしたいことを絵馬に書いてください。

 「2016年浅田真央は全力で頑張ります!」。2016年に入って、あと半分シーズン残っているので、シーズン後半も頑張りたいという気持ちを込めて書きました。

――浅田選手のこれまでの“最大のチャレンジ”は?

 小さいころからスケートをしてきて、日々チャレンジしていますし、いろんな試合で毎回チャレンジしています! これからもずっとチャレンジはしていきたいなと思っています。

――お正月にやってみたいことは?

 お餅が大好きなので、餅つきをやってみたいです(笑)。

――新年の抱負をお願いします。

 あけましておめでとうございます! ことしも精いっぱい頑張りますので、応援よろしくお願いします!

「ECC外語学院」
新テレビCM「チャレンジ!ニッポンの英会話」篇
1月5日(火)よりオンエア


浅田真央選手が「ECC外語学院」の新CMに出演


頑張る人たちにメッセージを


華麗な“演技”も披露した


テンポよく変化する表情にも注目だ


「チャ・レ・ン・ジ!」というナレーションと合わせて呼び掛ける


Vサインと満面の笑顔


餅が好きという浅田真央選手


新CMは1月5日(火)より東京・大阪・名古屋などでオンエア


新CMは「チャレンジ!ニッポンの英会話」篇




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ECC外語学院 CM チャレンジ!ニッポンの英会話篇 Type A 浅田真央さん



ECC外語学院 チャレンジ!ニッポンの英会話篇【CMメイキング映像】 浅田真央さん



浅田真央、絵馬に必勝祈願



浅田真央選手「夢をかなえる力になる」とエール ECC新CM「チャレンジ!ニッポンの英会話」編



ECC外語学院 CM チャレンジ!ニッポンの英会話篇 Type C 浅田真央さん



ECC外語学院 CM チャレンジ!ニッポンの英会話篇 Type B 浅田真央さん



今年も、真央ちゃんを全力で応援します!!!!!







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新年あけましておめでとうございます。クラッカー

去年も、多くの方が、拙プログを訪問してくださいました。

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出版スポーツ編集部


2016年、元旦 






2016年の浅田選手の活躍を期待しております……。









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フィギュアスケート:全日本選手権・女子FS

2015年12月27日(日) 15時55分 スタート

宮原、貫禄V2 浅田は巻き返し3位

順位 選手名 所属 得点


1位 宮原知子 関西大中・高スケート部 212.83
2位 樋口新葉 日本橋女学館 195.35
3位 浅田真央 中京大 193.75
4位 本郷理華 邦和スポーツランド 193.28
5位 白岩優奈 京都醍醐FSC 186.33
6位 村上佳菜子 中京大 181.58
7位 永井優香 駒場学園高 178.86
8位 新田谷凜 愛知みずほ大瑞穂高 178.48
9位 本田真凜 関西大中・高スケート部 171.62
10位 木原万莉子 京都醍醐FSC 170.69
11位 横井ゆは菜 邦和スポーツランド 169.40
12位 松田悠良 中京大中京高 165.84
13位 坂本花織 神戸FSC 165.50
14位 磯邉ひな乃 立命館宇治高 161.24
15位 今井遥 新潟県連 161.23
16位 青木祐奈 神奈川FSC 155.84
17位 大庭雅 中京大 153.41
18位 西野友毬 明治大 151.32
19位 上野沙耶 関西大 147.06
20位 加藤利緒菜 長尾谷高 141.12
21位 鈴木春奈 日体荏原高スケート部 137.28
22位 森千夏 愛知みずほ大瑞穂高 130.98
23位 高橋美葉 札幌大 130.75
24位 小槇香穂 就実学園 127.79

詳細

総括


フィギュアスケートの全日本選手権は27日、北海道の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで女子フリースケーティングが行われ、17歳の宮原知子(関西大中・高スケート部)がフリー139.59点、合計212.83点で2連覇を達成した。2位は14歳の樋口新葉(日本橋女学館)でフリー127.87点、合計195.35点、3位には前日のショートプログラムで5位と出遅れた浅田真央(中京大)がフリー131.72点、合計193.75点で入った。

宮原は、冒頭のトリプルルッツからの3連続ジャンプを成功させ勢いのると、その後もジャンプを次々と着氷した。持ち前の安定感を大いに発揮し、流れるような伸びやかなスケーティングで観客を魅了。グランプリファイナルで銀メダルに輝くなど、今季躍進を続ける17歳が、3年ぶりの優勝を目指した浅田らを退け、強さを見せ付けた。


2連覇を果たした宮原知子【坂本清】

24:村上佳菜子(中京大)

村上佳菜子の演技がスタート。SPの得点は66.02点で4位。
曲は「映画「SAYURI」より。トリプルループ、ダブルアクセル-トリプルトウループをきれいに着氷するが、トリプルフリップでは着氷で滑って転倒。中盤のステップでは手拍子が後押しをする。後半、トリプルサルコウを単独できれいに着氷、トリプルサルコウの3連続も着氷。終盤、トリプルトウループを単独で跳び、最後のアクセルはシングルに。後半、ジャンプを1つ跳ばなかったように見えたが、最後で混乱してしまったか。フィニッシュでは苦笑いを浮かべ、首をかしげた。
FS得点は115.56点、合計181.58点で6位。



23:浅田真央(中京大)

浅田真央の演技がスタート。SPの得点は62.03点で5位。
曲は「蝶々婦人」。冒頭のトリプルアクセルは転倒、続くトリプルフリップはオーバーターン。トリプルルッツは着氷。後半、ダブルアクセル-トリプルトウループ、トリプルサルコウと続けて着氷し、トリプルフリップからの3連続もしっかりと下りる。最後のトリプルループもきれいな着氷。終盤のコレオシークエンスではスピードに乗って体全体で表現し、イーグルでは大きな拍手。冒頭にミスはあったが、後のジャンプを跳びきって演技を立て直した。フィニッシュではほっとしたような、かみ締めるような表情を見せ、納得するように何度もうなずいた。
FS得点は131.72点、合計193.75点で暫定3位。



22:本郷理華(邦和スポーツランド)

本郷理華の演技がスタート。SPの得点は68.39点で2位。
曲は「リバーダンス」。冒頭に高さのあるトリプルフリップ-トリプルトウループを着氷。片手を上げたトリプルサルコウをこらえるが、続くトリプルルッツは転倒。後半、ダブルアクセル-トリプルトウループ-ダブルトウループ、トリプルループを着氷。トリプルフリップも下りる。終盤のダブルアクセル-ダブルトウループもしっかりと決めた。やや緊張があったようにも見えたが、リバーダンスの舞台を再現しているようなステップでは場内から大きな手拍子を受け、ダイナミックに演じた。
FS得点は124.89点、合計193.28点で暫定3位。



21:白岩優奈(京都醍醐FSC)

白岩優奈の演技がスタート。SPの得点は61.92点で6位。
曲は「Night Walt・Send in the Clowns」。トリプルルッツ-トリプルトウループを着氷。続くトリプルサルコウはきれいな単独ジャンプ。トリプルフリップ、ダブルアクセルもきっちりと着氷する。後半、トリプルループも決め、終盤にはトリプルルッツ-トリプルトウループ-ダブルトウループの大技を着氷。最後のダブルアクセル-ダブルトウループも決めた。一部ジャンプ構成を変え、難度の高いジャンプが終盤に入ったが見事に滑りきりスタンディングオベーション。フィニッシュ後はうれしそうな笑顔。
FS得点は124.41点、合計186.33点で暫定3位。



20:樋口新葉(日本橋女学館)

樋口新葉の演技がスタート。SPの得点は67.48点で3位。
曲は「The Mask of Zorro」。冒頭、トリプルルッツ-トリプルトウループ、トリプルサルコウを勢い良く着氷。演技後半に5つのジャンプ。トリプルルッツ-トリプルトウループをこらえ、ダブルアクセル、トリプルループも決める。終盤のトリプルフリップからの3連続、ダブルアクセルもしっかりと着氷。ほぼノーミスではつらつとした演技を見せ、フィニッシュではガッツポーズ。再び全日本で好演技を見せた。
FS得点は127.87点、合計195.35点で暫定2位。



19:宮原知子(関西大中・高スケート部)

宮原知子の演技がスタート。SPの得点は73.24点で1位。
曲は「リストの「ため息」。トリプルルッツからの3連続は3つ目がやや詰まるが着氷。続くトリプルループはきれいに下りる。トリプルフリップも流れのある着氷。後半、2つ目のトリプルルッツ、ダブルアクセル-トリプルトウループもしっかりと降りる。終盤のトリプルサルコウ、ダブルアクセル-トリプルトウループもきれいに着氷した。緊張感のある最終グループの1番手で持ち前の安定感を大いに発揮。ミスなく流れるように演じきり、スタンディングオベーションを誘った。
FS得点は139.59点、合計212.83点で暫定トップ。



18:青木祐奈(神奈川FSC)

青木祐奈の演技がスタート。SPの得点は58.96点で9位。
曲は「ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」。冒頭、ルッツとループの3回転-3回転は、ややタイミングが合わず2つ目をダブルにする。続くダブルアクセル-トリプルトウループ、単独のダブルアクセルも決め、トリプルサルコウも着氷。後半、2つ目のルッツは抜けてシングルになり、トリプルループでは転倒。最後のトリプルフリップは3連続にしてコンビネーションをリカバリーした。注目を集めるジュニアの1人だが、後半やや体力が持たなかったか。初めての全日本は悔しさの残る舞台になってしまった。
FS得点は96.88点、合計155.84点で暫定10位。



17:本田真凜(関西大中・高スケート部)

本田真凜の演技がスタート。SPの得点は58.23点で11位。
曲は「Beetlejuice」。冒頭、難しい入りのトリプルルッツは転倒。トリプルサルコウ-トリプルトウループはしっかりと着氷。ステップの一部のようにダブルアクセルも着氷する。後半、トリプルフリップからの3連続、トリプルループ、ダブルアクセル-トリプルトウループと続けて着氷したが、最後のトリプルフリップで転倒。妹たちも見守る中、巻き返しを狙ったがミスが2つでてしまい、フィニッシュでは表情が曇った。
FS得点は113.39点、合計171.62点で暫定3位。



16:新田谷凜(愛知みずほ大瑞穂高)

新田谷凜の演技がスタート。SPの得点は60.10点で8位。
曲は「ロミオとジュリエット」。トリプルルッツからの3連続をきっちりと下りるが、次のトリプルフリップで転倒。トリプルサルコウはきれいに決める。後半、トリプルループをこらえると、2つ目のトリプルルッツも着氷、ダブルアクセル-トリプルトウループをきれいに下りる。再度のダブルアクセル-トリプルトウループはややステップアウト。ミスはあったが得点源のジャンプを跳びきり演技をまとめた。フィニッシュ後はやや悔しそうな表情。
FS得点は118.38点、合計178.48点で暫定2位。



15:永井優香(駒場学園高)

永井優香の演技がスタート。SPの得点は60.42点で7位。
曲は「Augusts Rhapsody」。冒頭のトリプルルッツはステップアウトしたが、続くトリプルフリップ、トリプルループはきっちりと着氷する。演技後半、ダブルアクセル-トリプルトウループ、トリプルルッツからの3連続、トリプルサルコウ、ダブルアクセル-ダブルトウループとすべてのジャンプを着氷。冒頭の大技は入らなかったが、その後きっちりとコンビネーションジャンプを落ち着いてリカバリーし終始伸びやかな演技を見せた。
FS得点は118.44点、合計178.86点で暫定トップ。



14:松田悠良(中京大中京高)

松田悠良の演技がスタート。SPの得点は58.76点で10位。
曲は「Swan Lake」。冒頭のトリプルフリップ-トリプルトウループを着氷し、続くトリプルルッツ、トリプルループも着氷。後半、単独のトリプルフリップをこらえ、終盤のダブルアクセルからトリプルサルコウの3連続、トリプルループ-ダブルトウループ、ダブルアクセルも落ち着いて着氷。大きなミスなくスピード感のある演技を見せ、最後のスピンの途中から大きな拍手が鳴り続けた。
FS得点は107.08点、合計165.84点で暫定3位。



13:木原万莉子(京都醍醐FSC)

木原万莉子の演技がスタート。SPの得点は58.10点で12位。
曲は「BLACK SWAN」。トリプルループからの3連続を落ち着いて着氷したが、続くフリップは1回転に、ルッツは途中で回転が開いて両足着氷になる。ダブルアクセル-トリプルトウループはきれいな着氷。後半のトリプルサルコウ、トリプルループもきれいに決める。終盤のダブルアクセル-トリプルトウループもきれいに下りた。6分練習の直後、リンクに落ちたものの回収で少し待たされるアクシデントも。序盤にミスが出たが、後半立て直して滑りきった。
FS得点は112.59点、合計170.69点で暫定トップ。



12:高橋美葉(札幌大)

高橋美葉の演技がスタート。SPの得点は52.41点で18位。
曲は「The Little Mermaid」。冒頭のダブルアクセル-トリプルトウループは前向きに下りて両手をつく。続くトリプルサルコウ-ダブルトウループ、細かいターンからのトリプルトウループは着氷。中盤のステップではコミカルなマイムに手拍子がわく。後半のトリプルサルコウは途中で開いて両足着氷になったが、単独のダブルループを続けて2つ決め、終盤のダブルアクセルにはトリプルトウループをつけた。いくつかジャンプのミスはあったが、はつらつとした演技で大きな歓声を浴びた。
FS得点は78.34点、合計130.75点で暫定11位。



11:磯邉ひな乃(立命館宇治高)

磯邉ひな乃の演技がスタート。SPの得点は55.69点で14位。
曲はアバターより「climbing up Iknimaya-The pass to heaven」他。冒頭のトリプルルッツ-トリプルトウループ、トリプルサルコウ、トリプルループと3つのジャンプをすべて着氷。トリプルサルコウ-ダブルトウループもリズムよく決める。後半、トリプルルッツからの3連続、トリプルフリップも着氷したが、最後のダブルアクセルは回転不足気味で乱れた。最後のジャンプが悔やまれるが、大技を含んだ構成で伸び伸びとした演技を披露した。
FS得点は105.55点、合計161.24点で暫定3位。



10:上野沙耶(関西大)

上野沙耶の演技がスタート。SPの得点は55.05点で16位。
曲は映画「SAYURI」より。トリプルフリップをこらえながらも着氷。トリプルループのコンビネーションはセカンドが1回転になり、続くダブルアクセル-トリプルトウループは転倒。後半、トリプルループをきれいに着氷、ダブルアクセルからダブルサルコウの3連続も着氷し、終盤のトリプルサルコウ、トリプルトウループも着氷した。紫の着物風の衣装でスピード感を保ち、映画の世界を演じきった。
FS得点は92.01点、合計147.06点で暫定6位。



9:横井ゆは菜(邦和スポーツランド)

横井ゆは菜の演技がスタート。SPの得点は56.30点で13位。
曲は「マラゲーニャ」。トリプルルッツはきれいに着氷したが、続くトリプルフリップはステップアウト。ダブルアクセル-トリプルトウループは流れのあるきれいなジャンプ。中盤のトリプルループも着氷し、トリプルフリップをコンビネーションに。ダブルアクセル-トリプルトウループ-ダブルループは最後のダブルループでバランスを崩し転倒。最後のトリプルサルコウはきれいに決めた。ジュニアからの出場ながら、キビキビとした力強い演技を見せた。
FS得点は113.10点、合計169.40点で暫定トップ。



8:坂本花織(神戸FSC)

坂本花織の演技がスタート。SPの得点は53.90点で17位。
曲は「The Color Purple」。冒頭のトリプルフリップ-トリプルトウループは高さのあるジャンプ。トリプルルッツも着氷。続くフリップはダブルになる。中盤のダブルアクセル-トリプルトウループはしっかりと着氷。後半、トリプルフリップからの3連続、トリプルサルコウを決め、終盤のダブルアクセルも流れのある着氷で決めた。昨季の世界ジュニア代表。ショートはノーカウントのジャンプで出遅れたが、巻き返しの演技を見せた。
FS得点は111.60点、合計165.50点で暫定トップ。



7:今井遥(新潟県連)

今井遥の演技がスタート。SPの得点は55.20点で15位。
曲は「ピアノ協奏曲」。冒頭のダブルアクセル-トリプルトウループは幅のある大きなジャンプ。続くトリプルフリップからの3連続も着氷。ルッツは1回転に抜ける。演技後半、2つ目のダブルアクセルは単独に。トリプルフリップ、トリプルループ-ダブルトウループ、トリプルサルコウと、残りのジャンプもすべて着氷した。今季なかなかかみ合わない演技が続いたが、大きなミスを1つに抑えて滑りきった。
FS得点は106.23点、合計161.23点で暫定トップ。



6:大庭雅(中京大)

大庭雅の演技がスタート。SPの得点は49.52点で22位。
曲は「THE CHRONICES OF NARNIA」。トリプルフリップを着氷し、続くダブルアクセル-トリプルトウループは幅のあるきれいなジャンプ。トリプルループも流れのある着氷。トリプルサルコウは着氷後にややバランスを崩す。中盤のステップでは手拍子が後押し。後半、トリプルサルコウの3連続も着氷。トリプルループは抜けてシングルになるが何とかコンビネーションにし、最後のダブルアクセルをきれいに下りた。1つミスがあったが、壮大な音楽をしっかりと演じきった。
FS得点は103.89点、合計153.41点で暫定トップ。



5:小槇香穂(就実学園)

小槇香穂の演技がスタート。SPの得点は47.38点で23位。
曲は「la muerte del angel,tango」。冒頭のトリプルルッツをこらえると、続くトリプルサルコウ-ダブルトウループ、ダブルアクセル-トリプルトウループも着氷する。後半、トリプルフリップはスピードが足りず転倒したが、終盤の3つのジャンプ、トリプルトウループ、ダブルアクセルからの3連続、トリプルサルコウはいずれも着氷。ピアソラの力強いタンゴに合わせ、演技をまとめた。
FS得点は80.41点、合計127.79点で暫定5位。

4:鈴木春奈(日体荏原高スケート部)

鈴木春奈の演技がスタート。SPの得点は51.49点で20位。
曲はメンデルスゾーンの「Violin Concerto」。冒頭のトリプルトウループ-ダブルトウループはきれいに着氷したが、トリプルルッツは転倒、フリップは1回転に抜ける。中盤のトリプルループは前向きに下りて両手をつく。後半、トリプルサルコウ-ダブルトウループはしっかり着氷し、ダブルアクセルからダブルサルコウの3連続も着氷。終盤のトリプルトウループはきれいに下りた。中盤のコレオシークエンスでは昨日同様、イーグルポジションに拍手もわいた。
FS得点は85.79点、合計137.28点で暫定3位。

3:加藤利緒菜(長尾谷高)

加藤利緒菜の演技がスタート。SPの得点は52.35点で19位。
曲は「My Fair Lady」。トリプルフリップ-トリプルトウループはややフリーレッグがついたか。続くトリプルルッツは着氷。後半、ダブルアクセルが途中で開き両足着氷になると、続くアクセルもシングルに抜ける。トリプルループはこらえて着氷、トリプルサルコウはステップアウト。最後のトリプルループを3連続にしてなんとかリカバリーした。後半に5つのジャンプを組み込む構成だったが、中盤で乱れてしまった。
FS得点は88.77点、合計141.12点で暫定2位。

2:森千夏(愛知みずほ大瑞穂高)

森千夏の演技がスタート。SPの得点は45.84点で24位。
曲は「黒い瞳」。トリプルサルコウはこらえながらも着氷し、続くイーグルからのダブルアクセルも着氷。トリプルトウループは転倒し単独になったが、直後のダブルアクセルは着氷。中盤、ダブルルッツからの3連続は手をあげながらリズムよく決める。後半に入り、トリプルサルコウは転倒。終盤のトリプルトウループをコンビネーションにしてリカバリー。コレオシークエンスではスピードに乗って安定したポジションを見せた。
FS得点は85.14点、合計130.98点で暫定2位。

1:西野友毬(明治大)

西野友毬の演技がスタート。SPの得点は49.81点で21位。
曲は「La Boheme」。今大会女子で唯一の大学4年生。大きな歓声に迎えられる。トリプルルッツ-ダブルトウループ、トリプルループ、トリプルサルコウからダブルアクセルのシークエンスと、冒頭3つのジャンプをすべて着氷。演技後半のトリプルルッツ、トリプルトウループ-ダブルトウループ、トリプルサルコウも着氷する。コレオシークエンスのスパイラルでは拍手も。最後のダブルアクセルも落ち着いて決めた。最後の全日本選手権でミスのない演技を披露。フィニッシュの瞬間うれしそうに顔を覆った。場内はスタンディングオベーション。最後は観客に深くお辞儀をしてリンクを後にした。
FS得点は101.51点、合計151.32点。



<フィギュア>フリーでようやく光…浅田3位

毎日新聞 12月27日(日)21時33分配信

 フィギュアスケートの世界選手権(来年3~4月、米ボストン)などの代表選考会を兼ねた全日本選手権は最終日の27日、札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われ、女子フリーは前日のショートプログラム(SP)1位の宮原知子(さとこ、大阪・関大高)が139.59点をマークし、合計212.83点で2連覇を果たして世界選手権代表入りを決めた。

 2位には、SP3位で年齢制限のため世界選手権の出場資格がない14歳の樋口新葉(わかば、東京・開智日本橋学園中)がフリー127.87点、合計195.35点で入った。SP5位の浅田真央(中京大)はフリーで宮原に次ぐ131.72点を出し、合計193.75点で3位に食い込んだ。SP2位の本郷理華(邦和スポーツランド)は4位にとどまった。

 ◇「今できることはできた」

 演技を終え、ぎゅっとつむった浅田の両目には、光るものが見えた。「今できることはできた」。最近はジャンプの失敗が重なる大会が続き、難度を下げた今大会のSPもミスを連発。「気持ちが下降気味に入っている」と沈んだが、フリーでようやく光が見えた。

 難しい出足だった。冒頭のトリプルアクセルで転倒し、続く3回転の連続ジャンプが単発に。だが、ここから踏ん張る。午前中の練習からなかなか決まらなかった苦手の3回転ルッツに成功すると波に乗り、苦しみを振り切るかのように、最後まで走りきった。

 陰には、恩師・佐藤信夫コーチの存在があった。「自信喪失の状態だった」という教え子に、「結局は『やればできる』ということ」と何度も話し、時間をかけて気持ちが整うのを待った。そうした支えに浅田は、この日の朝、「気持ちが引けてしまうのが自分の弱いところ」と再確認。練習から無理やりに前を向くと、「こういう気持ちの持っていき方なら体がスムーズにいく感覚があった」。その先に、全日本出場11回連続での表彰台、そして世界選手権への切符が待っていた。

 「練習を積み重ねて、今日よりもさらにいい演技ができるように頑張りたい」。浅田らしい、柔らかい笑顔が戻った。【中村有花】


演技後、膝をついたまましばらくの間うつむいた浅田真央=真駒内セキスイハイムアイスアリーナで2015年12月27日、手塚耕一郎撮影

↓リザルト

http://www.jsfresults.com/

↓プロトコル

http://www.jsfresults.com/National/2015-2016/fs_j/nationalsenior/data0205.pdf

↓別プログに、女子FS動画を紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-12111036822.html
全日本選手権2015 女子FS 動画


宮原知子選手、優勝おめでとうございます。

樋口新葉選手、準優勝おめでとうございます。

浅田真央選手、三位おめでとうございます。




浅田選手の「自信喪失の状態だった」にショックです。

やはり、初戦の中国杯でのSP完璧演技にもかかわらず、評価されなかった事からの不調でしょう。

GPファイナルで、胃腸炎だった事から、体調も良くないのだとは思いますが、過去の浅田選手に対する厳しい採点基準は、まだ今だに浅田選手を苦しめ続けているという事でしょう……。

世界選手権の代表に選ばれたのは、不調ながら、浅田選手の実力の賜物だと思います。

フリーだけでは二位でした。

世界選手権を放送するフジテレビは、浅田選手が代表に選ばれて、ほっとしている事でしょうね……。



本日のテレビ放送

『オールジャパン メダリスト・オン・アイス2015』フジテレビ

12月28日(月)18時~19時54分







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フィギュアスケート:全日本選手権・男子FS

2015年12月26日(土) 17時55分 スタート

羽生、ジャンプで転倒もV4 宇野2位、無良が3位

順位 選手名 所属 得点


1位 羽生結弦 ANA 286.36
2位 宇野昌磨 中京大中京高 267.15
3位 無良崇人 HIROTA 263.46
4位 田中刑事 倉敷芸術科学大 242.05
5位 小塚崇彦 トヨタ自動車 228.82
6位 山本草太 愛知みずほ大瑞穂高 215.15
7位 村上大介 陽進堂 214.56
8位 日野龍樹 中京大 213.17
9位 中村優 関西大 194.84
10位 宮田大地 法政大 193.17
11位 島田高志郎 就実学園 188.76
12位 川原星 福岡大 188.39
13位 鈴木潤 北海道大 185.18
14位 須本光希 上野芝スケートクラブ 176.32
15位 磯崎大介 同志社大F 175.02
16位 友野一希 浪速高校スケート部 173.72
17位 服部瑛貴 法政大 173.26
18位 佐藤洸彬 岩手大 167.92
19位 吉野晃平 関西大 163.88
20位 山田耕新 SMBC 161.09
21位 小田尚輝 岡山理大附高 158.95
22位 野添紘介 明治大 156.44
23位 木村真人 八戸GOLD F・S・C 150.55
24位 片田龍太 名古屋工業大 140.34

詳細

総括


フィギュアスケートの全日本選手権は26日、北海道の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで男子のフリースケーティングが行われ、羽生結弦(ANA)がフリー183.73点、合計286.36点で大会4連覇を達成した。2位は宇野昌磨(中京大中京高)でフリー169.21点、合計267.15点、3位は無良崇人(HIROTA)がフリー170.20点、合計263.46点で入った。

羽生は、序盤の4回転ジャンプ2本をともにきれいに着氷したが、後半2本目の4回転トウループで転倒すると、次のトリプルアクセルでも転倒するなど、ここ2戦で好調だったジャンプをうまく決めることができなかった。それでもフリーで183.73点と高得点をマークし、王者の貫禄を見せ付けた。


大会4連覇を果たした羽生【坂本清】

24:羽生結弦(ANA)

羽生結弦の演技がスタート。SPの得点は102.63点で1位。
曲は「SEIMEI」。大歓声の中スタートポジションへ。4回転サルコウ、4回転トウループ、トリプルフリップと序盤のジャンプはすべてきれいに着氷。中盤のステップも強弱をつけてしっかりと踏む。後半、2本目の4回転トウループで転倒すると、次のトリプルアクセルでも転倒。2本目のトリプルアクセルは何とかトリプルサルコウとの3連続にする。トリプルループもこらえた着氷でややバランスを崩すが、最後のトリプルルッツはきれいに下りた。後半の転倒から足にきたか。ここ2戦で好調だったジャンプがうまく入らず、演技後は苦笑いのような、自分に怒っているような表情。
FS得点は183.73点、合計286.36点で4連覇を達成した。

■コメント

「(結果は)考えられていないです。会場の雰囲気にのまれたわけではないですし、自分の緊張に負けたわけではないですけど、明らかに悪い演技でした。いろいろな反省点を見つけて、体をしっかりと休めて、また練習していきたいと思います。(緊張は)かなりありました。アップや6分間練習で周りを気にしたり集中を欠いていたなと思いました。影響が出るのはやはり最初のサルコウやトウループだったり、前半の3つのジャンプで、重要になってくると思います。そこを乗り越えられたので、あとは技術や体力の問題かなと思います。(全日本だからという気持ちは)ないです。フリーに関しては割り切っていたし、自分の体に合わせた緊張状態だったり、またはコンディション作りだったりでやっていたので、前半を振り返る限りは良かったのかなと思います。(昨日は悔しいという言葉を聞いたが今日は)悔しいですよ、メラメラです(笑)。煮えたぎっています(笑)。

とにかく今回の試合に関して反省点が多く、課題がすごく見つかったので、それはそれでうれしいと同時にしっかり練習をして、こんな演技を二度としないように頑張りたいと思います。(練習再開は?)明日にでも練習したいですけどね(苦笑)。ちょっと年末までは時間を見つけてという感じにはなると思うんですけど、体を癒して、オンとオフをしっかり切り替えたいと思います。

(ブライアン・オーサーコーチが『やはり人間だから』と言っていたが)元から僕は人間だと思っているんですけどね(笑)。GPファイナルのときもNHK杯のときも本当に緊張して、今回も緊張しましたし、体が動かないことがあったり、しんどいことがあったり、自分なりにこの構成をこなせればいいと思っていました。今回はこなせなかっただけで、人間じゃないとは思っていません(笑)。オーサーコーチは『今回で良かったじゃん』という感じでした。もちろん全日本は僕にとっても高い位置づけですし、代表が決まるというのもあるし、これだけ層の厚い日本のトップが決まるとあって重要視していたのですが、一番重要なのは世界選手権なので、この大会で課題が見つかって良かったなと思います」



23:村上大介(陽進堂)

村上大介の演技がスタート。SPの得点は83.49点で4位。
曲はYOSHIKI作曲の「Anniversary」。冒頭の4回転サルコウは抜けて2回転になるが、2つ目の4回転サルコウは着氷しダブルトウループにつなげる。トリプルアクセルは転倒。後半、2つ目のトリプルアクセルもステップアウトして単独に、トリプルフリップは片手をついたか。トリプルルッツからダブルサルコウの3連続、トリプルループ、トリプルサルコウは着氷。表彰台を目指して挑んだフリーだったが、大技に複数のミス。演技後は残念そうな、悲しそうな表情を見せた。
FS得点は131.07点、合計214.56点で暫定6位。



22:小塚崇彦(トヨタ自動車)

小塚崇彦の演技がスタート。SPの得点は78.19点で5位。
曲は「Io Ci Saro」。長く佐藤コーチと話し、スタート時間ギリギリに位置へ。冒頭の4回転トウループは転倒、続いてもう1本の4回転トウループは抜けてダブルになり、トリプルアクセルでも転倒。後半、2つ目のトリプルアクセルは着氷し3連続につなげる。トリプルルッツ-トリプルトウループ、トリプルフリップ、イーグルからのトリプルループ、トリプルサルコウもすべて着氷。序盤の大技でミスが続いたが、気持ちをこめた演技で後半立て直し、最後まで滑りきった。
FS得点は150.63点、合計228.82点で暫定4位。

■コメント

「最初のほうは例のこと(靴のひもがほどけた)があり、集中が途切れていたなと思いますし、(佐藤)信夫先生が早まる気持ちを止めてくれようとしていたのですが、やはり30秒では短かったなと思いながら、あの演技に入りました。ただ、いつものルーティンがしっかりこなせないまま始まってしまったので、最初の方は僕の一番良いところである冷静さを欠いていたかなと思います。
(こういったアクシデントはあまり経験しない?)試合というのは何が起こるか分からないですし、自分の注意が行き届いていなかったというのが原因だと思います。自分の責任なのでそれをしっかり受け止めたいです。ただ、後半は冷静さを取り戻して最後まで滑れたので、経験してきたものでカバーできたのかなと。最低限できる精神力だけは持っていたかなと思います。
(この全日本はどういう大会だったか)しっかり体もつくってきましたし、気持ちもつくって入ってきました。ミスも自分の実力だと思うし、それはすごく残念ですが、体はまた戻ってきたなという大会でした。(今後に関しては)終わってすぐなので、まだ考えられていません。このあと信夫先生たちと話して、課題も見つかるでしょうし、話し合いながら次にどうするかを考えていきたいと思います」



21:田中刑事(倉敷芸術科学大)

田中刑事の演技がスタート。SPの得点は74.19点で6位。
曲は「椿姫」。冒頭の4回転サルコウは高さがあったがステップアウト。続くトリプルアクセル、トリプルフリップ-トリプルトウループはきれいに下りる。中盤は手拍子に乗って優雅にステップを踏む。後半、トリプルアクセル-ダブルトウループ、トリプルルッツ、トリプルサルコウからの3連続も落ち着いて着氷し、トリプルループ、トリプルフリップもきれいに決めた。コレオシークエンスでは大きな手拍子。4回転は決め切れなかったが、自己ベストを出したNHK杯に続く好演技を見せ、力強くガッツポーズした。場内は大歓声。
FS得点は167.86点、合計242.05点で暫定3位。



20:宇野昌磨(中京大中京高)

宇野昌磨の演技がスタート。SPの得点は97.94点で2位。
曲は「トゥーランドット」。冒頭の4回転トウループは抜けてダブルに。トリプルアクセル、トリプルアクセル-トリプルトウループはいずれもしっかりと着氷。後半、ステップに続いてトリプルループ、トリプルサルコウを着氷。2回目の4回転トウループはしっかりときれいに着氷、トリプルルッツはバランスを崩すがこらえる。終盤、構成を変更し再度4回転を跳びにいったが抜けて2回転になった。失敗した4回転を最後のジャンプでリカバリーしにいく攻めの姿勢を見せたが、裏目に出てしまった。
FS得点は169.21点、合計267.15点で暫定トップ。

■コメント

「1番は1個目のジャンプの失敗ですが、他のジャンプはわりと良かったのではないかと思います。4回転トウループは良いジャンプを跳べたと思いますし、後半の4回転は最初のジャンプが失敗していなければやらなかったと思うので、攻められたという気持ち、パンクで終わって悔しい気持ちもありますが、それ以上に逃げずに終われたことに満足しています。(最後に4回転を挑戦しようとどこで決めた?)1個目を失敗したときに、珍しくトリプルどころかダブルになってしまったので、絶対どこかでやってやろうと思っていました。構成上、最後でやるしかなかったので、あそこにしました。ああいう練習はしていたのですが、練習でもあまり成功することはなかったので、練習通りのことが出てしまったなと。今回は珍しく最後まで攻めたいという気持ちがあって、『あれは間違いだった』と言う人もいると思います。いろいろな言い方をする人がいると思うんですけど、僕の中では間違いではなく、ためになる挑戦だったなと思います。

(世界選手権の2枠を争っている中で意識していることはあった?)世界選手権が懸かっていることもあって勝負は勝負ですし、しっかり勝ちたいという気持ちはありました。でもなるべく意識しないで演技に臨みました。(無良より上にいったが)最後の挑戦をしたことによって、自分の点数が低かったのであれば、かなり後悔していたと思うんですけど、結果は上に行くことができたので、ショートを頑張ったおかげかなと思います。(世界選手権の枠が懸かっている中であえて勝負をしに行った理由は?)逃げたくなかったからですね。前の僕であれば最後にアクセル+フリップで終わらせていたと思うんですけど、今年の失敗の多くが逃げた失敗というかちょっと弱気になった失敗だったので、シーズンが始まる前から攻めていくという目標を掲げてやっていました。アクセル+フリップのままで行くという気持ちはまるでなかったですね。(いずれはこういう構成も考えられる?)全然あると思いますし、どんな状況になっても、失敗したらそのジャンプはすべて終わりではなく、他でカバーできるところはしていかないといけないと思っています。まぁ、ミスらなければいい話なんですけどね(笑)」



19:無良崇人(HIROTA)

無良崇人の演技がスタート。SPの得点は93.26点で3位。
曲はシルクドソレイユの「O」。冒頭の4回転トウループは片手をつく。続く2本目の4回転トウループにダブルトウループをつけてコンビネーションに。トリプルアクセルがシングルになるが、次のサルコウを再度トリプルアクセルに変更し着氷。後半のトリプルアクセル-トリプルトウループはステップアウトもこらえ、トリプルループもうまくバランスをとる。終盤、トリプルフリップからサルコウの3連続はサルコウをトリプルに変更、最後のトリプルルッツもきれいに決めた。序盤のアクセルの失敗を後のジャンプで取り返し、攻めのリカバリーを見せた。
FS得点は170.20点、合計263.46点で暫定トップ。

■コメント

「(宇野選手と2位争いについて)自分のミスが出ている時点で実際どうなるか分からないという気持ちが強いですし、去年の世界選手権で自分が2枠にしてしまった以上、自分も取り返しに行く位置にいないといけないとは思うんですが……。

これがたぶん自分の今の実力なのかなと思いますし、その中でもシーズン当初、羽生や宇野が出していた点数に自分も少なからず近づいて全日本選手権を迎えられたのは、自分が今シーズンやってきた成果が少しずつ評価されてきているのかなと思います。年明けてどの試合に派遣されるか分かりませんが、そこに向けてまたここで得た課題や成果をしっかりと生かしていけるように練習をつんでいかないといけないなと思います。

(260点を超えていい流れできている。それができるようになったのは?)
試合というプレッシャー、試合本番の空気感にのまれていた部分があったんですが、今回はNHK杯から引き続き自分のやるべきことを、課題としてきた注意点をしっかりとやろうという気持ちで臨めていたので、自分を見失わなかったということが大きいと思います」


18:友野一希(浪速高校スケート部)

友野一希の演技がスタート。SPの得点は62.51点で12位。
曲は「Devdas」。冒頭の4回転サルコウはこらえきれず転倒。続くトリプルアクセルは単独になったが着氷。トリプルルッツからのコンビネーションはセカンドにトリプルを跳びに行き転倒、続くスピンでバランスを崩す。後半2つ目のトリプルアクセルはステップアウト、トリプルループはこらえ、トリプルサルコウは両手をつく。終盤のトリプルルッツ、トリプルフリップ-ダブルトウループはしっかりと着氷。アイスダンスのデービス&ホワイト組もかつて使ったインド舞踊の曲を入れた踊るプログラムで観客の手拍子を誘った。
FS得点は111.21点、合計173.72点で暫定10位。



17:山本草太(愛知みずほ大瑞穂高)

山本草太の演技がスタート。SPの得点は62.92点で11位。
曲はチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」。冒頭のトリプルアクセル、4回転トウループは立て続けに転倒。3つ目のジャンプは4回転からトリプルルッツに変更して着氷する。演技後半、2つ目のトリプルアクセルは着氷しダブルトウループにつなげる。トリプルループ、トリプルルッツ-トリプルトウループ、トリプルフリップからトリプルサルコウの3連続、ダブルアクセルも続けてしっかりと決めた。ショートのミスから巻き返しを狙い、序盤の大技は決まらなかったが、その後はしっかりと演技を立て直した。
FS得点は152.23点、合計215.15点で暫定トップ。

■コメント

「ショートで失敗が続いてしまい、点数が伸びなかったので、全日本の目標を聞かれたときに『3位以内を目指します』と言いましたが、やっぱりレベルが違うなと。ショートでトップだった選手とは積んできた経験も違いますし、初めて4回転も入れましたが甘くはないなと思いました。昨日はアクセルを失敗し、4回転も跳ぶ前からびびっていたので開いてしまったんですけど、今回は昨日失敗したことをしっかりとつなげて、びびらず思い切りやったので、それは良かったと思います。(楽しむことはできた?)いつもは4回転やトリプルアクセルに集中し過ぎてしまい、スピンやステップや表現もおろそかになってしまったんですけど、今回は4回転に集中して失敗してしまいました。しかし他の要素は今季で一番自分らしい思い切ったスケートを見せることができたのではないかと思います。

(2015年はどんな年だった?)自分の中でもハードルを上げていった1年で、本当に失敗も多かったんですけど、これからのスケート人生は長いですし、こういう失敗も良い経験になると思うので、これを16年はユース五輪だったり、世界ジュニアがあるので生かしていきたいと思います」



16:日野龍樹(中京大)

日野龍樹の演技がスタート。SPの得点は74.03点で7位。
曲は「キングアーサー」。こちらも持ち越しのプログラム。冒頭の4回転トウループは転倒したが、続くトリプルアクセル-トリプルトウループ、トリプルルッツ-ダブルトウループ、トリプルループをきれいに着氷。後半のトリプルアクセルは下りたかに見えたが着氷した足が滑って転倒。トリプルフリップ、トリプルルッツはきれいに着氷し、トリプルサルコウはオーバーターンになったがこらえて3連続にした。流れを切らさずに演技をまとめたが、大技2本の転倒に悔しそうな表情。
FS得点は139.14点、合計213.17点で暫定トップ。



15:宮田大地(法政大)

宮田大地の演技がスタート。SPの得点は66.61点で10位。
曲は「Brave Heart」。昨年から持ち越しのプログラム。冒頭のトリプルルッツ-トリプルトウループは大きく流れのあるきれいなジャンプ。続くトリプルフリップ-ダブルトウループも着氷。トリプルループは着氷が乱れるが、ダブルアクセルからダブルサルコウの3連続は落ち着いて決める。後半、2本目のルッツはステップアウト。トリプルサルコウは着氷。終盤のフリップはダブルになったが最後のダブルアクセルはきれいに下りた。全身を大きく使い、壮大な曲に負けない動きで演じきり、最後は力を出し切った様子を見せた。
FS得点は126.56点、合計193.17点で暫定2位。



14:中村優(関西大)

中村優の演技がスタート。SPの得点は69.47点で8位。
曲はラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」。冒頭のトリプルアクセルは転倒。続くダブルアクセルは流れのあるきれいな着氷、トリプルルッツは単独にしてきれいに降りる。中盤のトリプルループもきれいな着氷、ダブルアクセルからダブルサルコウの3連続はサルコウでステップアウト。終盤のトリプルフリップにはシングルトウループをつけてコンビネーションにし、トリプルルッツ-ダブルトウループ、トリプルトウループも着氷。最後のステップでは観客が手拍子で後押しし、丁寧に滑りきった。
FS得点は125.37点、合計194.84点で暫定トップ。



13:川原星(福岡大)

川原星の演技がスタート。SPの得点は66.72点で9位。
曲はピアノ協奏曲 第一楽章「宿命」。冒頭のトリプルアクセルは転倒、続くアクセルはダブルにしてきれいに着氷、トリプルルッツは両手を着いた着氷になり転倒。後半、2つ目のトリプルルッツにトリプルトウループをつけて着氷し、トリプルフリップ、トリプルループをきっちりと決める。終盤、トリプルサルコウからダブルサルコウの3連続をこらえ、単独のトリプルサルコウではステップアウト。最後までスピードを失わずに壮大な曲を表現したが、いくつかジャンプのミスが出てしまった。
FS得点は121.67点、合計188.39点で暫定2位。



12:佐藤洸彬(岩手大)

佐藤洸彬の演技がスタート。SPの得点は60.03点で16位。
曲は「カルメン」、ビートのきいたモダンアレンジ版。冒頭のトリプルアクセルはステップアウトしたが両手を上げてダブルトウループをつける。続くトリプルアクセルもステップアウト。トリプルルッツでは片手をつく。後半のトリプルサルコウでステップアウト、トリプルルッツ、トリプルフリップではともに痛そうな転倒。ループはダブルになり、フィニッシュ直前のダブルアクセルもバランスを崩した。昨年は新人賞を受賞し世界ジュニアにも出場。時折コミカルな振付が入り、エンターテイナーぶりを発揮したが、すべてのジャンプがまとまらなかった。
FS得点は107.89点、合計167.92点で暫定6位。

11:須本光希(上野芝スケートクラブ)

須本光希の演技がスタート。SPの得点は58.11点で18位。
曲は「ピアノソナタNo.8、Op13/エチュードOp8-12」。冒頭のダブルアクセルは流れのある着氷、続いてトリプルルッツ-トリプルトウループも着氷。フリップはダブルになる。中盤のジャンプは、トリプルループ、トリプルフリップをこらえ、トリプルルッツからダブルサルコウの3連続、トリプルサルコウと続けて着氷。終盤のダブルアクセル-トリプルトウループもしっかりと決め、シニアの構成でも最後まで丁寧に滑りきった。
FS得点は118.21点、合計176.32点で暫定3位。

10:鈴木潤(北海道大)

鈴木潤の演技がスタート。SPの得点は61.82点で14位。
曲は「バイオリン協奏曲ニ長調作品77」。冒頭、トリプルアクセルは片手をつきそうになるもこらえてダブルトウループをつける。2本目のトリプルアクセルは途中で開いて両足着氷になり、トリプルフリップはステップアウト。トリプルサルコウは流れのあるきれいな着氷。後半のトリプルループ、トリプルルッツ-両手を上げたダブルトウループのコンビネーションも決め、ダブルアクセルからダブルサルコウの3連続、ダブルアクセルもしっかり着氷。バイオリンの音色に乗って、地元で好演技を見せた。
FS得点は123.36点、合計185.18点で暫定2位。

9:小田尚輝(岡山理大附高)

小田尚輝の演技がスタート。SPの得点は61.21点で15位。
曲は「オペラ座の怪人」。冒頭のトリプルアクセルはステップアウトしたが、続く4回転トウループを着氷。トリプルフリップはステップアウト。後半、トリプルループは下りたかに見えたが直後に転倒し、ダブルアクセル-トリプルトウループ、トリプルサルコウと続けて転倒してしまう。トリプルトウループからの3連続は着氷したが、2つ目のサルコウでもバランスを崩す。最後のコレオシークエンスからフィニッシュの直前でも転倒。4回転を含む難度の高いプログラムに挑んだが、演技をまとめられなかった。
FS得点は97.74点、合計158.95点で暫定6位。

8:服部瑛貴(法政大)

服部瑛貴の演技がスタート。SPの得点は61.94点で13位。
曲は「トゥーランドット」。冒頭、トリプルルッツはこらえ気味だが着氷。トリプルループからの3連続はシングルループ-ダブルトウループに。続くトリプルフリップは着氷する。演技後半、トリプルループをきれいに決め、トリプルサルコウも着氷。ダブルアクセル-ダブルトウループもこらえる。終盤、トウループとアクセルのシークエンスはダブルになりバランスを崩したが、最後のトリプルトウループはきれいに降りた。コレオシークエンスでは雄大なイナバウワーを披露。大学4年生、最後の全日本選手権の空気を味わうように、涙をこらえながら観客にあいさつをした。
FS得点は111.32点、合計173.26点で暫定3位。

7:島田高志郎(就実学園)

島田高志郎の演技がスタート。SPの得点は58.41点で17位。
曲は「モダンタイムズ」。冒頭、トリプルルッツ-トリプルトウループを着氷。続くアクセルは確実にダブルに。トリプルループもきれいに決める。中盤のステップでは会場から大きな手拍子。演技後半、単独のトリプルルッツ、ダブルアクセルからの3連続、トリプルフリップ、トリプルサルコウ-ダブルトウループ、トリプルトウループと5つのジャンプをすべて着氷。30秒長いシニアのプログラムでも最後までしっかりとチャップリンを演じきり、大歓声を浴びた。
FS得点は130.35点、合計188.76点で暫定トップ。



6:山田耕新(SMBC)

山田耕新の演技がスタート。SPの得点は53.02点で23位。
曲は「のだめカンタービレ最終楽章 序曲1812年」。冒頭のトリプルアクセルはオーバーターンでこらえる。続くトリプルフリップ、ダブルアクセル-トリプルトウループは着氷。演技後半、トリプルルッツからの3連続はこらえるが、続くルッツはダブルに。トリプルサルコウ、トリプルトウループ-ダブルトウループはしっかり着氷する。最後のダブルアクセルも決めて大歓声。指揮者に扮(ふん)してタクトを振るような振付が随所にちりばめられたプログラム。最後まで指揮者を演じきって大歓声を受けた。最後は観客に向かって拍手。
FS得点は108.07点、合計161.09点で暫定3位。

5:吉野晃平(関西大)

吉野晃平の演技がスタート。SPの得点は55.97点で20位。
曲は「The Last Samurai」。冒頭のトリプルフリップはきっちり着氷したが、続くトリプルアクセルは転倒。和太鼓の音に合わせたコレオシークエンスでは力強さを見せる。演技中盤のトリプルルッツ、ダブルアクセルを決め、トリプルルッツ-ダブルトウループのコンビネーション、トリプルサルコウもしっかりと下りる。終盤のトリプルトウループは着氷したが、最後のトリプルサルコウで転倒。いくつかミスは出たが演技をまとめ、映画の世界を表現した。フィニッシュ後は片手でガッツポーズも。
FS得点は107.91点、合計163.88点で暫定2位。

4:木村真人(八戸GOLD F・S・C)

木村真人の演技がスタート。SPの得点は53.19点で22位。
曲は「WASHINGTON SQUARE」。冒頭のトリプルサルコウをきれいに着氷。続くルッツはダブルになるが、トリプルトウループ-ダブルアクセルのシークエンスはしっかり着氷。中盤のステップでは観客の手拍子が後押し。後半のルッツは何とか回るがステップアウトして手をつく。トリプルサルコウーダブルループ、続くトリプルトウループもこらえながら着氷し、トリプルフリップも乱れるが、最後のダブルアクセルはきれいに下りた。木村も大学4年生。最後のコレオシークエンスでは体を大きく使って演じた。
FS得点は97.36点、合計150.55点で暫定3位。

3:磯崎大介(同志社大F)

磯崎大介の演技がスタート。SPの得点は57.15点で19位。
曲は「Pascal Comelade Medely」。トリプルループをはじめにきれいに決め、トリプルルッツは単独になるも流れる着氷。トリプルフリップは転倒。演技後半、2つ目のルッツはシングルになるがダブルトウループをつける。トリプルループからの3連続、トリプルサルコウ、トリプルトウループはきれいに着氷。アクセルのシークエンスは1つ目がシングルになったがこらえた。大学4年生でこれが最後の全日本選手権。演技後は感極まった様子を見せ、膝まづいて氷にキスをした。
FS得点は117.87点、合計175.02点で暫定トップ。

2:片田龍太(名古屋工業大)

片田龍太の演技がスタート。SPの得点は51.54点で24位。
曲は「Legends of the fall」。トリプルトウループ-ダブルトウループ、トリプルループと続けて着氷。フリップはダブルになるが、続くダブルアクセルはきれいに下りる。中盤、柔軟性のあるポジションのスピンでは拍手も。後半、サルコウのコンビネーションは2回転-1回転になり、ダブルアクセルでは転倒。フライングキャメルスピンの直後にも転倒し、トリプルトウループも前向きに下りて転倒。観客が拍手で後押しをする中、サイトのトリプルサルコウはきれいに着氷し、最後まで滑りきった。
FS得点は88.80点、合計140.34点で暫定2位。

1:野添紘介(明治大)

野添紘介の演技がスタート。SPの得点は54.89点で21位。
曲は「LIMIT OF LOVE」。冒頭のトリプルアクセルをきれいに着氷し歓声が上がる。続いて2本目のトリプルアクセルにチャレンジするも転倒。トリプルフリップをダブルトウループとのコンビネーションにしたが、続く2本目のフリップはダブルに。後半、トリプルトウループが単独になるが、ダブルアクセルをコンビネーションにする。終盤、ルッツが途中で開いて着氷。最後のダブルアクセルはきれいに決めた。
FS得点は101.55点、合計156.44点。

「メラメラと悔しい思いが」 羽生がV4達成 全日本フィギュア

(更新 2015/12/26 23:35)dot.

 フィギュアスケートの全日本選手権が26日、北海道の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催され、男子のフリーと女子のショートプログラム(SP)が行われた。男子は前日のSPでトップに立っていた羽生結弦(ANA)が首位を守りきり優勝。同大会4連覇を果たした。

 羽生は最終滑走者として登場。序盤の4回転ジャンプを成功させて波に乗ったかと思われたが、途中の4回転ジャンプとトリプルアクセルで立て続けに転倒。その後なんとか立て直すも、演技後には悔しそうに首を振るシーンが見られた。しかしそれでも、フリーの得点は183.73点。合計286.36点で、2位の宇野と20点近い差をつけての圧勝だった。

 大会後のインタビューで羽生は「優勝という結果自体は本当に皆さんの声援のおかげだなと痛感しています」と話すも、演技に関しては「メラメラと悔しい思いが湧きあがっています。それも自分らしいかなと思いますが」と、率直にその思いを明かした。

 今回で全日本4連覇を成し遂げた羽生だが、内容には納得していない様子で、次のように続けた。

「フィギュアは結果だけでなく内容とか、表現とか、どれだけ人の心に残るのかとかも非常に大事なことだと思うので。今日はたまたま(他の選手に)パーフェクトな演技、素晴らしいエレメンツがそろった演技がなかったということで、自分が勝てたというのがあるんですけど。自分の中では勝ったとは思っていません。またがんばります」

 羽生はこれで、来年アメリカで行われる世界選手権への出場権も手にしたことになる。

 女子SPは宮原知子(関西大学中・高スケート部)が73.24点で首位。浅田真央(中京大)はジャンプのミスがひびき62.03点と得点が伸びず、5位でのスタートとなった。女子シングルは、27日にフリーの演技が行われる。(ライター・横田 泉)


4連覇を果たした羽生結弦のフリーの演技(c)朝日新聞社

羽生 練習中に村上と接触し互いに転倒

2015年12月26日デイリースポーツ

 「フィギュアスケート全日本選手権・第2日」(26日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 男子の羽生結弦(21)=ANA=が日中の公式練習中に、村上大介(24)=陽進堂=と接触し、お互いが転倒するハプニングとなった。

 二人はその後すぐに起き上がって顔を合わせながら笑顔で握手。初日のショートプログラム(SP)で首位となり、この日夜のフリーで大会4連覇を目指す羽生は、大事を取って1度リンクサイドに寄って練習を中断したが、すぐに練習を再開。2種類の4回転ジャンプを決めるなど、問題なく練習を続けた。ぶつかった相手の村上も元気に練習をこなした。

練習終了後、羽生のコーチ、ブライアン・オーサー氏は「He is fine(大丈夫だよ)」と語った。

 羽生は昨年のグランプリ(GP)シリーズ中国杯でも練習中に中国の選手と激しく衝突し流血。負傷しながらも本番に臨んだ。


公開練習中に村上大介(左)と激突し転倒する羽生結弦=北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(撮影・開出牧)

羽生と接触の村上「左膝に痛み」で7位 演技中は「パニック状態になった」

デイリースポーツ 12月26日(土)23時26分配信

「フィギュアスケート・全日本選手権」(26日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 男子のフリーが行われ、村上大介(24)=陽進堂=は合計214・56点で7位に終わったが、羽生結弦(21)=ANA=と接触して転倒した昼間の公式練習時から左膝に痛みを感じていたことを明かした。

 ショートプログラム(SP)で4位につけた村上だったが、フリーでは冒頭で4回転が回転不足となり、途中の3回転も転倒や手をつくシーンが目立った。インタビューでは「今シーズンで一番ひどいフリー。公式練習で左膝に痛みが出て(フリーでは)考えないようにしていたが、1番目の転倒で痛みが出て、演技中はパニック状態になった」と振り返った。

 報道陣からは痛みを感じた瞬間について問われたが、村上は「公式練習からです」とだけ語り、あえて羽生との接触ハプニングが痛みの原因だったとは示さなかった。



↓リザルト

http://www.jsfresults.com/


羽 生 結 弦 選手、優勝おめでとうございます。

宇 野 昌 磨 選手、準優勝おめでとうございます。

無 良 崇 人選手、三位おめでとうございます





前々から、練習中の事故は起こっています。

公式練習の人数を減らすべきかと……。

連盟も相変わらず、他の事も含め、腰が重いようです……。

怪我人だけでなく、死者でも出ない限り変わらないかもしれませんね……。











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