このブログは弁護士&FP(お金の専門家)で,高齢化問題に興味があるFPBが書いています。
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今回は『独居とエンディングノートの効用』でございます。
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エンディングノートが流行っているのは、皆様ご存じのとおりです。

私も、書店にいって、エンディングノートを手に取ってみている人をよく見かけます。

つい、「わたし・・・FP弁護士なんですけど、依頼しませんか?」と声をかけたくなりますσ(^◇^;)。

さて、皆さん、エンディングノート見たことあります?

ところで、この記事を見ますと、エンディングノート書いた人は5%何ですね。

意外と多い!という見方もあるかもしれませんが、流行っていると思われ割にはすくないかもって思いました。
日経記事 エンディングノート書いた人5%

買って、いざ開いて、見てみると、こっれが、以外と書けないものなんですよねぇ~。

戸籍を書きましょう 「どこだったっけ?・・・」(・3・)アルェー

通帳の番号を書きましょう 「面倒ね・・・・」( ゚Д゚)マンドクセー

国債の番号を書きましょう「どれ?何を見ればいいの?・・・・」(・3・)ドコ━━━━!!

宗派  「・・・・ない。いや、実家は、大谷派?それとも西本願寺だっけ・・・」(-_-;)


人間、書けいないところがでてくると、

な~んか興味がなくなると言いますか、

とたんにやる気がなくなるといいますか・・・

や~めたってなってしまいますね。

そういうときは、人と一緒にワイワイヽ(^-^))((^-^)ノ するといいと思います。

そんな、エンディングノートを作成するいい機会になるかもしれません。

なないろ福円隊、エンディングノートセミナー
人生を豊かにする エンディングノートセミナー若いいうちから取り組みたい!お金・人脈・自分の歴史を整理&管理」が2014/10/19にございまして、お席がありますので、もしよろしければどうぞ。(→内容はこちらでございます。)

さて、また話は変わりますが、

これは、内閣府が発表した、日本の65歳以上の人口割合の推計です。
高齢化推計

かくのごとく、高齢化は急速でして、

今、三世帯同居は少なくて、「老老介護5割」なんて、記事もでております。(日本経済新聞2014/7/16付朝刊)。
介護は大変なんですが、これは、老夫婦のみの世帯が圧倒的に多い、ということでもあります。

そして、厚労省の認知症有病率調査では、認知症者は平成24年10月時点で、462万人と推計していますΣ(゚д゚lll)ビックリ。

こんな風に、高齢者夫婦世帯、高齢者単独世帯が増えているなかで、

エンディングノートにいろいろ書いておくのは、

実は、高齢者の周囲にいる人にとっては、死後だけでなく、生前にも非常に役に立つ場面が多いのではないかと思われます。

人は案外、自分以外のことはよく知りません。

みなさん、親の出身大学、高校、中学とか知っています?仲の良い知人の名前知っています?

認知症等で、介護が必要になった方の、生活を充実させる、という観点から、

その人のいろんな情報がエンディングノートに書いてあると、以外に役に立つんですよね~( ゚ー゚)ナ~ルホド

エンディングノートという言葉は、「生前整理」、「死後」、「相続」というキーワードが先に思い立ちますし、セミナーをしているのは、葬儀屋さんとかが多いのです。

しかし、実は、生前のご本人の生活充実、という観点からも、その作成はお薦めだと思うんですね。

わたしも、配偶者が病気で短期間で死亡、残された方は認知症という方の成年後見人をしていますが、お墓の書類を探し出せなくて、どうしようかな~って思っている事案があるんです。

どうです、皆さんも、しまってあるエンディングノート取り出して、ぼちぼち書いてみませんか?

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最後に、約9ヵ月ぶりのブログです。いなくなったと思われた方もおられると思います。
スランプといいますか、ブログも一度書かなくなると、なかなか書けなくて。ずっと書きたい、書きたいと思いながらも、時間が過ぎてしまいました。書き続けますので今後もよろしくお願いいたします。FPベンゴシ


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今回は『独居とエンディングノートの効用』でございました。
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