行ったり来たり
もとには戻らないかもしれない
今日はシンガポールに居るらしい・・・私に「君は何年ここに勤めてるの?」って聞いてきた
天井を壁を指差し見て見てと言って来る・・・私には彼の見えてるものが見えない
私の事忘れちゃったの・・・?
「うん」
私だよ・・・ずっと一緒に暮らしてたでしょ・・・
「えーっとちょっと考える・・・」
もういいよ・・・考えなくて
〇〇、〇〇と娘さんの名前を連呼してた・・・シンガポールに遊びに来てるんだって。
昨日も支離滅裂だったけど名前を言ってくれた外に食事行くぞってだからこのホテルの食事はキャンセルしろって・・・それはそれで行けないあなたはここからまだ出れないと説得するのが大変で結局お店に予約の電話をすると逃げて帰ってきた・・・で・・・今日は私、会社の人間になってた。
彼の脳はどこまで壊れたんだろう・・・?
線が繋がる日が来るんだろうか?
暴れないように拘束されて手にはミトンで何も掴めないオムツ・・・
まだ11日だよね・・・入院して・・・わかってる。
6日目、7日目、8日目。
12月23日(金)
手足を盛んに動かす、タンが絡んでゴロゴロと音がする眉間に皺が寄る全部生きてる証拠。
12月24日(土)
クリスマスプレゼントだ、一般病棟に移りました。
籍の入ってる人からは現状変わりなしとの話だったが・・・表情が違う言葉を話そうとアウアウとしている沢山話しかける、「私のことわかる?」「ヒゲが伸びていい男になった」「一人で寂しくない?」全部にうなずく。
12月25日(日)
AМ11:00 籍の入ってる人から今日はどなたかの体調が悪いので行けないのでヨロシクと電話があったじゃー早くから会えるな。
PM2・00 病院着、枕が汚れてるのでタオルを買ってきてカバーにする唇がガサガサで剥けているリップを塗っていいと看護士さん言われてので早速潤いリップ、身体を盛んに動かす起き上がりたいらしい、歩きたいらしい、「タ・バ・コ・・・」タバコ吸いたいの?!「うん」久々の人間らしいダー!この後モゾモゾブツブツ訳の分からない言葉の中から「喉が渇いた」「テレビ」「違う」看護士さんが来るとジーッと見つめている、目の濁りが取れて来た、何か掴みたいのか見えるのか?腕を伸ばし空中を掴むようにしている・・・相変わらずタンが絡んで辛そうだ。
今日で一週間・・・寝るたびに起きたら夢でありますよーにって思いながら起きたらやっぱり現実で、倒れたのが私だったらどんなに良かったかとかギャーギャーうるさく言って早く嫁にしてもらったら良かったとか・・・こんなことしか考えてなかった七日間だった。
4日目、5日目。
12月21日(水)
PM5:30 手足を動かす、声をかける目が開いた!!濁っていてとても何かが見えているようには思えないが・・・話しかける「頑張ったね!」聞こえてはいないだろう。(今日からすみんが24日まで一緒に車に同乗してくれるとの事往復3時間の運転、食事をほとんど取っていない私を心配しての事らしいありがとう。)
12月22日(木)
PM5:00 ICUへ、5分位でお腹のエコー検査が入ったので退室・・・20分位で看護士さんが呼んでくれて入室。昨日より覚めている感じ!!辛そうに眉間にシワを寄せたりタンが絡んだようなセキをしている、呼吸器が口に挟むものからマスク型に変わっていたので口を開けたり出来ているようだ、相変わらずこちらからの声かけには反応は無い。
22日はちっちきの誕生日、プレゼントは早めに11日の日曜日に渡していたので良かったダーからはダウンジャケット貰ってた・・・今日はなにもしてあげられなかったけど私には家の事はいいから彼の事だけやっていればいいと言ってくれた、ちっちきに益々惚れた。
二日目、三日目。
12月19日(月)
PM1:00 ICUへすでに籍の入ってる人が末の娘さんと来ていたので遠慮することに、数分後携帯に着信話しがあるとの事・・・談話室で待つ。内容は面会の時間が重ならないように5時以降に来て欲しいとの事、立場をわきまえて欲しいとの事、ダーに会えるならいいや・・・承諾。(あちらからしたら私は随分なずうずうしい奴だ)この先どうしたいのか聞かれた・・・正直昨日の今日そんな事考えてなかった、でも思った・・・治ったら彼の思うようにしたらいい・・・先の事はどんどん回復する彼しか考えたくない、こんな事を言った様な気がする。
こんな形で会うことになってしまって・・・こんなに激しい状況を作らないと答えが出せない事だったのか?今までがこんな関係で平凡に暮らしてきた事の方が奇跡だったのか・・・私があちらの立場だったらどんな思いなのか?ごめんなさい、涙が出てもわからない
PM5:00 マックと談話室で時間を潰しICUへ変わりなく麻酔で眠ってる・・・蝋人形みたいなダー暖かい場所を探して触る・・・胸元が暖かだった。
12月20日(火)
PM5:30 昨日の約束の通り5時以降で来院・・・しかし約束はあちらにとってあって無いようなものだったみたいで・・・
PM6:00 ICUへ 今日から麻酔を切ったとの事、でも目は開かない・・・肝臓が弱っているため薬を分解?するのがゆっくりとの事・・・待つよ。看護士さんより!タンを吸引した時に目が開いたり足が動いたりするとの話し!!なんて心強い!爪が伸びてヒゲも伸びて・・・目が覚めたら綺麗にしよう。
今日から始まるブログはヒマリン・・・しばらく登場しません。
今日からのブログはあの日何が起こったのか?その後どんな過程で日々が過ぎて行ったのかきちんと見返せるように書いていきたいと思っています、単純に言えば日記です。
12月18日(日)
この日朝食後「上野でも買い物に行こう」とダーから誘われアメ横を2~3時間ブラブラし結局あのテレビでよく見る1000円で詰め放題的に袋に放り込んでくれるお菓子を買って帰ってきた。
夕方まで本当にいつもと変わらないなんでもない日だった。
始まりは
PM6:00「胃が痛いから夕食は先に食べてて」とダー。
PM6:30突然苦しみだし「はるちゃん救急車呼んで!」
PM6:40大量吐血
PM6:45救急車到着
七つの病院から受け入れは出来ないと・・・
PM7:30やっと隣の県の赤十字病院で受け入れてくれるとの事高速を使って一時間
PM8:40処置が始まる(点滴、採血など)
PM9:20看護士さんダーが呼んでると部屋へ
(今後の事・・・連絡をしなければいけない所、明日持ってきて欲しいもの、お金の事)
この時点では顔色はとても悪かったが私の帰りの心配をしたり・・・もう大丈夫って思ってた。
PM9:30内視鏡検査へ
父の検査に付き合ったりしていたのでかかっても数十分で終わって出てくるとドアの外で待っ ていた。ところが・・・数分後ダーの声が「痛い痛い!やめてくれ!!」看護士さんドクターの言葉から180センチの大きな身体で暴れている様子がわかる・・・後から聞いたのだが極度の血圧低下で錯乱状態のなったとのことだったが・・・
PM9:55とにかく部屋が騒々しい何人ものドクターが走ってくる・・・人工的な声が聞こえた「蘇生・・・マッサージ・・・」(えっ・・・ダーじゃないよね・・・?まさかね)
PM10:00大量出血のため心肺停止家族を呼ぶようにとドクターから
「あなた籍は入ってないんだね、ちゃんとした家族居るなら呼んで下さい」
何が何だかまったくわからない・・・さっきまで話してたのに・・・笑ってたのに・・・ちゃんとした家族って・・・?二年も一緒に暮らしてる私は他人なんだ、わからないわからないけど彼の家族にはスグにとにかくスグに知らせないと・・・手が指が震えて携帯がうまく使えない・・・怖くて状況が理解できなくて、とにかく彼の携帯の履歴から娘さんの名前を見つけ連絡をつける。
PM11:00足音がする度心臓が早くなる・・・お願い帰って来てと戻ってきてと・・・
PM11:10ドクターから蘇生したとの報告!!涙が止まらなかった。
PM11:30籍の入っている人と末の娘さんが到着、「ご迷惑かけてごめんなさいね、お世話になって」これが第一声・・・「いえ・・・」これが私の第一声・・・それから矢継ぎ早に質問されどこに住んでる?いつから一緒にいるのか?仕事してるのか?結婚はしたことあるのか?夏位からあまり離婚の話をしなくなったがなぜかわかるか?何故今そんな事しりたいのか?その時の私はまったく無意味な言葉だった、そして彼女が言った「私は無宗教だし何か信仰しているわけじゃないけど・・・生まれ変わりってあるんじゃないかって思う」・・・始めは意味がわからなかった・・・すぐに彼の長女が妊娠7ヶ月になっていたことを思い出した・・・もう少しで髪を掴んで引きずり回すところだった。
AM5:00ICUへやっと会えた・・・血で汚れた耳、鼻、口、ありがとう生きててくれて・・・。
どれ程の後遺症があるのかまだわからない、麻酔を止めてみないと目覚めるかすらわからないとの話。
この日から着地の見えない戦い・・・
今朝のリンたん(襲う)
行って来ましたー♪
さて・・・来ました七五三的な・・・
馬子にも衣装的な・・・( ´艸`)
飽きてきた付き添いの私(´・ω・`)
おっとー!!
出来たかーヾ(@°▽°@)ノ
髪飾り私が選んだー
次はお着替え(^_^)vとっても時間ががかってる( ̄∀ ̄)
暇だ~(゜∇゜)
かーらーのー
待つこと一時間弱ーо(ж>▽<)y ☆
おっとー!!!
出来上がったらしいー
じゃーん!!γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
成人式の前撮りーだよ
ィェィ
早生まれのすみん三月まで十代だが(*´σー`)
もう・・・オトナなのね・・・(´・ω・`)
本番は五時半からの着付け・・・ダメかもしんない(TωT)
ィェィ