イタリア語・語源:離れたらバーンと世界が広がるやもしれぬ2018/02/12 17:40

ワタクシ カイシャ ヤメタ(´∀`ヽ)

わぉ((⊂(○´∀`○)⊃))
約9ヶ月ぶりの更新が、退職報告だなんて。わはは。

元会社が解散して、その元同僚と共に創業して5年目。
2人から3人、5人、9人と人が増えて賑やかに。
元同僚は良くも悪くも代表者らしくなった。
当初はどんなに同じような理想があっても、"代表者"と"従業員"になった時点で、どんどん考え方の主軸が変わってくる。
仕方がなし。

ゆえに・・・
「社会に対してこうありたい」と叶えるべく
ばーん!!((⊂(○´∀`○)⊃))
上半身前のめりに飛び出してみた。わふー。
失敗したら、どこかの企業さんにまた修行させてもらおう。うはは。

さて、本日のイタリア語は、「退職する」という表現です。

小学館の伊和中辞典の例文を見てみると、
    " lasciare il lavoro "

* lasciare【他動詞】 残す、置いていく、去る、
                (仕事を)辞める、(人と)別れる
* lavoro【名詞・男性】 仕事

そのまんま"仕事を辞める"ですね。

さらに、例文を見てみると、再帰動詞でも表現があります。
" si è lasciato il lavoro per ragioni personali "

* lasciarsi【再帰動詞】 (相互的に)別れる、離婚する
* ragione(=複数形ragioni)【名詞・女性】 理由、動機、原因
* personale(=personali)【形容詞】 個人的な、個人の

"個人的な理由(一身上の都合)で退職した"

私に当てはめてみると、
Io ho lasciato il lavoro per ragioni personali.
Mi sono lasciata(lasciato) il lavoro per ragioni personali.

どちらも一身上の都合で退職したってことだけど、他動詞と再帰動詞では聞え方(イメージ)には、どのくらい違いがあるのかしら(((´□`*)))
再帰動詞の訳にある「(相互的に)別れる」の”相互的に”を考えると、「双方の同意を得て、辞めたんだよー(´□`*)」で、他動詞の場合だと、ただ単に辞めた事実だけか、一方的に「仕事はもう辞めだっ!o(*≧д≦)o」という感じなんだろうか・・・。ニュアンスが気になる。うーむ。

最後に、lasciareの語源はラテン語から。イタリア語でいうlargoやallentato派生、「広げる」や「ほどく」が原義とあります。

「去る・別れる」という言葉が、「広げる」から来ているというのは、今の心情的にとても興味深いです。
会社からは去るものの、また1つ所属していた業界から新しいタイプができるんだと思えば、ある意味、世界が広がると捉えられる。
世界が広がると思えば、離れるのも悪くない気がする(○´ー`○)
ぽじてぃぶ。


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