拝見してきました。

素晴らしかった！！

音楽も

照明も

台本も

舞台装置も

凄まじかったです！！

私がやりたかったことが、なんだか、ここに詰まっていたと思った。

私がお芝居を始めた時に、

やりたいなと思ったようなことが。

やれる役はなかったけど、でも、本当は、こういう作品をやれる人になりたかったし、やる人になりたかった。

夜中、この舞台を思い出して、泣くかもしれない。

行きたいところに行けなかった自分を思って、泣くような気がする。

それくらい、素晴らしくて

心にブチ刺さる舞台でした。

役者の方々の躍動や、生きてるかんじ

アンサンブルの方含めて、みなさん生きていた。

そして、アンサンブルさんの大変さ……

役付きだけじゃないって、改めて思わせてくれて。。。

あー、すごいや。すごいよ。

羨ましい的な言葉ばかり出てきますが、

これは本当に素晴らしかったから出ちゃう言葉なんですね。

殺陣の見え方も美しかったし、

舞台がクルクル回るのに、自分たちもクルクル回って…なんなん！！(褒めてます)

音楽もかっこいい。

終始シリアスなのに、

シリアスになり切らない。

空気の緩ませ方、引き締め方、すごい。

私は多感な時期に、

キャラメルボックスさんで育ちまして

上川さんはその頃まだギリギリ所属されていて。

その頃のキャラメルボックスさんは、時代劇も多くやられていて。

私は、そのお芝居がやりたくて、お芝居を始めたようなものなのです。

だから、上川さんが、

時代劇をやることに、えも言われぬ想いが湧くのです。

しかも、体だけでも役作りがものすごかった。

全てに真摯に取り組んでるのが解る。

それは上川さんだけでは勿論なく、板の上にいる誰もがそうだった。

そういう人だから、この舞台にキャスティングされるのだろうけど、でも、そうはいっても、なかなかすごいことですね。

劇中、

「また逢おう！」

上川さんが叫んだ。

その時、私の心に見え隠れしていた昔の自分が、パッと顔を出した。

私は、この舞台を観終わった後、

観劇中に出会えた昔の自分に「また逢おう」と伝えなきゃ行けないような気がする。

素晴らしい舞台をありがとうございました。