やがて空が明るくなってきたので、みんなで外へ散歩に。
『割烹旅館孫八』は山の斜面一帯が全部お宿の敷地で、建物が一番上に建っているため、関係ないクルマの通り抜けや人の通りもなくてとても静か。
なので、エピとチェルはそれぞれトリクマが抱え、シュシュはいっしょに歩いていきました。
そして、目的はもちろんドッグラン。
ところが、3チワワを下ろしてすぐ、後足が汚れたようで動かなくなったチェル。アチャモが抱っこしてランをでて、洗うためにお宿の建物へと歩いていきました。
その姿を見たエピとシュシュ。
ランのフェンス越しに追いかけ、まるで置き去りにされたかのような悲壮感たっぷりの後ろ姿。声がけしても、2チワワとも離れていくチェルとアチャモに目が釘付け。
その後方にいたチロクマとしては、かなり複雑な気分でした。