漢方入門講座・応用編
~日々をより健やかに美しく生きる知恵を身に着けてみませんか~

漢方には体全体の状態のバランスを総合的に見直すといった特徴があり、体質や生活習慣などから見直し整えていきます。
そんな漢方を様々な角度から学ぶ漢方入門講座。

12月の講座のテーマは「健康の基本は脾胃(胃腸)~漢方での「脾」の役目を知ろう~」です。

【東京お茶の水校】
12月17日(土)
10時30分~12時00分

【ZOOMオンライン校】
12月16日(金)
10時30分~12時00分
14時00分~15時30分
(※同一内容です。どちらかの時間を選んでください)

五行説は古代中国の思想の一つで、物質は5つの元素からなると考えます。
5つの元素は「木・火・土・金・水」に分類されており、全ての物を五つにグループ分けします。
例えば、方角を五つに分類すると「東・南・中央・西・北」と分類します。
ここで「中央」とは最も基本的な重要な位置と捉えており、五臓では「脾」が該当します。
五臓には「肝・心・脾・肺・腎」が存在していますが、それぞれどの臓も他では補うことのできない重要な働きを担っています。
それでも「脾」が中央の座を得ているのはなぜでしょうか。

私たちが生きていくためには、新しい細胞をつくり、エネルギーを生むために代謝していかなければなりません。
その働きを担うのが気血水です。
脾は食べたものを水穀の精微にして気血水を作る臓です。
もっとも重要な位置の中央に「心」や「肝」でなく「脾」が選ばれたのは、身体や健康の基本が「脾」であると説いてるのです。
今回の講座では脾の働きや養生法に着目しました。
脾だけでなく脾のトラブルで他の臓にどんな影響が及ぶのか知ると、今の体質を作っている原因が見えてくるかもしれません。
冬に代謝が落ちやすい方やお腹が弱い方にはお薦めのお話になります。

実習は「五香粉(ウーシャンフェン)」です。
肉や魚料理、スープ、炒飯、ケーキなどに少量加えると本格的な味ができる万能調味料です。
ブレンドするスパイスは、身体を温め脾の働きを助けます。
五香とは五種の香りでなく「多い、複雑」などの意味があるそうです。
数種類のスパイスを使ってオリジナルブレンドを作りましょう。

初めての方も大歓迎です!
ぜひご参加ください♪

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