3年以上前から道東の一部で、ヒグマが多数の放牧牛を襲い死傷させている。
襲ったヒグマはDNAから特定できた。しかしながら、大きな被害にもかかわらず、熊は捕まっていない。
林野に潜伏した熊の捜索は困難ではある。
目視では接近しすぎると熊からの不意打ちが怖い。
では、どうするか。
夜間にGPSを搭載した赤外線映像を送信できるドローンを使う。
暗闇だからこそ、熊の体温が赤外線でくっきりと炙り出される。
山中深く発見しても直ちにハンターが対処出来ないとしても、居場所を絞り込むだけでも熊の移動ルート推定に役立つ。
さて、前回の当ブログで提唱したヒグマの夜間駆除については、様々な方法が考えられる。
その一つに現在は法的に難しく官民ともに不可能だが、ドローン搭載の銃器からの射殺がある。
すでに現在戦時中の某国軍が兵器として運用している。
夜間に赤外線ドローンで発見した熊を直ちに処理できる方法ではあるが、自治体からの依頼とはいえ、実施主体は軍隊とならざるを得ず実現のハードルが高いことが残念ではある。
なお、穴持たずにならない限り、熊は来月には冬眠する。
それまでに、当該熊は見つかるだろうか、注目されるところだ。
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