おうちBAR開店

おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

マイル消化の北海道旅〜2024晩秋3日目後半(洞爺湖)

2025年02月21日 | 旅(国内)
噴火湾沿いを走りながら一路洞爺湖へ。
11月の北海道は14時を過ぎると影が長くなり
1日が終わってしまう気配が色濃くなります。
確かこの時期は16:15ごろが日没時間。
真っ暗になる前に洞爺湖の全貌を拝みたい!と
干し貝柱以外は目もくれず
ザ・ウィンザーホテル洞爺を目指しました。


間に合った…

ホテルがある山頂に向かう道中でGoogleマップが
「絶対こっちじゃない!」という
農道みたいな道を案内します。
今まで草ボーボーの獣道をバックで引き返すなど
痛い目に遭っているため無視したら
とんでもない大回りの道となりました。
しかし無事日没前に到着!
群青に染まりつつある空と茜色のグラデーションが美しい。



ワインを飲みながら旅情を満喫

ちなみにザ・ウィンザーホテル洞爺は
2008年のG8洞爺湖サミットの舞台となったことで
世間に広く知られるようになりました。
ホテル自体は1993年に開業しており
バブル崩壊を経てオーナーが何度か変わっております。
バブル崩壊直前に着工した物件とあって
造りは驚くほど豪華でスケールもデカい!
が故に客室から大浴場がある棟まで結構歩くことになり
お風呂に入って部屋に戻るまでに湯冷めする(笑)
ホテル内はバスローブでの移動が許されておりますが
バスローブじゃ足元がスースーして寒いので
ホテルの雰囲気にはそぐわないかもしれないけれど
踝まである丹前が欲しいところです。
何度もお風呂に入るつもり満々でしたが
面倒くさくなって2回しか入れませんでした。



チャイニーズ・キュイジーヌ ラ・ヴート

ホテルにはフレンチやイタリアン、和食など
レストランが7カ所あります。
主人がフレンチは苦手だと思って中華にしたら
当日「フレンチが良かった」と言われズッコケました。

気を取り直して…


前菜
ボタンエビの紹興酒ソース、北海道つぶ貝のにんにく醤油和え
真狩村産ハーブ豚芝麻醤漬け焼き叉焼
鶏もも肉の怪味汁、北海道鮮魚の香草ソース


フカヒレ、クコ、白菜などの上湯スープ


自家製三角春巻きと海老ニラ餃子


北海道産帆立貝と鮮魚の蒸し


オホーツク斜里産サチク麦王豚バラ肉の香り醤油煮込み


花咲蟹とレタスのチャーハン


デザート

私たち以外にお客は1組だけだったような…
シーズンオフで他にもレストランはあるとはいえ
かなり閑散としておりました。
インバウンド客がたくさんいるのかな?と思うも
すれ違うお客は日本人ばかり。
インバウンドを受け入れてないのでしょうか?
お料理は…えーっと…普通めでしたw

食事中は紹興酒をいただいていたため
お部屋に帰ってワインを飲みながらのんびり。
たまにはこういう時間も必要ですね。


つづく…(あとちょっと)




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マイル消化の北海道旅〜2024晩秋3日目前半(函館)

2025年02月13日 | 旅(国内)
1時間にも満たない食事時間で寿司屋をあとにし
ホテルの自室で飲み直してバタリと床につき、気づけば朝。
函館山を望む露天風呂で目を覚まし
向かった先は函館の朝市です。
前回訪れた様子と随分違うようですが気のせい?
インバウンドの旅行客がごった返し
干し貝柱をはじめとする土産物を購入しまくっていました。
干し貝柱の値札に目をやると驚きの高値!!
噴火湾の干し貝柱を買う気満々でやってまいりましたが
買う気がシュンと萎みました。
「ここで買ってはなるまい。産地へ行くべし」
と心に決め、財布の紐をギュッと締めた次第です。


とはいえ、せっかく市場まで来たし
お腹すいたから朝ごはん食べたいなー、と物色し
歴史がありそうな食堂へ入店。
店先に魚の焼き場があり創業は昭和31年とあります。
しかし、入店するときに焼き場を横目に見たら
男の人がグリルの前でボーッと座っているではないですか。
やな予感はしましたが…予感的中。

主人がホッケ定食を頼んだら秒で出てきました涙
私はイクラホタテ丼を頼んだら



ホタテスライスを重ねたら貝柱2個分くらいですかね

ご飯部分が見えないように
少ない量の具材で丁寧に敷き詰めた努力はみてとれます。

レンチンほっけ定食とイクラホタテ丼で締めて5,000円
虚無感に襲われましたが人生何事も経験と気を取り直しました。



五稜郭

前回訪れたときは五稜郭タワーのエレベーターが
信じられないほど混んでいたので断念。
今回もそこそこ盛況でしたが行列はなかったので
初めて五稜郭の俯瞰にありつけました。

教科書で雑に扱われた幕末の歴史に拒否反応を起こし
大学受験を前に日本史に別れを告げた私め。
社会人になってから壬生義士伝を読んだのをきっかけに
幕末の歴史に少しずつ触れるようになり
近代日本を語る上で理解が必要な史実と認識しました。
そう遠くない過去に日本人同士が血と血で争う抗争を繰り返し
今の日本があります。
そうした歴史を詳らかにする展示が展望台にあり
一つひとつのパネルを確認しつつ
城塞を見下ろすと感慨深いものがありました。


で、お腹が空いたので昼ごはん。


ラッキーピエロのラッキーエッグバーガー

函館市民のソウルフード。
以前から気になっていましたが初食。
函館市内に多店舗展開しておりますが
店構えが個性的すぎて今まで避けておりましたw
ところがどっこい、美味しいじゃないですか!
パティがジューシーでバンズもふっくら。
フレッシュミートで作ったパティを
注文を聞いてから焼き上げるというこだわりぶり。
函館の人々に愛され続ける理由がわかりました。

購入後の着席方法が独特で(どでかい丼に席札を入れて着席)
オロオロしていたら地元の方が教えてくれました。
多分よく目にする風景なんでしょうね笑



カレーは普通でした



トラピスチヌ修道院

こちらによってクッキーとチョコレートを購入し
いざ洞爺湖へ!と車を東へ走らせると
「函館を離れる前にもう一度ラッキピエロのハンバーガーが食べたい」
と珍しく主人が揺るぎない要望を訴えてきました。
函館市内東端の店でチーズバーガーを一個購入。
助手席でニコニコしながら食べておりました笑


噴火湾沿岸で水産加工卸を見つけて
帆立の干し貝柱を産直価格で買い
函館朝市との価格差にホクホクしながらいざ洞爺湖へ。


つづく…(頑張る)
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マイル消化の北海道旅〜2024晩秋2日目(札幌→函館)

2025年02月10日 | 旅(国内)
札幌2日目。
前日の夜は控えめジンギスカンだったため
朝からお腹がぐーぐー鳴って燃料切れモード。
昼に味噌ラーメンを食べると決めておりましたが
昼まで全くもたない空腹状態です。
市場の海鮮丼は観光色が強くて高くて混むので即却下。
美味しいパンが食べたいと思いサクサク検索。
そこで浮上したのがこちらのお店でございました。


ブーランジェリー・コロン

元シニフィアン・シニフィエの志賀シェフ監修のお店です。
狸小路にあるホテルから地下鉄を使って向かいましたが
地下道と地下鉄のアップダウンが激しく
直で歩いていった方がよかったと後悔しました。
それにしても11月半ばの札幌の朝は寒い!
愛知では半袖でフラフラしていたのに
札幌ではセーターとダウンを着込んでも寒かったです。



クロックムッシュとおこっぺの飲むヨーグルト

バゲットや発酵バターも買って図書館のロビーでもぐもぐ。
初めは大通公園で食べようと考えたりもしましたが寒すぎて無理。
飲食禁止じゃない陽当たりの良いスペースを拝借しました。

一旦ホテルへ戻って少し仕事をし
ようやくお昼時が訪れたのでいざ昼食スポットへ。


喜来人

5年ほど前に訪れて以来の再訪です。
以前は別の場所でしたが現在は狸小路に移転営業。
偶然にもホテルの目の前だったので開店と同時に着席できました。
場所が変わったはずなのに店内の雰囲気は全く変わっていません。
元気で明るいお母さんの接客も以前のまんま。


味噌ラーメン

ネギもりもり。
いわゆる札幌味噌ラーメンよりもあっさりとした味わいです。
主人曰く「なんか好き」だそうです。
私も「まあまあ好き」かもw


予定通りラーメンミッションをクリアしましたので
西へ300km走って目的地へ。



函館到着!

函館は8年ぶり?前回は仕事で訪れました。
函館山の夜景鑑賞はインバウンド客が多そうなので割愛。



函館カール・レイモン

こちらを訪れるのはなんと…30年ぶり。
前回は真冬の北海道一人旅で訪れました。
大きなリュックを背負って雪道を歩いていたら
横断歩道ですっ転んで亀のように起きれなくなったあの日が懐かしい。
その場に居合わせた親切なご婦人に手を貸していただき
何とか起き上がることができました。
その節はありがとうございました。
それ以来の訪問です。
ハムやソーセージを買って大満足。

夜は「梅乃寿司」さんを訪問。
写真撮影はNGなので写真はございません。
おまかせを一通りいただきました。
私たちが食べるのが早いのか
出してくださるテンポが早いのか
とにかくあっという間に終わってしまいました(滞在時間1時間切っていたかも…)
軍艦ではないイクラと本鮪が特に美味しゅうございました。
親子3人でキビキビ握る様子も見ていて気持ちよかったです。


2日目はこれにて終了!

つづく…(多分)
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マイル消化の北海道旅〜2024晩秋1日目(札幌)

2025年02月09日 | 旅(国内)
昨年の11月、久々に北海道へ行ってきました。
かつては飛行機を使う出張がまあまあな頻度であったため
航空会社のカードを作ってフライトマイルを貯めつつ
ショッピングマイルもコツコツ貯めていたんですが
最近はオンラインが主流で遠方取材がめっきり減りました。
中途半端に貯まっているマイルを消化して
カードを解約してしまおうと
昨年の夏頃から北海道行きを計画しはじめたものの
10月まではオンシーズンで保有しているマイルでは全然足りない…
11月の半ばに漸く保有マイルに見合った便が見つかりました。
紅葉は終わり、中途半端に寒いけど雪もないから完全にオフシーズン。
ウニもシャケもとっくに終わってしまっていますが
オフシーズンならではの楽しみ方もあるだろうと
マイルをほとんど使って行ってきました!
こうでもしないとまとまった休みも取れないですしね。



JAL札幌行きの最終便で

中途半端に空港で時間ができたので
「フライト・オブ・ドリームズ」でビールを飲んで
ダラダラする時間もまた贅沢。
写真は撮っておりません。
フライト・オブ・ドリームズの詳細はこちらをご覧ください


札幌に到着してレンタカーを使い
一路札幌へ。
1日目の夜はジンギスカンと決めていたのですが
閉店時間が微妙に心配な店をセレクトしておりました。
しかも予約ができない店でぶっつけ本番。

そのお店は羊飼いの店「いただきます。」さんです。

前に3名様の待ち客が1組ありましたが
食事を終えた1組が帰られたものの
席が足らず座れなかったたよう。
「2名ならすぐ座れるみたいですよ」
と親切にも譲っていただきました。
ありがたいことです。

こちらは牧場直営のジンギスカンの店で
自社で育てたサフォーク種の生ラムがいただけます。
時間が遅くて売り切れている部位もありましたが
ヒレとマエバラとコリコリとした部位(名前失念)にありつけました!


写真はマエバラ

マエバラも美味しかったですがヒレが泣けるほど美味!
塩をパラパラっとかけるだけでラム本来の味わいが引き立ち
臭みも脂っこさも全くないのに旨みの余韻あり。
今までいただいたラムの中で最も美味しいラムでした。



羊飼いのクッパ

のっけから〆メニューを頼む主人。
ご飯がスープを吸ってふやけてくるのを見かねて
食べるサポートをしていたら
不覚ながらお腹がいっぱいになりました。
もう、頼むタイミング!!!


食事している間にラストオーダーの時間が訪れ
この日はこれにて終了です。
翌日はブ〜ンと西の方へ旅をします。


つづく…(のか?)
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workとplayのいい関係。

2025年02月05日 | つぶやき
お久しぶりでございます!
なんと1年半以上放置しておりました。

コロナをきっかけに手を離れた仕事もありますが
コロナがきっかけでお寄せいただくようになった仕事も多々。
オンライン取材や打ち合わせが定着したことで
時空を超えてグローバルにコミュニケーションが取れるようになり
今では沖縄や北海道の方とも瞬時につながり
即本題に入ってお仕事を進めている次第です。
加えて東海北陸滋賀あたりまで現地取材のお仕事もいただき
葬儀の仕事も細々と続けているため
マジで休みがありません!!!
こんな○十代を生きるとは夢にも思っていませんでした…
決してNOと言わない、かつ
いただいた仕事は自分から終わらせない信念健在です(笑)


とはいえ、こんなに忙しい日々が一生続くわけもなく
そろそろ人生後半のライフワークを探さなければと思う今日この頃。

◎おにぎり屋をやろうか
→採算合わず即倒産の結末が見える

◎小料理屋をやろうか
→飲んで計算できなくて採算合わず即倒産の結末が見える

◎米づくりをしてみようか
→生優しいことではないし、親族に一切農家がおらず生まれてこの方苗も稲も触ったことがない

仕事の合間にあれこれ考えては却下し
これだ!というアイデアがありません。

ただ一つ、workでなくplayでいいから
小説は書いてみたいと思っています。
最近早見和真さんの「小説王」を読み
こちらも生優しいことではないと認識しましたが
アレを書いてみたい、コレを書いてみたいという
モデルや着想は次々と浮かびます。


一番書いてみたいのは「父」のことですかね。
ブログには書きませんでしたが
一昨年の9月に父が他界しました。
破茶滅茶な人生を送り
他人様に迷惑をかけまくって
苦しむことなく電池が切れるように亡くなった父。
父の一人称で書くのか客観的に書くのか
考えるだけでニヤニヤしてしまいます。
憎んでいた時期もありましたが
あまりにも父親らしくなさすぎて
絶好のモチーフに思えてきました(笑)
そんな風に思えるようになったのも
父の老いを受け止めながら
見送ることができたからかもしれません。


それから大学時代に住んでいた
女子専門ワンルームマンションの住人たちについても書きたい!
個性的なメンバーばかりで話題に事欠きません。
ギャル曽根よりも食べる激細の友人はマストキャラクター!


舞台が昭和や平成でいいのか
コミュニケーションツールが今と違いすぎて
書いたところでニュアンスが伝わるのか
など思うところはありますが
workでなくplayだからいいのです。

そのうちどこかで書き始めますね!


久々の投稿ながら
相変わらず取り止めもなくすみません。
また気が向いたら戻ってきまーす!
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