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 前回の続きです。

 

 安田支援員が出社しなくなってからは平穏な状態を取り戻していた私は多少の気分の波はあるものの安定して勉強を進めることができるようになっていた。

 

 以前の原稿で述べた通り私は翌年1月から2月にかけて相談援助実習が行われるという日程が夏には決まっていてこれは大阪府のT市で行われることになっていた。

 

 私が居住するK市からは片道約2時間はかかるので毎日通っていては体力が持たない。そこで実習そのものは23日だが約1ヶ月ホテル滞在することにして予約もこの段階で取れていた。当時GoToトラベル対象の予約で約半額で宿泊できる見通しというのも有難かった。宿泊はスクーリングの時宿泊した京都市内のホテルを予約した。

 

 実習では毎日実習日誌を書いて提出しなければいけないため、他の課題に手をつける余裕はない。最終4学期のレポートの締切は実習明け3月の末までだったが、コロナの問題があるほか何が起こるか分からないので実習が始まる前に片付けて出しておきたいと当初から思っていた。つまり本来の締切より3ヶ月前倒ししなければいけないことになるが、私の場合は精神保健福祉士養成課程で既に履修した科目(共通科目)は免除になるので最終4学期は6課題提出となる。十分可能と読んでいた。

 

 上記のような背景で可能な限り課題の提出を前倒しして設定していたが、学期ごとに予定より早くレポートが仕上がったら次の期のレポートに着手することでさらに目標を前倒しして出せるよう自身を鼓舞して頑張っていた。

 

 安田支援員が来なくなった頃には上記6課題中の4課題の下書きを終えていて、残りの2課題を完成させて下書きし、6課題まとめて清書して提出しなければならない。この学校ではワープロ書きでの提出が認められていないため、学校指定のレポート用紙に下書きのデータを推敲しながら書き写すという面倒な作業が必要になる。

 

 残りの2課題もテキストと参考文献の読み込みを進めていた。読み込むだけで終わればいいが課題に沿ったレポートを仕上げなければならない。この作業もやればやるほど慣れてくるもので1課題平均して2週間もあればできるようになっていた。

 

 

 話は次回に続きます。