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前回の続きです。

 

12月になった。レポート課題の提出がすべて終わった私は最後の関門である現場実習の準備を進めなければいけなかった。

 

社会福祉士の実習は正式には「相談援助実習」と言って23日間通しで行われる。休みの日なども計算に入れると約1か月実習先にいることになる。欠席や遅刻に関しては厳しくて1日でも休んだり遅刻したりすると単位が認められない(例外あり)。

 

実習に当たって最も重要なことは体調のコントロールである。私の場合1月中旬開始だったので特に気を付けなければいけなかった。

 

実習先はというと大阪府のT市にある重度の知的障害者を主に受け入れている生活介護の事業所に夏の段階で決まっていた。私の住むK市からは片道約2時間かかり、自宅からの出勤は難しい。そこでT市に近い京都市のホテルを1か月ほど連泊で確保することにした。これだけで約18万円の費用がかかる。GoToトラベル適用を見越して約半額になると読んでいたが、感染状況の急速な悪化に伴い適用されないことに決まってしまった。

 

実習のオリエンテーションを受けるにあたって「実習計画書」を実習先に提出することになっていた。これは夏のスクーリングで実習指導の授業を受けたときにある程度作成していたので、それをほとんどそのまま提出することとしていた。

 

ここで実習を受けるにあたって私自身の障害について触れておくかどうか迷うところだったが、ここは実習計画書にも発達障害と精神障害があることについて言及しておくことに決めていた。ここは実習先にも障害をオープンにしておき、理解だけはしておいて欲しいと思っていた。

 

実習を行うにあたって特段の配慮までは求めるつもりはなかった。でも詳細について聞かれたら発達障害は自閉スペクトラム症、精神障害は統合失調症と双極性障害(Ⅰ型)であることは隠さず話すつもりだった。あとは精神保健福祉士を持っていることも少しだけ書いた。

 

この実習事前オリエンテーションは実習開始1か月前くらいには受けてくださいと言うことになっていて、日程の調整は実習生が実習先と直接することになっていたので、12月の10日頃に私は実習先の実習指導者に電話をかけることにした。

 

話は次回に続きます。